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日本語が通じる病院はある?ブラジル・サンパウロの医療関係事情

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ブラジルには日系の移民がたくさんおり、日本語の通じる病院もあります。ここでは、病院の種類など、サンパウロの医療関係の事情についてお伝えします。

サンパウロで日本語の通じる病院「日伯友好病院」

サンパウロにある日伯友好病院(Hospital Nipo Brasileiro)は、日本語の通じる病院のひとつで、リベルダージと呼ばれる東洋人街の一角にその病院はあります。日本語が通じるので、いざというときに何かと助かります。

詳細情報

私立病院と公共の病院「SUS(スウス)」の違いとは?

ブラジルでは通常、医療保険を持っている場合は私立病院に行きます。私立病院にかかるには高額な医療費を支払うため、ほとんどの中流家庭は何らかの医療保険に加入しています。

 

では、それだけの財力がない家庭はどうするのか?「SUS(スウス)」と呼ばれる公共の病院に行くことになります。

この両者の違いはズバリお金と時間です。私立病院は医療費が高額な代わりに、すぐに診てもらえますが。SUSは診察や検査にお金がかからないかわりに、利用者がものすごく多いうえに、重症度に関係なく順番待ちを強いられます。

したがって、手遅れになって亡くなることも実際にあります。
(けして大袈裟じゃないです)

医薬品に関しては、在庫があればもらえることもありますが、ほとんどの場合処方箋を持って薬局で買うことになります。

ちなみに、ブラジルでは病院にかかるときには私立病院もSUSも前もって予約が必要な場合がほとんどです。

救急病院「HMU」

緊急の場合には「HMU」と呼ばれる救急病院もあります。

こちらは公立なので診察検査などは無料ですが、救急車を呼ぶより、自分でタクシーを呼んだり、誰かに車を出してもらうほうが早いです。

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歯科は個人のクリニックへ

歯科については、病院とは別に「dentista」と呼ばれる個人のクリニックに行くことになります。日本と同じように個人で開業している医院が多いです。

鍼・マッサージ・カイロプラクティックもある

鍼・マッサージ・カイロプラクティックについては、医療行為というよりは、エステや美容室などのサービスに近い感覚です。これらは、日本移民が持ち込んで、ブラジルに定着したもののひとつで、日系の方がやっている場合が多いです。

サッカー選手などのアスリートがよく利用するようです。

まとめ

いかがでしたか?海外生活で病気や怪我をしたときは、現地の病院へ行くことになりますが、日本語が通じると、より安心ですね。もし何かあった際には参考にしてください。

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