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イギリス人は文句を言うのが苦手?イギリスならではの言い回し&役立つイギリス英語

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先日、イギリス人の仲間と一緒にパリに行ってきました。その時、一人のイギリス人の友人がレストランで言った言葉が、イギリス人の人柄をとってもよくあらわした英語の言い回しだったので、紹介します。

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こんにちは、モモグラモです。今朝のロンドンはとても寒いですが日はどんどん長くなり、イギリスの春の訪れを告げる黄色い水仙やヒヤシンスがスーパーでもいっぱい売られる時期になりました。春はもうすぐですね!

パリのレストランで生焼けの肉が。その時、イギリス人の彼は

さて、この前仲間同士でパリにいきました。入ったレストランでイギリス人の友人がオーダーしたステーキの焼き具合が全くの生焼けで、フランス人はレアよりさらに生のブルーを好んだり、ステーキタルタルという生肉の料理すらあるくらいですから、焼き具の認識に違いがあったのでしょうか。

イギリス人はこれでもかと言うほど火を通しますし、生肉なんてもっての他ですから、その友人は「どうしよう、食べれない。」とお肉をじーと凝視したまま困惑顔。私が「文句を言うべきよ、食べれないなんてあなたもお肉もかわいそうだわよ!」というと、彼はこう答えました。

「But I don't want to make a fuss...」
辞書よりさらに自然に訳すと、「だって事を荒立てたくないし。」

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イギリス人は文句を言うのは苦手?

イギリスでは昔から「感情を表に出すのはエレガントではない。」と言われて来たそうです。イギリスで有名なQUE(イギリス英語で「列」の意味。アメリカ英語では「Line」)もそう、人々は雨が降ろうが寒くて凍えそうになりながらもじーっとひたすら列に並びます。だれもがイラついた様子を見せません。電車がしょっちゅう止まっても、キャンセルになっても、遅れても「あー、しょうがないなー。」と受け入れ怒りません。

確かに最近は移民がさらに増え、世代も変わり、街中でもオールドロンドンの良きシーンを見ることが少なくなりました。さらに、対面以外の方法、例えばメールであったりメッセージであったり、簡単に文句を言える環境も整ってきたせいもあり、イギリスの人々も変わってきているようですが、それでも基本的にイギリスの人は「ことを荒立てる」「文句を言う」ことがとても苦手なようです。

結局レストランでの彼は「お肉がかわいそう。」という私や、「文句を言うべきだ。」と主張するフランス人の友人に囲まれ、「うーーーー、もういい!!食べるから!」とまるで飲み込むようにがっつりペッパーコーンソースをかけてあっという間に食べてしまいました。。。

I don't want to make a fuss

さて、先ほどの言い回し、「I don't want to make a fuss」(事を荒立てたくないんだ)
皆さんもこのとってもイギリスらしいセンテンスを覚えておくといいかもしれません。もちろん使う機会がないのに越した事はないのですが!

それでは、またロンドンから面白くわくわくするお話をお届けしますね。
See you later!!have a lovely day!

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