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アイアムジャパニ~ズ!ムネリンの英語上達から学ぶ「体当たり英語」の重要性
ムネリンこと川﨑宗則選手は、人気メジャーリーガーの一人です。渡米当初、ほとんど英語が話せなかった彼が操る“体当たり英語”に勇気をもらった人もたくさんいると思います。その彼の英語力が今かなり上達してきていることに気付いていましたか?ムネリンの英語がなぜここまで上達したのか探ってみましょう。
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川﨑宗則選手は、言わずと知れたメジャーリーグで活躍する野球選手です。2012年に渡米し、それ以降メジャーリーグで活躍しています。
野球に興味がない人でも、彼の爆笑インタビューの数々で、その存在を知っている人も多いと思います。
川﨑選手は、そのノリの良いキャラクターと日本語英語丸出しの“体当たり英語”で、海外の人たちからも大人気です。
アイアムジャパニ~ズ!
この動画のインタビューは、渡米から約1年経った頃のものです。
小さなノートを片手に、「アイアムジャパニ~ズ!」と、大絶叫しています。
誰が見ても彼の英語がダメダメな事は分かりますが、彼のスゴイところは、それを隠そうとしないところです。隠すどころか、インタビュアーからマイクを奪って、どんどん話そうとしています。
メジャーリーグでは、英語が話せない選手には通訳が付くことが一般的ですが、川﨑選手はいつも通訳を介さずにインタビューに臨んでいます。
ムネリンに語学の壁なし!
こんなにダメな英語を話していても、彼はネイティブの間でも大人気です。
-
「彼は素晴らしいプレイヤーだよ。そしてきっとチームの中で一番人間性も優れてると思う。」
「彼のキャラクターがすごいね!毎回どんなことするのか楽しみに見てるよ。」
「なんか嫌いになれないキャラクターだから応援したくなるんだよなぁ。英語全然話せなくてもね。これからも頑張って欲しい!」
「この選手はハートが強いな。彼がしれっとインタビュアーからマイクを奪う所が好きだ。」 - 海外まとめネット
これらは川崎選手のインタビューを見た外国人視聴者の反応です。
英語が上手く話せなくても、ジェスチャーを交えながら何かを伝えようとする彼の姿勢とコニュニケ―ション力の高さに、たくさんの人が好感を持ったようです。
海外メディアでも、「彼には語学の壁はない。なぜなら笑いとジェスチャーと片言でコミュニケーションをとるから」と評されています。
現在プレーしているブルージェイズの地元ウェブサイトには『川﨑が愛される7つの理由』というコラムが掲載されたほどです。
チームメイトのホセ・バティスタ選手(ドミニカ共和国出身)も、次のように川﨑選手を絶賛しています。
いきなり日本語で話しかけてきた時には驚いたけど、今はもう慣れたよ(笑)。ムネ(川崎)は英語やスペイン語がうまくしゃべれなくてもボディランゲージを交え、一生懸命に話すから何を伝えようとしているかが大体分かる。とてもユニークで、みんなを笑わせるムードメーカーでもあるし、最高のチームメートさ。メジャーリーガーの中にはヘンなプライドが邪魔をして周りに溶け込もうとしないヤツがいるけれど、彼はそうじゃない。ああいう姿勢はわれわれも見習う必要性がある。
ムネリンの英語が上達!
英語が下手でも大人気となった川﨑選手ですが、最近のインタビュー映像では英語がメキメキ上達していると話題になっています。
確かに、「アイアムジャパニ~ズ」とは比べ物にならないほど滑らかな英語の発音です。
マイクを奪って一方的に話していたかつてのインタビューとは違い、インタビュアーの質問を理解し、きちんと答えています。
それだけではなく、「君(インタビュアー)にしばらく会えなくて寂しかったよ」と英語でジョークまで飛ばしています。
ムネリンの英語上達の秘訣
川﨑選手の英語が上達した秘訣は一体何なのでしょうか?
その秘密を解くカギも、インタビューの中に隠されていました。
2014年8月の地元メディア『トロント・サン』のインタビューで、英語上達の秘訣を聞かれ、川﨑選手は次のように答えています。
「僕はとにかく人と話すようにしています。クラブハウスで選手たちと。」
別のインタビューでは、
「毎日チームメイトと話しています。僕には、とにかく英語を練習することが必要です。」
と答えています。
川﨑選手は、とにかく英語で話すことで英語を上達させているようです。
上記の2015年10月のインタビューでは、インタビュアーに「英語が去年よりずっと上手くなっている!」と言われ、
「僕には2冊の本があるからさ!(I have two books, bro!)」
と答えています。
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ムネリンの2冊の本
2冊の本とは、一体なんでしょうか?
