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オランダ人の国民性から生活事情まで!オランダ留学でおさえておきたい情報まとめ
オランダ人の特徴・国民性からオランダの天候、交通、治安など、留学する上で気になる基本的な情報について、実体験を交えてご紹介します。
オランダ人の特徴
ヨーロッパ人から見ても、とにかく「正直者」
留学初期、これには随分悩まされました。好き嫌いはもちろんのこと、人に対しての印象、自分の物事に対する考え方、とにかく何でも正直に伝えるオランダ人。日本人のように愛想笑いをあまりしないので、最初はぶっきらぼうに感じますが、慣れるとこちらも気を遣わずに居られるので助かる、かも?
ケチって本当?
オランダ人はケチと言われていますが、実際のところは「倹約家」というのでしょうか。自分のものは自分で払うというのが基本的なスタンスのように思います。何歳上だろうと関係ありません。5年住んでいてオランダ人の先輩にご馳走になったのはジュース一缶です(笑)
ホームパーティも日本でのイメージとは違って、お鍋にドーンとパスタが湯がかれていて各自お皿に盛り付けてソースをかけて頂く、というパターンが多かったりします。また、THE実用主義!な国民性のため、無駄なことはしないという生活スタイルをよく目の当りにします。自宅のリフォームも業者を介さず、自分たちで機材、材料を揃えて壁を塗り変えたり、床を取り替えたりします。業者に頼むことで人件費込の料金を支払うなら、自分でやる。といった感じでしょうか。
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オランダ国内の様子
治安
オランダは麻薬も合法、お酒は(種類に寄りますが)16歳から許されているため、街に出ると独特なウィードの香りがしたり、若い子達が酔っ払っていたり、と日本の風景から考えると驚くこともあります。
各都市、またその都市の中でも治安はそれぞれ違いますが、アムステルダムやスキポール空港などでは観光客を狙ったスリが多発しています。お金を持っていると認識されているアジア人は対象になりやすいです。チャックが付いているカバンは前掛けにしましょう。地元のオランダ人たちもそうしています。
また、一人での夜間の外出はなるべく避けたいところです。特に女性の場合、体格差があまりにも大きいので気をつけましょう。最近は移民問題で在蘭外国人へのビザのチェックも厳しいので、留学して生活が始まっても、きちんと在留許可書(カード)やパスポートは常に持ち歩きましょう。警官にチェックされたとき、持っていないと罰金を払わされることもあります。
差別
オランダは移民を受け入れているので、街中でもたくさんの国籍の人を見かけます。電車に乗っていても色々な言語が聞こえてきます。中国語や韓国語で話し掛けられることは多々ありますし、理不尽な差別を受けることもあります。
悔しい思いや、悲しい気分になることもありますが、全てひっくるめて留学生活!客観的に日本を見ることもできるので、一喜一憂せずに胸を張って生活しましょう!オランダ人から、というよりは移民同士で言い合っていることもあります。気にしないのが一番ですね。
天候
オランダについての文句ナンバーワン、といっても過言ではないお天気問題。ずばり「予測不可能」です。家を出るときには雲一つない晴天でも、急に雨や雹(ひょう)が降ることが多々あります。日本のように一日中どしゃぶりといったことは少ないようですが、小さい傘、または撥水性の良いコートはマストアイテムです。ただオランダ人は雨が降ってもなかなか傘を差しません。ただの水でしょ?と言うのですが、そういう問題じゃないでしょう?とツッコミたくなります。
交通
自転車普及率世界トップを誇るオランダ。自転車専用のレーンや信号があるなど、整備が整っています。「ovchipkaart」という日本でいうところのパスモのようなカードで、年間10ユーロのデポジットで1回3ユーロで各駅に配置されているレンタルバイク(ov-fiets)を利用することもできます。自転車の盗難は後を絶たないので、使用する際にはちゃんと鍵をかけましょう!友人は自転車に付けていたカゴだけを取られてしまい、買いなおすことに。そんなこともあるので要注意です。
電車、トラムも遅い時間まで運行しています。ただ天候や事故で遅れることはもちろん、たまに早く着いて予定時刻より先に出発してしまう!なんてこともあるのでくれぐれもご注意ください。カードを持っていると公共の交通機関を利用するのがとっても簡単、便利です。時間で割引がきくシーズンチケット、それぞれの用途に合ったカードを見つけてください!
リンク
Traveling with the OV-chipkaart(ovchipkaartについて)
Using the OV-fiets(ovfietsについて)
Rules of the road for cyclists(自転車のルールについて)
9292(路線検索)
最後に
オランダの生活事情をまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。システムが毎年と言っていいほど変わるので参考程度にご覧ください。少しでも留学生の皆様のお役にたちますように!