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ビザ申請した留学生が逮捕!?イギリス2016年最新ビザ事情

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留学生なら誰もが必要となるビザ。イギリスは入国審査が比較的厳しいことで知られています。そんな中、2016年に入ってから飛び込んできたビザに関するニュースをお伝えします。

家に突然警察が…

イギリスのバーミンガム大学で博士課程に在籍していたアメリカ人の留学生Paul Hamiltonさんは、卒業後、研究者として働くためのビザを申請しました。応募要項に従って、規定の650ポンドを支払い、ビザが切れる10日前に申請したのですが、突然家に警察がやってきて逮捕されてしまったのです。

警察によると、ビザの申請は却下され、イギリスに滞在することはできないとのこと。しかし、いきなり逮捕され、拘置されることになってしまったことに、Hamiltonさんはすごくショックを受けたといいます。

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なぜビザの申請は却下されたのか?

通常、Tier4ビザでイギリスに留学していて、博士課程を卒業した学生は、12か月間の就業ビザ(Tier 4 Doctorate Extension Scheme)を申請することができます(参照リンク: UKCISA - Doctorate Extension Scheme )。2013年4月に開始したこの制度ですが、2016年1月時点ではまだ有効です。なぜHamiltonさんのビザ申請は却下されてしまったのでしょうか?

公式に伝えられた理由は、なんと「イギリスに家族がいない」こと。これはほぼ全ての留学生に当てはまることです。

ニュースソース
US PhD graduate detained in UK immigration removal centre | Times Higher Education (THE)

自分は何に気を付けたらいい?

イギリスの留学生ビザは申請から取得までにかかる時間が比較的長く、人によってばらつきがあるようです。日本国籍の留学生には緩和されている条件もありますが、ビザ申請の条件も厳しく、申請する時期も細かく決まっていて、申請にはいろいろな書類の提出が必要です。

結局当たり前のことになってしまいますが、絶対に気を付けたいのは、時間に余裕を持って申請することと、申請要項にしっかり目を通すことです。イギリスにいてビザを延長する場合は、大学のInternational centreなどでサポートが得られる場合もあります。なのでその場合は一度大学で確認してみることをおすすめします。

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