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バンコクでコンドミニアムを借りる際に気をつけたい15の注意点
タイのコンドミニアムは日本のマンスリーマンションのように家具付きの部屋のため、スーツケースひとつで引っ越しが完了してしまいます。ただし部屋もピンキリでいろいろありますので、どういった部分に気を付けて家を探すのがいいかまとめました。
タイのコンドミニアムとは?
タイのコンドミニアムとは日本でいうマンスリーマンションにあたります。コンドミニアムは家具付きの部屋のためスーツケースひとつで引っ越しが完了してしまいます。また設備も充実しており、プールやフィットネスが無料で利用できる場所もあります。
バンコクでコンドミニアムを探す方法
バンコクでコンドミニアムを探す方法は、自力で探すか、日系のエージェントを利用するかになります。
自力で探す方法については「 バンコクで格安アパートを自力で探す方法&お勧めサイト3選 」にて詳しくご紹介しておりますので、参考にされてみてください。
日系のエージェントを利用する場合は、 レオパレス 、 スターツ 、 すずき不動産 、 西村不動産 などの日系の不動産会社が多くありますので、言葉などが心配な方は、そのようなエージェントを利用すると良いでしょう。
続いて、部屋を探すときの注意すべきポイントについてお伝えします。
立地条件について
1.最寄り駅までの移動方法
駅前、もしくはソイ奥(いわゆる道の奥の方)の2パターンがありますが、駅が近ければ移動は徒歩移動が可能です。遠い場合はコンドミニアムによっては最寄駅までのトゥクトゥク送迎サービスがあるコンドミニアムもあります。
タクシーやバイクタクシー、シーローも日本より比較的安く利用できるので自分にあったロケーションを探しましょう。
2.雨期の洪水で近所が冠水しないか
日本人が特に多く住む地域のスクンビット地区ですが、ここは水路を埋め立ててつくられた場所も多いため冠水しやすいエリアのため、雨期になると毎年恒例の洪水となります。部屋に水が入ることはないですが、通勤・通学の際には汚い水を避けたいところです。
3.日当たりが良い物件は暑すぎるので注意
日本では日当たりの良い部屋が人気がですが、常夏のタイは「日当たりが良い=暑い」ということであまり人気がありません。本当に暑いです。
4.スーパーマーケットは近くにあるか
正直バンコクでは単身者であれば食事は作るより買う方が安いです。ただし必要なものを買う場合、スーパーが遠いと若干不便かと思います。水も水道水は飲めないのでほぼ買うことになります。物件によっては同じ敷地内にスーパーマーケットやコンビニが入っているところもあります。
5.日本語が通じる病院が近くにあるか
持病がある方は一番気にされるポイントかと思います。また、だいたい海外に来てからちょうど慣れてきた3か月目くらいで具合が悪くなる人が結構多いです。また、徒歩圏内に日本語の通じる病院があるかというのも大切なポイントです。
6.幼稚園や小学校などの送迎エリアかどうか
子供がいる家庭は一番気にするポイントの1つかと思います。ほとんどのバンコクの幼稚園、学校などはスクールバスがありますが、スクールバスはピックアップの場所が決まっているので、その地域からずれてしまうと親御さんの送り迎えが必要となります。
7.近所が騒音などで騒がしくないか
遅くまで営業している飲食店が近くにある場合、夜中まで騒音でうるさかったり、BTSの線路沿いだと意外と電車の音が気になる場合があります。余談ですが、以前筆者が住んでいた場所は、近所で開発が進み深夜から明け方にかけて建物の基礎工事のうるさい音が気になりました。
もし気になる物件があれば日中と夜で時間を変えて下見に行くのも良いでしょう。
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設備について
8.オートロックの有無やセキュリティ関係
特に女性の一人暮らしの場合はオートロックなども含め、しっかりと確認しましょう。バンコクのコンドミニアムは入口に警備員さんがいるところが多いです。
9.お風呂とトイレ
まず、タイの家庭はほぼバスタブのある家は少ないです。日本人駐在員たちが住むいわゆる「高級コンド」にはありますが、一般家庭および単身者用コンドミニアムはほとんどがシャワーオンリーです。バスタブがある部屋は家賃が高くなります。シャワーについては、水圧や、お湯がしっかり出るかどうかも合わせて確認しておきましょう。
また、日本のようにお風呂とトイレが別になっている家はほぼないです。シャワーブースにガラスのドアがある家や、カーテンだけで仕切られている家などさまざまです。筆者はシャワーをしてトイレまわりの床が濡れるのが嫌だったのでトイレとシャワーブースがセパレートになっている家を選びました。
10.キッチン周り
キッチン周りについては、シンクの大きさと深さ、食器などの収納スペース、調理スペースは確保されているかなどの確認をしましょう。
ちなみに、バンコクのコンドミニアムでは消防法により家の中で火器の使用に制限があります。なので、ほぼIHなどを利用しております。また煙がすごいと火災報知器がなってしまうなんてことも。作る習慣がないので仕方ないですね。
11.Wi-Fiの有無。日本のテレビが見れるかどうか
コンドミニアムによりWi-Fi無料のところと、1か月700バーツ程度の料金を支払いWi-Fiを使用する2パターンがあります。またケーブルTVなどで日本のテレビが見れるかどうかも確認が必要です。
12.間取りと室内のファシリティー
部屋の間取りについては主に以下のタイプが挙げられます。
- スタジオタイプ(仕切りがない、いわゆるワンルーム)
- 1ベッドルーム:寝室&リビング
- 2ベッドルーム:2部屋&リビング
- 3ベッドルーム:3部屋&リビング
筆者は寝る場所と食事をするスペースが同じなのが嫌だったので1ベッドルームの部屋を選びました。
また、本記事の冒頭でもお伝えした通り、バンコクのコンドミニアムには家具が備え付けになっておりますが、確認が必要です。基本的に、ソファ、ダイニングテーブル、ベッド、テレビ、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、電子レンジなどが備え付けとなっておりますが、内容によってはオーナーと交渉することもあります。
ちなみに、洗濯機については部屋にない場合、共同洗濯機になります。その場合、金曜日などは込み合っており洗濯機待ちなんてこともざらにあります。1回の利用で30〜40バーツ程度かかるので、部屋に洗濯機がある物件を選ばれた方が楽でしょう。
場所によっては週に2〜3回、アヤサン(家政婦的な方)がきてくれて身の回りの掃除洗濯をしてくれるところもあるので、内容と料金を確認しましょう。
13.コンドミニアムのファシリティー
日本人が住むようなコンドミニアムはプールとフィットネスが併設されていることが多いです。もちろん入居者は無料で利用できます。意外とタイにいると車や電車、バイクを使ってしまい歩かなくなってしまうので定期的に体を動かすには最適です。
支払いについて
14.家賃の支払い方法
家賃の支払い方法については2つのパターンがあります。ひとつはオーナーの銀行口座へ振り込むパターンで、もうひとつは、コンドミニアム1階の受付で支払いするパターンです。合わせて、いつまでにお金を払わなければいけないのかも確認しましょう。
15.水道光熱費の支払い方法
水道代はコンドミニアの受付にて支払います。1ユニットがいくらなのかしっかり確認しましょう。電気代はセブンイレブンなどのコンビニまたはスーパーなどで支払いが可能です。
まとめ
いかがでしたか?家は自分のリラックスできる大切な場所です。楽しい海外生活をするためには欠かせない場所なので、快適に暮らすことができるよう入居する前に自分が納得するまでしっかりと確認しましょう。