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イギリスの水道水は飲んでも平気?イギリスの水事情

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私たちの日常生活の中で、水はとても身近な存在です。今回はイギリスの水事情についてまとめました。

イギリスの水道水は飲むことができる

イギリスも他のヨーロッパ主要国同様、EU規定基準に従っているため、水道水を飲水として飲むことができます。イギリスは水の質が極めて高い国と自負しています。対するアジアでは、日本と韓国以外、水道水が飲めない国の方が主流となっています。

レストランで水道水を頼んでもお金はかからない

レストランではミネラルウォーターをオーダーする代わりに、水道水(tap water)を食事に伴うドリンクとして注文することが容認されています。水道水をオーダーした場合、勘定から対象外となります。

同じく水道水が飲めるはずのドイツでは、レストランで水道水をオーダーすることがタブーとされています。ミネラルウォーター(still)か、炭酸水(sparkling)のオーダーを求められます。

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硬水と軟水の違い

硬水(hard water)と軟水(soft water)は、水に含まれるカルシウムとマグネシウムの硬度によって区分されます。カルシウムとマグネシウムの規定基準値以上が硬水、以下が軟水と呼ばれています。

日本は軟水ですが、ヨーロッパは硬水国が多く、イギリスも硬水国となります。硬水はマグネシウムが多く含まれ、従来肉食生活のヨーロッパ人に不足がちなミネラルを補足する役目を果たしてきました。

イギリスでは、硬水を軟水に変える機械の販売がありますが、設置している家庭は少数派です。水道水の飲料に抵抗がある家庭では、フィルターを使用し、水道水に含まれるカルキ(Lime scale)を除いて飲用しているようです。

水道水の質に大差がないにせよ、ドイツでは大量のミネラルウォーターを定期購入する買物客が見られます。炭酸入りのミネラルウォーターが長持ちすること、ミネラルが充分に含まれているということから、ドイツではミネラルウォーターが飲料水として愛飲されています。

硬水の注意点

硬水国イギリスでは、洗髪後に髪がパサついたり、髪の色が変色してしまうことが珍しくありません。濃度の濃いトリートメント(conditioner)かヘアマスク(Hair masque)、 アルガンオイル(Argan oil)の使用をお勧めします。

洗面所、バスタブの蛇口付近や表面についたカルキは、酢をつけたティッシュか薄手の布で覆い一晩置きます。翌朝には表面のカルキがきれいに取れます。酢の匂いが強いのが難点ですが、市販の洗剤よりはきれいに取れる、ナチュラルなお手入れ方法です。

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