具体的には明かされていませんが、おそらく彼のオリジナル英語ノートのことだと思われます。
最初の「アイアムジャパニ~ズ!」の動画の中で、彼は小さなノート片手に英語を話していました。
きっとこのノートの中には、日々覚えた単語や言い回し、インタビューで言いたい英語などが書かれているのではないでしょうか。
今ではそのオリジナルノートが2冊になった、ということのようです。
それだけたくさんのことを日々ノートに書き込み、モノにしたということです。
オリジナルノート学習法
「英語を学ぶ」と一言に行っても、英語を使用する場面によって、必要な単語や表現は違います。
どのような場面で英語を使うか想定できていないと、学ぶべき英単語や言い回し、文法の範囲が広すぎてキリがありません。
川﨑選手のようにオリジナルノートを作って英語を学ぶことで、自分が一番よく使う英語から効率よく学ぶことができます。
自分が伝えたいことをピンポイントで学ぶので、覚えたことを直ぐに実践で使うことができるのも、上達が早くなる秘訣です。
川﨑選手の場合は、きっと野球関連の単語を中心にノートに書き留め、実際の会話の中で使っているのではないでしょうか。
ムネリン式学習法は効果的
英語学習法は人それぞれですが、とにかく色々な人と話す川﨑選手の英語学習法は、会話が苦手な日本人には非常に効果的な学習法だと言えます。
文法や単語の知識はそれなりにあるのに会話が上手くできない理由は、英会話の練習不足です。
最初は誰だって、上手く英語を通じさせることができないものです。でもそれに臆することなく、どんどん英語を使ってこそ、ネイティブらしい発音や言い回しが上達します。
誰もいない部屋で一人で発音の練習をしても、その発音が果たしてネイティブに通じる発音なのかを知ることはできません。
ムネリンに見る英語を学ぶ本来の姿勢
「英語をモノにしたい!」と考えている人はたくさんいると思います。その数は、これからもっともっと増えることでしょう。
なぜ、誰もが英語をモノにしたいのでしょうか?
「就職の幅が広がるから」
「学校・会社で英語が必須だから」
「海外勤務がしたいから」
もちろん、これらも英語を学ぶ立派な理由ですが、英語を身に付けた後の明確なビジョンが出来ていない限り、これらの理由でモチベーションを保つことは難しいでしょう。たくさんの人が英語を始めてはみるものの、すぐに挫折してしまう原因の一つはここにあります。
言語は本来、相手に自分の気持ちを伝えるためのコミュニケーションツールです。何か伝えたいことがあるからこそ上達します。
「英語を上達する一番の近道は、ネイティブの恋人を持つこと」とよく言われますが、あながち間違いでもないと思います。
恋人に自分の思いを伝えたい、自分のことをもっと知ってほしい、と思うからこそ英語が上達します。
そして、伝えたいことを持っている人の話には、誰もが自然と耳を傾けたくなるものです。
川﨑選手の初期のインタビューからは、英語ができなくても何かを伝えたいという気持ちがよく伝わってきます。
彼のインタビューを見たたくさんの人がそれを感じたからこそ、英語ができなくても彼は人気者になれたのではないでしょうか。
同時に、きっと川﨑選手の中では、もっと的確に自分が言いたい事を伝えたいという思いが増していったのではないでしょうか。
川﨑選手の初期のインタビューからは、英語を学ぶ時の本来のあるべき姿勢を学ぶことができます。
まとめ
川﨑選手の英語力は、これから益々上達していくことでしょう。メジャーリーグでの活躍と同じくらい、その上達ぶりが楽しみです。
私たちは、川﨑選手から、体当たりで英語を学ぶ姿勢を学んでいきましょう。
<参考文献>
・
Wikipedia『川﨑宗則』
・
ふろぺじ! 海外の反応『川崎宗則「僕には2冊の本があるのさ」川崎宗則の試合後インタビューが海外で話題に【海外の反応】』
・
BASEBALL KING『ムネリン「英語が一番下手なのは自分」 地元メディアのインタビューで』
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