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ドイツ人は拍手をしない!?日本人が知らないドイツ人の6つの慣習

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西洋の産業大国と言われているドイツ。ドイツ国民の慎重性や真面目な性格はよく日本人に似ていると言われていますが、実際に現地の人と交流してみれば、日本とは180度違う文化や習慣が複数存在しています。いったい、それはどんなものでしょうか?私と一緒に見てみましょう!

1. 人前では鼻をかむのはいい事!?

よく花粉症で悩まされる日本人。日本では鼻をかむのは恥ずかしい事とされていますから、みんな我慢しますよね。しかし、ドイツでは、鼻が詰まったり鼻水が出たりする場合、たとえ人前でも鼻をかんでも良いとされています。逆に、鼻をすする行為は、汚くて悪いマナーの一つだと言われています。ドイツ人にとって鼻水とは汚いものであり、鼻をかむというのは、汚いものを体から出すという行為だという認識があります。逆に、鼻をすするのは汚いものを体内に再び戻すという行為であって、非常に悪いことだそうです。

2. 拍手ではなく、手で机を叩く

アジアでは、講義や講演の後にみんな拍手をしますよね。しかし、ドイツでは特に大学の講義の場合、日本でよく行われるお辞儀や拍手の代わりに、みんなは拳で机を叩きます。産業革命時代の英国で、講義のあとに紳士たちが拳で机を叩いて礼を表すシーンを古い映画でよく見かけますが、このような西洋の昔からの習慣が残されています。ちなみにミュージカルは拍車でお礼をするので、ミュージカル好きの方は覚えておきましょう。

3. ドイツの挨拶は握手

ヨーロッパでは挨拶でよくハグをしますが、ドイツでは初めて会う人々や出会って間もない人には握手で挨拶をします。また、アジア人に対して「アジア文化ではハグの挨拶がない」ということを気を遣って、ハグの代わりに握手するケースもあります。ドイツ人によれば、握手の力は強ければ強いほど友情を示すという証であるといいます。初めて会う人と力強く握手すれば、それは「あなたと友達になりましょう」という意味にもなります。あなたがもしドイツ人に強く握手をされて痛いと感じたら、その人とはきっと仲良くなれるでしょう。

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4. 手を挙げるのは原則的にタブー

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ドイツでは、第二次大戦中に行われた全てのことがタブーとされています。良く日本ではレストランで店員さんを呼ぶ時に手を挙げますが、ドイツでは手を挙げる行為はナチスの挨拶に似ており、原則的に禁止されています。その代わりに、人差し指一本をあげるようです。講義で手を挙げて発言する際やレストランでオーダーをする時は気をつけましょう。

5.「88」や「HH」などの組み合わせは気をつける

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手を挙げる以外にも、「88」や「HH」などの数字やアルファベットの組み合わせも、ヒトラーに敬礼するときにフレーズの省略と同じものになっています。ですから、例えば車のナンバーに「88」や「 HH」を使用することは禁止されています。

6. ドイツ人でも遅刻する

ドイツ人は日本人と同じく、時間に厳しく予約や約束をきちんと守ると言われています。しかし、そんなドイツ人でも時間を守れないときがあるのです。なぜなら、ドイツの交通は日本ほど発達していないからです。例えば電車であれば、五分から十五分ほど遅れは頻繁にある他、発車予定時刻の五分前にいきなり「この電車はこの駅では止まりません」という臨時運行のアナウンスが入ることもあります。

まとめ

いかがでしたか。実際に現地へ行かないと分からないことはたくさんありますよね。これからドイツへ行く方は是非ご参考にして下さい。

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