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Mike Mozart

日本未上陸!おみやげにもなるコストコお勧め商品7選

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日本でもすっかりおなじみになったコストコ。年会費さえ払えばリーズナブルに買い物ができるので、我が家は日本に住んでいた時もシアトルにいる現在も大変お世話になっています。そして気づいたのは、当然ながら「日本とアメリカでは随分品揃えが違う」ということ。ここではアメリカならではの、おみやげ(あるいはネタ)になりそうなコストコ商品をピックアップしてみました。

入会は日本で済ませておこう

Costco

その前に、Costco(コストコ)で買い物をするには会員登録をして年会費を支払う必要があります。「この年会費がハードル高いんだよね……」という声も聞きますが、コストコの収入源はほとんどが年会費だといわれており、それはつまり不当に高い中間マージンを取っていないということです。

コストコではほぼ仕入れ値に近い金額で商品が買えるので、年会費も何回か通えば元が取れてしまいます。一度入会すればその後1年間は世界中で会員証が使えますし、カード1枚につき非会員の大人1人を同伴できるなどメリットは大きいです。

そして、もしあなたがまだ日本にいてこれから渡米する予定なら、断然日本で入会しておくことをおすすめします。なぜなら日本の年会費の方が安いからです。

会員には個人と法人の2種類(アメリカでは3種類)があり、個人の年会費は税抜4000円、法人は税抜3500円です。アメリカの年会費は個人・法人ともに税抜55ドルですから、かなり割安感がありますね。特に今は悲しいくらいの円安ですので。

会員登録はネットからでもできます。

では、前置きが長くなりましたが日本未上陸の商品を紹介していきましょう。

1.シアトルの地ビール

アメリカ、というかワシントン州限定かもしれない地ビールです。コストコのオンラインショップで検索してもヒットしませんから、実店舗に行かないと手に入らないでしょう。

シアトルにはかっこいいブルワリーが山ほどあるのですが、その中でも歴史が長い「Pike Brewery(パイク・ブルワリー)」の商品が扱われています。一大観光スポットのパイク・プレイス・マーケット内にあり、常時混んでいるブルワリーなので、コストコでその商品が手に入るのは便利ですね。ブルワリーより値段も安いです。

さらに、パイク・ブルワリーの2015年夏季限定フレーバーも売っていました。売れ残り在庫をコストコが買い取ったんでは……と思えなくもないですが、まぁ希少価値が高いことは間違いないです。夏用で軽めのお味らしく、日本人の口にも合いそうです。

おみやげとして厳重に梱包してスーツケースに詰め込んでもいいですし、割れたり質が落ちたりするのが心配な方は現地で乾杯してもいいでしょう。

2.甘~いヤギのチーズ

日本にはおいしいものがたくさんありますが、チーズでは西洋諸国に負けると思っている筆者です。コクのあるチェダーチーズ、塩分・脂肪分が少なくてヘルシーなカッテージチーズ、ほんのり甘めのリコッタチーズ……と、種類が豊富で日本より安価なので、チーズコーナーを見ているだけでうっとりしてしまいます。

中でも日本であまり手に入らないのが、ヤギのチーズ(シェーブルチーズ)ではないでしょうか。牛のチーズより癖があって日本人の口には合いにくいというのが理由かと思われますが、上写真のシナモン&クランベリー味のヤギチーズというのは食べやすそう。パッケージも可愛いです。

肉類と違って乳製品は海外から日本へ持ち込めるので、おみやげにぴったりですね。

3.クランベリーソース

クランベリー続きで恐縮ですが、アメリカ料理には欠かせないクランベリーソースです。11月のサンクスギビング(感謝祭)でターキーに添えて食べるのが一般的です。

酢豚にパイン並みの抵抗を感じる方もいるでしょうが、こってりしたお肉に酸味のあるソースが、存外合うのです。そういえばフィンランドでもミートボールにベリーソースを添えますし、そんなに不思議な取り合わせではないのかもしれません。

