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ドイツへ留学する際、携帯電話はどうすれば良い?ドイツの携帯電話事情
留学やワーキングホリデーなど、海外での長期滞在の際、携帯電話などの通信ツールについて気になりますよね?ここでは、ドイツの携帯電話事情について、主にドイツでは主流となっているプリペイド式のSIMカード(プリペイドカード)について、概要から購入方法、料金形態、その他注意点などについてお伝えします。
ドイツではプリペイド式のSIMカード+SIMフリー端末が主流?
日本で携帯電話を使用する場合、一般的には携帯キャリアと通信契約し、同時に端末を購入することになりますが、ドイツでは、多くの人がプリペイド式のSIMカード(プリペイドカード)の携帯電話を使用しています。
プリペイドカードとは、通信料をチャージして使用することができるタイプのSIMカードで、携帯キャリアとの契約は発生せず、自身で用意したSIMフリーの携帯端末にカードを挿入して使用する形となります。
プリペイドカード携帯のメリット・デメリットとは?
プリペイドカードの携帯電話を利用するメリットとしては、使いたいときにだけ料金チャージし、一時帰国などのときに放置しても無駄払いは発生しないことです。
逆にデメリットとしては、いったん紛失すると探しようがないことです。
プリペイドカードの購入方法
ドイツでは、スーパーやドラッグストアなどのレジ近くにプリペイドカードが置いてあります。パッケージには、使用料金や通信パケットの種類が明記されているので、自分の予算やニーズに合わせて購入できます。
プリペイドカードを購入したら、インターネット上でセットアップを行います。ドイツ語や英語での操作になるので、もし不安であれば、ドイツ人の友人などにお願いし、一緒に見てもらうのが無難でしょう。
また、自分でセットアップを行うのが難しければ、携帯ショップでセットアップをお願いすることも可能です。携帯ショップにて、自分は既に端末を持っていることや、プリペイドカードのみ購入したいこと、さらに自分の予算やニーズ(例えば通話時間は少なめで通信ネット使用量は多めなど)を伝え、プリペイドカードを選んでもらいます。
購入の際、店員にセットアップをお願いすれば、その場でセットアップしてもらえますが、10ユーロ程度の手数料が発生します。
注意すべき点としては、店員が勝手にパッケージを開けて、強制的に買わされることがあります。携帯ショップでプリペイドカードを購入する際は「パッケージは開けないで見せてください」と、一声かけましょう。
種類豊富のパケット
プリペイドカードの料金コースは多数ありますが、基本的に「通話+SMSメッセージ+インターネット通信(30日分)」のセットになっており、筆者の経験では、一番安くて7ユーロ程度、高くても20ユーロ程度で、値段に応じて通話時間やネット通信のパケットが変動します。
また、一部のコースでは、ネット通信の使用量をチャージ分まで使い切ると、ハイスピードサービスから自動的にロースピードに切り替わるようになるので、実質的に通信ネットは使い放題になるものもあります。
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おすすめの携帯キャリアは?
筆者の経験から言うと、ドイツの携帯キャリアである FONIC や、 NETTO というスーパーマーケットの系列で販売されているプリペイドカードは、チャージ方法も複数あり、パケット内容もはっきりしており、変に料金が発生することもなく、安心して使うことができました。
SIMフリー端末の購入に関する注意点
日本の携帯キャリアで販売されている携帯端末の殆どがSIMロック端末なので、ドイツに持って来てプリペイドカードを挿入しても使うことができません。また、筆者の後輩は、予め日本で購入したSIMフリーの端末でも、ドイツのプリペイドカード未対応だったため、使うことができませんでした。
そこで、端末はドイツに来てから、電器チェーン店の Saturn や Media Markt などでSIMフリー端末を購入することをおすすめします。
契約に関する注意点
ドイツではプリペイドカードの携帯が主流ですが、日本のように端末を購入すると同時に通信会社と契約するところもあります。しかし、そのような契約の場合、日本と同様2年以上の契約縛りが発生するので、例えば1年間滞在の留学生などには向いていません。
さらに、契約内容は外国語で書かれているため、契約者が外国人でドイツ語が不十分であることを狙い、多額の料金を徴収するところもあるそうです。実際、ドイツ生活の経験豊富な友人たちから、知らず知らずのうちに、携帯ショップに謎の費用を取られていたという話を聞きます。
プリペイドカードのチャージ方法の注意点
プリペイドカードのチャージ方法は、追加でチャージカードを購入しオンラインでチャージするか、自動引き落としかの2通りですが、自動引き落としはおすすめしません。
理由としては、自動で引き落とされてしまうので、携帯を使うたびに料金が発生し、結局は大きな出費になるからです。筆者も、もともとは10ユーロで済むはずだった通信料金が、30ユーロも掛かってしまったことがありました。
また、近年ドイツでは電話を使った詐欺が頻繁に発生しています。その手口とは、知らない番号の不在着信が入ってきて、かけ直すと、アフリカなどの国へ繋がってしまい、短時間でも高額の通話料が発生するというものです。
筆者もこのような詐欺に遭ったことがありますが、チャージ方法を自動引き落としにしていなかったので、大した被害に遭わずに済みました。このようなことからも、チャージ方法については慎重に考えましょう。
まとめ
以上、ドイツの携帯電話事情について、プリペイドカード式の携帯電話が主流であること、プリペイドカードのメリット・デメリット、プリペイドカードの購入方法、パケットの種類、おすすめの携帯キャリア、端末の購入に関する注意点、契約に関する注意点、チャージに関する注意点についてお伝えしました。
留学やワーホリの場合、ある程度期間が限られていることもあるので、プリペイドカードの携帯電話を使用することをおすすめします。その際は料金に関して注意すれば、お得に無駄なく使うことができるでしょう。
ドイツで携帯電話の購入方法とは?契約手続きや注意点 では、実際に携帯電話を契約したときのトラブルなどについてご紹介していますので、合わせてチェックしてみてください。
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