タイ・カービングとは？

野菜や果物に美しい彫刻を施すカービングは、13世紀のスコータイ時代から続くタイの伝統的な文化のひとつで、タイ・カービングとも呼ばれております。今でも綺麗な彫刻を施した食材を使った宮廷料理などが残っています。

最近では野菜や果物だけではなく、石鹸やキャンドルのカービングなどもあり、バンコクでは人気の習いごと、体験教室となっております。

カービング教室の体験談

筆者が体験したのは石鹸カービングで、体験料金は600バーツでした。定期的に通われている方、体験レッスンで来ている方、小学生くらいの小さな子供さん、はたまた日本からタイへ旅行にきている旅行者の方など、たくさんの方がいました。

すでに習われている方は作業もスムーズでかなり難しい彫刻に挑戦されていました。筆者は1度もやったことがなかったのでうまくできるか心配でしたが、まずは彫刻刀などの道具一式をもらい、握り方、削り方の説明を聞きます。

スタッフのタイ人の方は日本人慣れしており、簡単な日本語も話されていました。

今回は花の模様を掘っていくということで、まずは石鹸の掘り進める面を平にけずり、角をとり　石鹸の真ん中に丸を描いていきます。なかなかうまくできず、アシスタントスタッフの方が見本を見せてくれながら、手直しを入れてくれました。

掘り進めること約1時間くらい、少しずつ形になり最終的には綺麗な花模様に。きちんと飾っておけるケースもいただき、自宅に持ち帰りました。

今回使用した彫刻刀セットは体験料金に含まれており、そのままいただきました。石鹸だけでなく、ちょっとしたお料理に施したらお皿も鮮やかになりそうです。

カービング体験教室を受けた場所の詳細情報

Malisa Language & Culture school

• 住所：17/7 SARANJAI MANSION 2FL.SOI KLONGTOEY,, 6 Sukhumvit Rd, Khlong Toei Nuea, Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110
• 時間：9:00〜17:00
• 休日：土・日
• 電話：(66)0-2251-0758-59
• URL： http://www.malisathailand.com/

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ベンジャロン焼きとは？

ベンジャロン焼きとは、17世紀のアユタヤ王朝の時代、当時の中国から伝わった伝統的な陶磁器で、現在でもお土産の定番アイテムとして人気があります。

ベンジャロン焼き絵付け体験

バンコクから車で1時間程の場所にある、サムットサコーン県に手軽にベンジャロン焼きの絵付け体験ができる工房があります。自力で行くには車をチャーターしたりしなければいけないので、少し難しいかもしれませんが、バンコクにある旅行会社から日帰りオプショナルツアーなどが運行されています（毎日ではなく不定期主催）。

工房に到着すると作られたベンジャロン焼きがずらりと並んでいるショップがありました。どれも色鮮やかで綺麗です。安いものから高級品までたくさんの種類のお皿やカップ、壺などがありました。

今回筆者が挑戦したのは　マグカップとソーサー、蓋の絵付けです。あらかじめ大枠の絵は描かれているので、自分の好きな模様を選び、好きな色に色付けしていきます。模様が細かいので集中力が必要です。

1時間程度で絵付けは終わり、後は工房の方でしっかりと乾燥させ最後の仕上げをしていただき、1週間程度で自宅に発送してくれました。

絵付け体験をした場所の詳細情報

Urai Benjarong

• 住所：ซอย 5 Tambon Don Ki Di, Amphoe Krathum Baen, Chang Wat Samut Sakhon 74110 Thailand
• 時間：8:00〜17:00
• 休日：日曜日

まとめ

いかがでしたか？場所によっては旅行者の方でも気軽に体験ができる1日コースや体験教室などもあります。タイらしい文化体験を気軽にできますので、チャンスがあれば是非参加してみてください。