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カフェ大国イタリアで押さえておきたい定番の老舗コーヒーブランド3選

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「3時のティータイム?3時はコーヒータイムだよ!」と笑われてしまうこともあるくらい、コーヒーしか飲まない人も沢山いるイタリア。それだけに数多くのコーヒーブランドがあります。まずは覚えておきたい世界的にも有名なイタリアの有名コーヒーブランドをご紹介したいと思います。

1.LAVAZZA(ラヴァッツァ)

Matteo Doni

1895年、ルイージ・ラヴァッツァ氏がピエモンテ州トリノの街中にあった食料品店を引き継いで始めたコーヒーブランド「LAVAZZA」。直営店もありますし、LAVAZZAの豆を使っているお店もあり、いずれもLAVAZZAのロゴが店先に掲げられています。

2015年、世界のコーヒーチェーンランキング5位(1位はスターバックス)、イタリアのコーヒー豆売れ筋ランキングでも毎年トップ10中、半分以上を占める人気メーカーで、スーパーに行ってもLAVAZZAグッズはとにかく沢山あります。1910年から本店をトリノ王宮の近くに移し、現在もカフェとレストランを経営しています。

コーヒーはもちろん、ランチやディナーも食べられてお値段もお手頃ですし、英語メニューもあるのでイタリア語初心者にも安心です。気になる方は是非行ってみてください!

2.illy(イリー)

Paul Prins

1933年にフランチェスコ・イリー氏がフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州トリエステで始めたコーヒーブランド。トリエステもトリノ同様カフェの街として有名で、東ヨーロッパとの国境に位置している為、昔からヨーロッパ中の上質なコーヒー豆が入ってきたそうです。

illyカフェの本店はトリエステにあり、日本にも店舗があります。味が美味しいのはもちろん、メニューのラインナップもイタリアのカフェに似ているそうなので、イタリア渡航を控えている方は、是非一度行ってみても良いかもしれません。他のカフェに比べてイタリア人の来店率も高く他のコーヒーチェーンより、本場の雰囲気が味わえるかもしれません。

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3.Vergnano(ヴェルニャーノ)

D@LY3D

1882年にピエモンテ州キエーリでヴェルニャーノ一家が創業したお店で、現在は同じくピエモンテ州のサンテナというところに本店があります。

先述の2社に比べるとシェアは低く、日本でもあまり馴染みがないかもしれませんが「Giro d'Italia(ジロ・デ・イタリア)」という世界的に有名な自転車ロードレースのスポンサーや、日本にも進出しているイタリア食料品店「Eataly(イータリー)」でも取り扱いがあることから、世界規模で展開しているとても大きなブランドです。

EATALY日本店 でもコーヒーを頂くことが出来ますが、イタリアにも沢山Vergnanoのカフェがあります。どの店舗も統一感がある黒・赤・白を基調とした現代的なカッコいい内装で、フードもドリンクも美味しく、Wi-Fiフリー。

ドリンクもイタリアでは珍しく、アイスコーヒーやフラッペ、抹茶ラテなどのフレーバードリンクも取り揃えているのでスターバックス文化に慣れた日本人にとっては一番居心地が良いかもしれません。

最後に

イタリアには現在850を超えるコーヒー工房(Torrefazioni)があると言われています。

記事をまとめるにあたり「どこのコーヒーメーカーが好き?」とイタリア人に聞いたところ、日本人に「どこの緑茶が好き?」と聞くのと同じで、答えは十人十色。それぞれ全く違った回答をし、収拾がつきませんでした・・・。

イタリア生活に慣れるまでは今回挙げた大手メーカーが気軽にチャレンジ出来ておすすめですが是非、イタリア生活に慣れたら地元の美味しいコーヒーなどもチャレンジしてイタリア生活を楽しんで下さい!

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