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デトロイトでおすすめのお出かけスポットは?昼間も夜も楽しめるデトロイトでの遊び方
時折アメリカに来たばかりの日本人から「週末は何をしているんですか?」と聞かれることがあります。私は在米経験が長いために、なぜそんなことを聞くのかなと思っていたのですが、考えてみればアメリカでは一般的にキャバクラもパチンコもありませんし、日本から来たばかりだとどう週末を過ごしていいのか分からないのかもしれません。今回は私が考えるデトロイト近郊の週末の過ごした方について書いていきたいと思います。
Restaurant Weekを利用する
これは別にデトロイト近郊に限らず全米の主要都市で行われているイベントですが、アメリカの街では自治体が主導してレストランで特別メニューを格安で提供している週があります。これを「Restaurant Week」といい、期間中はコース料理が$25から$35程度で楽しめます。デトロイト周辺でも毎年行われており、Troyのように年2回行なっている街もあります。まず探し方ですが、Googleで、「Detroit Restaurant Week 2016」と検索し、情報収集をします。例えば、 5月にはGross Pointeというデトロイト近郊の高級住宅地でRestaurant Weekが行われます 。
まだサイトでは参加レストランの一覧が公表されていませんが、公表されたらYelpとGoogleでレストランのCross Referenceを行い、参加レストランの中で最も高級なレストランを選ぶのがお得です。なぜなら、Restaurant Weekは普段あまり足を運べないような高級レストランが格安でコース料理を提供してくれるイベントなので、普段から行けるような大衆料理店ではコスト的なメリットはあまりないからです。興味のあるレストランに目星をつけたら予約してみましょう。Restaurant week中は大変混雑するので、一週間以上前から予約しておきたいものです。
Detroitの美術館、博物館、劇場へ行く
デトロイトは実は美術館、博物館、劇場がかなりそろっています。日本の方にデトロイト近郊に住んでいるというと、ものすごく殺伐とした環境に身をおいているように思われますが、デトロイト中心地の一部の場所を避ければ、そこまで危険というわけでもありません。美術館博物館の類はすでに、日本語の書籍やサイトで紹介されているので、ここでは割愛したいと思います。私がお勧めするのは、劇やミュージカルです。Detroit Opera Houseではバレエやオペラもやっておりますし、実際私は先週末、balletのSleeping Beautyを観てきたばかりです。先月、私の日本人の友人の後輩がアメリカに訪ねてきたので、私は一計を案じ、ロボコップのミュージカルに連れて行きました。すでにご存知かと思いますが、 ロボコップはデトロイトが舞台のSF映画です。この ロボコップをミュジーカルにしたのがROBOCOP! The Musical です。
残念ながら3月で公演を終えてしまったのですが、私の友人たちが毎年公演をしております。私がこの劇を日本から来たばかり人に勧めたのは理由があります。ひとつはコメディでありながら、ロボコップのオリジナルストーリーを忠実に再現していること。ミュージカルゆえにロボコップを始め登場人物が皆、歌い出すのですが、ラップや会話部分もあり、バラエティに富んだ英語表現が出てくること。このことによって、ロボコップを観たことがあれば英語初心者でもストーリーが追いやすく、なおかつ多彩な英語表現を学ぶ機会になりえます。狭い舞台の上でいかにロボコップの世界を再現するかが見もののミュージカルなのですが、アイディアとギャグで切り抜ける演出に劇場は爆笑に包まれておりました。
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アメリカに広がるセクシー飲み屋ビジネスを楽しむ
在米経験の長い私でもちょっと驚くビジネスに、アメリカの「セクシー飲み屋ビジネス」があります。別に風俗のことではなく、アメリカでは胸を強調したコスチュームを着た女性を売りにしたビジネスが結構多いのです。日本にもHootersはありますが、 Tild Kilt や Twin Peaks といった似たような系列の飲み屋がたくさんあります。どれも似たりよったりのコンセプトで、胸を強調したコスチュームを着たお姉さんがスポーツ観戦をする男たちにビールを振る舞ってくれるだけで、健全な飲み屋です。こういったお店にはかならずトラブルを防ぐための腕っぷしの強い兄ちゃんが常時控えておりますので、日本のおさわりバーの感覚でウェイトレスに接すると必ずつまみ出されます。さらにこのコンセプトは、 Lady Jane's Haircuts や HAIR MECHANIX などの美容室にまで進出しているようです。
Lady Jane’s Haircutsでは入り口前にパソコンが置いてあり、そこでサインインをしてお気に入りのヘアスタイリストの子を指名でき、まさに日本のキャバクラの感覚です。Hair Mechanixでは、入店したお客さんに缶ビールが一本無料で振る舞われるなど日本では考えられないサービスあり、私は驚きました。アメリカでは酒類をお客さんに出すお店はliquor licenseという酒類を販売するための許可証を持っていないといけません。床屋はレストランとは違いますし、無料でビールを出しているから問題ないのかもしれませんが、実態はどうなっているのかちょっと不思議です。
私はアメリカに来た日本人男性すべての方に実践していただきたいと思っているのですが、こういったアメリカンな飲み屋でウェイトレスの女のコに声をかけて欲しいのです。理由は、意外と飲み屋でのフランクな会話は敷居が高く、良い意味での刺激になるからです。日本でもおそらく合コンは一番会話のスキルが要求されるイベントかと思いますが、「自分が英語ができる!」と思っている日本人の方はぜひアメリカの飲み屋で腕試しをして欲しいものです。うまくいけばそのウェイトレスは自分のテーブルに座って話をしてくれますが、おそらく会話は5分ともたないと思います。こういった挫折感がかえって英語の勉強に自分を駆り立てる要因になるので、私は日本から来た男性をわざと積極的に連れて行くようにしています。
まとめ
今回はデトロイトの楽しみ方についてちょっと書いてみました。アメリカは意外と田舎なので、初めて来た方には遊び方が分からないようです。日本と違い、キャバクラやパチンコはありませんが、探せば遊ぶ場所はたくさんあります。ただし言葉ができないと楽しめない場合が多いので、どうしても英語力は必要ですね。これがアメリカを楽しめるかどうかのカギになることは間違いないでしょう。