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Fe Landgraf

どうやって部屋を探す?ドイツで部屋を借りるときに知っておきたい基礎知識

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ドイツでは日本と同様に賃貸物件に住む人が非常に多いのですが、日本とは異なるルールが幾つかあるのをご存知ですか?例えば、日本では一般的には不動産仲介業者を通じて物件を探しますが、ドイツでは大家さんと直接交渉を行うのが一般的です。ここでは、そのようなドイツで部屋を借りる際に知っておきたい基本的なことをご紹介します。

ドイツでの物件の種類

ドイツでは以下3種類の物件のタイプがあります。

1.Haus

Hausとは、戸建てのことです。

2.Wohnung

Wohnungとは、1LDKや2LDKなどのようなアパート(マンション)タイプの物件です。

3.Wohngemeinschaft(WG)

Wohngemeinschaft(通称:WG)とは、ルームシェア用の部屋(シェアハウス)で、個人の個室以外の共用部分(トイレ・キッチン・洗濯機など)は共同で使用するタイプの物件です。

新入社員や学生など若い方は、多少収入が多くても、住居にそこまでお金をかけたがらないので3番目のシェアハウス(WG)を借りる人が多いようです。また、ある程度収入が上がり、結婚や同棲を考えていれば、2番目のアパートタイプの物件(Wohnung)に引っ越すパターンが多いです。

ドイツ人はマイホームを持ちたがらない?

意外なことに、ドイツでは多くの人がマイホームを持ちたがりません。多くの人々が戸建てどころかマンションやアパートすら購入したがりません。年配なドイツ人でさえ、物件を借りて住むパターンが多いのです。

理由としては、多くの人々はローンの返済ができる自信がないからと言われています。したがって、賃貸市場はドイツで大きなマーケットになっています。

ドイツで物件を借りるときの流れ

日本では賃貸をする際、不動産仲介業者を通じて物件を探すのが主流ですが、ドイツでは自分自身で物件を探すパターンが多いです。というのも、多くの人が不動産仲介業者を信用していないように見えます。

それでは、どのようにして物件を探すのでしょうか。

まず、ドイツでは WG-Gesucht という大手サイトがあり、ここでほぼ全国の物件を見ることができます。また、物件探し用のFacebookグループも多数あります。学生の場合、大学の食堂の壁に貼られている広告などから情報を探すこともあります。

気に入った物件が見つかったら、大家さんと面談をし、家賃や敷金などの相談及び下見を行います。その後大家さんから入居できるかどうかの連絡が来る流れとなります。

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大家さんは慎重に選ぶべき

ドイツの物件の所有者は大きく分けて個人所有と不動産管理会社の2パターンがあります。筆者の経験上、個人所有の物件を借りるほうが安全です。理由としては、不動産管理会社を通じて部屋を借りた人が突然家賃を上げられたり、入居後も多額な費用を追加で徴収されるトラブルなどを良く聞くからです。

しかも、そのような違法寸前なことを行う悪徳管理会社の多くは会社の規模が大きく、訴訟などに強い対策係を持っているようです。しかし、個人の物件であれば、そのようなことはほぼありません。

以前筆者が不動産管理会社が所有する物件を借りた際、最初は手頃な価格だと思って合意したものの、入居して間もなく、家賃が上がったという通知が来ました。その後、ごみ処分費などいろいろな名目で、日本円にして約50,000円ほどの別途料金を徴収されました。

さすがに参ってしまい、すぐに退居と次の入居者を探す旨を伝えました。その際、管理会社に「入居希望者募集の広告に家賃は上がる前の価額にしなさい」と言われ、まんまと騙されてしまったのです。

最後に

以上、ここではドイツの賃貸物件事情に関して、部屋のタイプや部屋の探し方、退去の際は自分で次の入居者を探すことなど、基本的なことをご紹介しました。

入居後2週間以内に住民登録を!ドイツで部屋を借りるときに知っておきたい3つの注意点 の記事では、そんなドイツでの部屋探しでの注意点についてご紹介していますので合わせてチェックしてみてください。

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