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スウェーデン国民が愛する文化「Fika」とは?
「Fika(フィーカ)」という言葉を耳にしたことがありますか?今回は、スウェーデン人が大切にするこの「Fika」の文化を紹介していきます。
Fika(フィーカ)とは
Fikaとはスウェーデンの国民が愛し、大切にするコーヒーとお菓子の時間です。語源はスウェーデン語でコーヒーを意味する「kaffe」。その綴りが変化、さらにその音節が逆さまになり、今の言葉になりました。
スウェーデンのFikaの紹介動画
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Fikaに欠かせない3つの要素
Fikaを語る上で大切な要素は3つあると動画では紹介されています。
1.Coffee(コーヒー)
スウェーデン人はコーヒーが大好き。フィーカには良い香りのコーヒーが欠かせません。
2.Cinnamon Buns(シナモンロール)
シナモンロールはスウェーデンを代表するお菓子の一つで、Fikaの定番です。甘さとシナモンの香りがコーヒーのお供にぴったり!
他のお供にはケーキや朝食のサンドイッチもあります。日本でいうおやつの感覚に似ていますが、3時でなくても良い点が少し違いますね。
3.People(人)
そして、一番重要なのが、人。つまり人との関わりや会話のことです。スウェーデンの人々は、Fikaの時間を通して、周りの人々とコミュニケーションを図り、関係を深めていくのですね。仕事の合間に気分転換で同僚とFikaに出かける女性もいました。
※Fikaと呼ぶのに、3つの条件が全て揃っている必要はありません。 自分の好きな本や雑誌を読みながら、一人でコーヒーを楽しむのだって立派なFikaだと動画の中である女性も言っています。
最後に
スウェーデン国民にとってこのFikaの時間は欠かせないもので、日常の一部となっています。お菓子とコーヒーを手元に置きながらながら、家族や友人、上司や先生とも会話をするこの時間はスウェーデン人にとって最も大切な時間のひとつなのです。 何気ない時間も「Fika」という可愛らしい特別な名前がつくだけで、なんだかその時間が愛おしく感じ、特別な気分で時を過ごせます。スウェーデンの留学ではたっぷりこの時間を味わいたいですね。