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ウィニペグってどんなトコ?くまのプーさん発祥の地「ウィニペグ」
カナダのマニトバ州にある比較的小さな町ウィニペグ。バンクーバーから離れた小さな町に隠された魅力は何なのか。今回は私が一年間留学したウィニペグという町を紹介します。
ウィニペグってどこにあるの?
ウィニペグとはマニトバ州南部にある都市で、人口は約62万人ほどです。成田空港から飛行機で約16時間のところにあります。トロントなどの都市からは飛行機で二時間くらい離れたところにある小さな都市です。
ウィニペグってどんな町?
上空写真からみるとよくわかりますが、区画整理が非常にきれいにされていてとても美しい町です。また、きれいな住宅街の中に湖があるのも特徴です。晴れた夏の日などは家から歩いていける小さな湖が見渡せるベンチに腰かけて、景色を楽しむ人々をたくさん見かけることができます。
(↑ウィニペグの上空写真)
主要都市と比べると、物価や、土地の値段などが安いため、庭つきの大きめの家に暮らしている人が多いです。日本ではあまり見ることができないプールつきの家などをたくさん見ることができたのが印象的でした。
交通手段は基本的に車か公共バスです。地下鉄は通っていません。バスがたくさんあるのでそれを乗りこなせるようになるとダウンタウンなどにも行けて便利です。
ウィニペグの気候は?
基本的に四季が感じられる場所ではありますが、冬が一年の間で一番長い地域です。
マイナス30度の冬
カナダの中でも一番寒いと言われているウィニペグの冬は、分厚いダウンコートと手袋なしでは耐えられません。現地の人は毎年訪れるこの冬の気候に慣れてしまっているのか、ゼロ度になった時点で半袖で過ごす人もなかにはちらほら。基本的には、最高気温もマイナスなので気温が+になった時点で暖かいと人々は判断します。
日本とは全く違う寒さなので、マイナス30度を下回る世界は想像しづらいとは思いますが体が適応してしまえば、半袖で過ごせる日がくるかもしれません。
過ごしやすい夏
一方で、夏は日本と違って比較的過ごしやすいです。日本は夏は湿度が高くムシムシとした気候というイメージがありますが、ウィニペグの夏は乾燥していてカラッとしているので蒸し暑さのようなものはありません。晴れた日が多く、緑が多いので夏の気候は最高です。
ウィニペグの人は夏、自宅の庭でBBQをしたり、自宅にあるプールで泳いだり、、自宅でゆったりとした時間を楽しむ人が多いように思います。
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ご飯っておいしいの?
ご飯自体は基本的にはカナダやアメリカのお肉を中心とした料理が主流です。しかし、多国籍国家であるカナダでは世界中から多くの人が移住してきて暮らしています。ウィニペグも例外ではありません。バンクーバーと比べるとそれほど外国人率は高くないですが、世界各国の食文化が現代の食生活に反映されています。
特にフィリピン人や中国人の割合は比較的高めであるため、アジアの人たちが親しみのあるアジアンフードなどを扱っているお店もたくさんあります。その他にも、スペイン料理やフランス料理店などもあるので、いろんな国の食べ物を楽しめるのが魅力ではないのかなと思います。私が個人的に好きだったカナダ料理は、ラザニアとグレイビーソースをかけて食べるフライドポテトです。
ウィニペグの人ってどんな人?
ウィニペグの人々は優しくて温厚な人が多いです。町のペースがカナダの主要都市などと比べるとゆったりとしているため、フレンドリーでマイペースな人々が多いような印象を受けました。
例えば、バス停などでバスを待っていると、一緒にバスを待っていた人が話しかけてくれて仲良くなったりだとか。ウィニペグではめずらしい話ではありません。道に迷って困っていた時も、丁寧に道案内してくださる人が多かったです。
道ですれ違うと笑顔で挨拶してくれる人もいるくらいフレンドリーで温かい町です。怖がらずに積極的にコミュニケーションをとってみると楽しいと思います。
ウィニペグはくまのプーさん発祥地
ウィニペグといえばみなさんご存じ「くまのプーさん」の発祥地です。プーさんは英語圏では「Winnie-The-Pooh」と呼ばれています。この「Winnie」はWinnipegを指しています。ウィニペグはプーさんファンの間では人気の観光地でもあるんです。ウィニペグに訪れる機会がある際は、ダウンタウンに行って、いろんな種類のプーさんの銅像を探して見てください。
最後に
ウィニペグについて今回は紹介してみました。留学先を英語圏で考えているみなさんや、旅行先でカナダを考えているみなさん、ぜひWinnipegに足を運んでみてください。都市からは少し離れた町ならではの魅力がきっとたくさんあるはずです。