アメリカでは缶詰のソースもよく売っていますが、こちらはクランベリーの粒が入っているので缶よりおすすめ。日本ではクランベリー自体なかなか手に入らないため、おみやげや日常使いにいかがでしょうか。ここだけの話、ソースだけペロッと舐めてもおいしいです。

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4.常温保存OKな豆腐

Morinaga

健康志向が高まるアメリカでは、日系スーパーでなくてもお豆腐が簡単に手に入ります。ベジタリアンやビーガンの方がお肉代わりに食べているという印象です。

そんなお豆腐、常温保存もOKな商品を見つけました。買いだめしておきたいアメリカ在住の方にはおすすめ……かもしれません。

House Foods

上のお豆腐は冷蔵用として売っていましたが、開封しなければ65日もつそうです。一体どういう仕組みなのでしょうか。

ちなみに日本発の健康食品というのはまだあって、いまはワカメなどの海藻類がブームの兆し?とのことです。コストコにも海藻サラダが売っていました。

5.携帯用アルコールチェッカー

だんだんネタの様相を呈してきましたが、こちら日本ではあまり目にしないアルコールチェッカーです。どのくらい酒気を帯びているか計測することができます。「車のキーチェーンにつけておこう!」という謳い文句で販売されています。

ワシントン州では「運転時、呼気1リットル中のアルコール濃度は0.08mg未満に」と法律で定められています。日本だと「0.15mg未満」なので、意外にも日本の規制の方が緩いんですね。

車社会のアメリカは、どこへ行くにも車が欠かせません。当然パブやレストラン、ホームパーティにも車で行くことになるので、周りのローカル人たちを見ていると「ビール1杯程度なら大丈夫だよ~」という空気を感じます。が、いけないものはいけません。道路でも「アルコール濃度は0.08mg未満に」という標識を見ますし、違反すれば逮捕・罰金・自動車保険料UP・1年間免許停止……と、それはそれは恐ろしい罰則が待っています。むしろ車社会だからこそ、1年間の免停は大打撃です。

日本より飲酒運転してしまう確率が高いが、罰則も厳しい。そんなアメリカだからこそアルコールチェッカーが普及しているのかもしれません。

6.流行の本

日本のコストコにも洋書が売っていますが、アメリカで流行っている本をいち早く手に入れたいなら、やはり現地の店舗がおすすめです。

いまアメリカでは「大人のぬり絵」が大流行で、どこの書店でも一番いい場所に置いてあります。「メディテーション」のコーナーでも見かけるので、精神の安定や安らぎを求めて手にする大人が多いのでしょう(みんな疲れているんでしょうか)。コストコにももちろん、売っていました。中でもおすすめはこちら。

Johanna Basford

スコットランド出身の画家「Johanna Basford( ジョハンナ・バスフォード)」の新作です。第1作目のぬり絵本『 Secret Garden 』が大ヒットし、第3作目であるこちら『 LOST OCEAN 』も売れています。定価16.95ドル、アマゾンでは10.17ドル、コストコでは9.99ドルだったので、やはりコストコ強しです。

7.シアトルにちなんだカレンダー

今の時期なら、シアトルでしか手に入らないカレンダーもたくさん目にします。軽くて薄いので、日本へのおみやげにも最適。

前述したシアトルきっての観光スポット、パイク・プレイス・マーケットのカレンダーは、繊細な水彩画で市場の賑わいが描かれていて素敵。シアトルの大人気アメフトチーム、シーホークスのカレンダーはスポーツ好きの方に。ワシントン州の写真が載ったカレンダーも、毎月現れる絶景に心癒されそうです。

最後に

実はコストコはシアトル生まれなので、なんだか一方的に親近感を抱いています。

書いているうちに「これらをおみやげにするって無理があるだろう」と思ってきましたが、あくまで「日本にない、アメリカならではの商品選出」ということでお楽しみいただければ幸いです。

念のため、英語では「コストコ」といっても通じません。「コスコ」「カスコ」のように発音しますので(アクセントは最初の「コ」「カ」に)、ご注意ください。

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