お魚の種類では日本には全然かなわないイギリス。しかし、最近は魚を食べる人も増え、オンラインで新鮮な珍しい魚が注文できるようになりました。またコーンウォール、スコットランドなら新鮮な魚介に恵まれています！そこで今回は、イギリスでお勧めのシーフードと食べ方についてご紹介します！

１．スコットランドのサーモン

脂が乗ってとろける美味しさです。スモークサーモンも有名ですが、薄く切られたものだけではなくフィレをそのままスモークしたものも売られています。グリル、ソテーしたスモークサーモンをディルやホースラディッシュなどを使ったソースで食べるのがお勧めです。

２．スコットランドのムール貝

1〜2月になると、スコットランドではたくさんの新鮮な魚介類に恵まれます。その中でも小ぶりでオレンジ色の美しいムール貝は、臭みがなくて大変おいしいです。お魚屋さんやスーパーのフィッシュカウンターでお値打ちに購入できます。ワイン蒸しにしてチップスを添えてどうぞ！

３．イギリス産の牡蠣

イギリスの様々な地域で採れる牡蠣。小ぶりであっさりしたものから旨みがぎゅっと詰まったものまで揃います。

コーンウォール地方やスコットランド、Jerseyなどの「Native Oyster（イギリスで産卵し育てた牡蠣）」が有名ですが、ウィスタブルという町では、なんとオイスター祭りまで開かれるほど！ぜひ街中のおいしいオイスターバーに足を運んでみてください。

４．ロブスター

スコットランド産のロブスターがお魚屋さん、スーパーで売られています。またロンドンではロブスター＆ハンバーガー（ステーキ）と至ってシンプルなメニューをメインに打ち出しているお店もたくさんあります。

５．ドーバーソール

イギリスのドーバー海峡近辺で取れるドーバーソール、舌平目と訳されます。フランス料理でもよく使われ、イギリスでも高級魚として知られています。シンプルにケッパーバターソース、茹でただけの新じゃがいもと合わせてその風味を楽しむのがお勧めです。

６．カニ

コーンウォールのカニが有名です。お魚屋さんやスーパーではほぐし身にされたカニ肉や、ブラウンミートと呼ばれるカニ味噌に近いもの、すでにマヨネーズなどで和えられたドレスドクラブなども売られています。

ブラウンクラブが有名ですが、殻がとても固いのでハンマーで割って食べる人もいます。身のつきは少ないですが、このブラウンミートが絶品！お魚屋さんやマーケットではかなり安い値段で手に入ります。

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７．薫製の魚たち

スモークサーモンだけでなく、さまざまな魚の燻製があります。さばの燻製は真空パックになって温めるだけの状態で安く手に入ります。タラの一種をスモークしたものはフィッシュパイの具に、またはシンプルにグリルしてポーチドエッグを上に乗せて食べるのもお勧め。

ニシンの燻製はイギリスの朝食、ケジャリーには欠かせません。お魚屋さんでは燻製にしたタラコを売っている場合もあります。燻製の魚をジャガイモと混ぜたフィッシュケーキも人気があります。

８．白子

ニシンやタラの白子が手に入ります。缶詰も売っていて、こちらで白子は「soft roe」と表記されています。お魚屋さんでは本格的なものが手に入ります。イギリス人は白子をバターや小麦粉をつけて焼き、トーストの上に乗せたりするようです。たまにトビウオの白子が手に入ることも！

９．つぶ貝

お魚屋さんに「Whelks」と呼ばれるツブ貝の一種が売っています。イギリス人のシーサイドスナックの定番で、海の町に行けば売店でアイスクリームのカップのような容器に入れて売られています。これにモルトビネガーと塩コショウをしてスティックでつまむのです。

また「Whelks」より小さな「Winkles」という貝もあります。レストランでシーフードの盛り合わせを頼むと出てくることも多いです。

１０．たらこ

イギリスではシーズンになると生のタラコがお魚屋さんで買えます。シンプルに茹でる、衣をつけて揚げる、などの調理法が好まれているようです。

番外編：お勧めのオンライン魚屋さん

筆者はよく The Fish Society というオンラインのお魚屋さんを利用しています。今回ご紹介したシーフードはほぼ手に入ります。時期によっては、うに、いくら、いか、たこ、様々な貝もあるので、ぜひ試してみてください。

最後に

いかがでしたか？イギリスの日常生活でスーパーでは手に入らないものもあるかと思います。評判の良いお魚屋さんやマーケットに足を運んだり、オンラインで買えば、美味しいシーフードが手に入ります！

皆様の留学生活が素晴らしいものになりますよう、心から応援しています！
Have a lovely day!