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先入観を捨てて初めの第一歩を!ーーソノマ州立大学の留学経験者インタビュー

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留学先として定番のアメリカ、最近人気のフィリピン。そんな2か国での留学経験を持つ竹島さんにインタビュー!今回は初めての海外で留学したアメリカのソノマ州立大学についてお話を聞きました。

今回の留学経験者インタビューは、アメリカのソノマ州立大学とフィリピンのUSP ESLに留学をした「竹島瑛帆(たけしまあきほ)」さん。これからサンフランシスコでのインターンシップも予定しているそうです。現在、宮崎国際大学3年生である竹島さんに、ソノマ州立大学の留学体験について聞いてみました。

アメリカに留学したきっかけ

ーー まず初めに留学をしようと思ったきっかけは何でしたか?

中学生のときから洋楽をよく聴いていて漠然とアメリカへの憧れがありました。そして国際系の大学に入ったからには留学したい!と思い留学を決めました。私はそれまで海外に行ったことがなかったので、とりあえず憧れのアメリカに行って直接文化に触れてみたい思い、留学先はアメリカにしました。

ーー 確かにアメリカに憧れを持っている人は多いかと思います。それではアメリカに数ある大学の中で、なぜソノマ州立大学を選んだのですか?

まず提携校に留学することが大前提だったのですが、私の大学には英語圏の国々に多くの提携校があり、その中でもカンバセーションパートナーが一人ひとりに就くのがソノマ州立大学だけだったのでここに決めました。また大学があるカリフォルニアのロナートパークは田舎町で、アメリカでも安全なところというのも決め手になりました。

ーー カンバセーションパートナーとは何ですか?

カンバセーションパートナーとは現地の学生でボランティアとして空き時間や放課後に私たち留学生の話し相手をしてくれます。カンバセーションパートナーの友達の友達の…という感じで留学生だけではなく現地の友達をたくさん作ることができました。

ソノマ州立大学は勉強に集中したい人向け

(↑左がソノマ州立大学に留学した竹島瑛帆さん)

ーー 大学での授業はどんな感じでしたか?

午前中はcomposition, grammar, communication, readingといった英語力を伸ばすための授業を受けていました。午後は午前に引き続きTOEFL対策をしたり、ボランティアやメディアの授業やマルチカルチャーワークショプに参加したりしていました。

ボランティアの授業では先生がボランティア先を紹介してくれたので、毎週金曜日に現地の幼稚園や小学校に行って日本文化を紹介するボランティアをしていました。またメディアの授業ではホームページを作成し、マルチカルチャーワークショップではアメリカの人種について調べてプレゼンをしました。

ーー みっちり授業を受けていたんですね!成果は感じられましたか?

はい!英語を話す機会が多かったのでスピーキング力と発音は伸びたと思います。またアメリカ留学後受けたTOEICでは留学前より150点スコアを上げることができ、留学中勉強を頑張って良かったと思えました。本当に田舎なので勉強に集中したい人にはオススメです!(笑)

ーー ちなみにクラスに日本人はどれくらいいましたか?

30人中10人が日本人でした。他には中国、韓国、タイ、サウジアラビア、フランスから来ていました。日本人はそんなことないのですが日本以外のアジアから来ている留学生はお金持ちな印象を受けました。

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アメリカの教育現場における貧富の差

(↑現地の小学校で折り紙を教えている様子)

ーー 毎週金曜日はボランティアをされていたということですが、教室でボランティアについて学ぶだけではなく実際にボランティアをしたことで感じたことは何かありますか?

そうですね、ボランティアで感じたことはアメリカの貧富の差です。アメリカは学校ごとに貧富の差が明らかで、綺麗で設備の整った学校は授業料が高く、古くてボロボロの学校は安いので、移民で親の収入が少なかったり、親がドラッグやアルコール依存だったりと家庭環境が厳しい子供たちは後者の古い学校に通っています。その貧しい子たちの通う学校では先生たちはただ勉強を教えるだけではなく、生徒のためにお金を集める活動もしています。

日本では当たり前に平等に受けれる教育がアメリカでは貧富の差によって平等に受けられないことにショックを受けました。

ーー そのボランティア活動は今の竹島さんに何か影響を与えていますか?

留学前は夢が漠然としていて、英語の先生になるとかCAになるとか、国際関係の仕事なら何でもいいかなと考えていました。しかしこのボランティアからヒントを得て最終的に日本とアメリカを繋ぎたいという夢が決まりました。

日本は教育が進んでいるのにも関わらずいじめなどが原因で不登校になったり、最悪の事態に陥ったりして、受けられるはずの教育を受けていない子供たちがいます。その引きこもっている子供たちの中で、少しでも海外に興味がある子を海外に派遣して私がやったようなボランティアをする活動を提供したいです。これはすぐにできることではないので初めは教育系の機関で働いて、その後自分がしたいことができればいいなと考えています。

アメリカ留学を考えている人へメッセージ

ーー これからアメリカに留学する人にメッセージをお願いします。

大事なことは「先入観を捨てること」です。私は留学前、「アメリカ人はみんな銃を持っているから危険だ。」という先入観を持っていました。しかし先生に「銃を持つにはライセンスが必要だからみんな持っているわけではないし、最近では銃を所持している人は少ない。そういう先入観でアメリカ人は危険だと決めつけてほしくない。」と言われました。

先入観を捨てれば留学中のすべてが新鮮で新たな気づきが増え、多くのことを学ぶことができます。先入観を捨ててすべてを吸収してきてください

編集部コメント

初めての海外がアメリカ留学だった竹島さんの成功のポイントは「先入観を捨てて初めの第一歩を踏み出すこと」でした。留学を通して留学先の国について知るだけではなく日本を見直すいいきっかけにもなります。これからアメリカ留学を検討している人、控えている人はぜひ参考にしてください。

今回紹介したソノマ州立大学の口コミ

名称 Sonoma State University(ソノマ州立大学)
国・都市 アメリカ  / カリフォルニア州  / ロアート・パーク
学校形態 大学 大学院
住所 1801 E Cotati Ave, Rohnert Park, CA 94928 アメリカ
電話番号 +1 707-664-2880
公式サイト http://www.sonoma.edu
口コミサイト https://ablogg.jp/school/10345/

インタビュアー

大浦彩(おおうらあや)/早稲田大学2年/アブログインターン生

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