海外勤務あり求人の転職ガイド!海外に行ける仕事の求人と採用までの7ステップ

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海外勤務をしたい人、海外に行ける仕事に転職したい人必見!この記事では、海外勤務のある求人を見つけて転職する方法を解説しています。
これを読めば、海外転職までの道筋と、あなたが最初に起こすべき行動までが見えてくる!
海外未経験や新卒の方でも、日本語が使えたり語学不問の求人が実はあります。
そこで今回は、初心者向けに海外求人の種類から転職ステップまで、分かりやすく紹介いたします。

この記事では、海外勤務の仕事に転職する方法を、初心者の方にも分かりやすい文章で解説していきたいと思います。

  1. ぺんぎん

    海外勤務のある仕事って例えばどんな仕事?

  2. 日本企業から派遣されて海外支店を任される人や、営業として海外企業に直接採用されるケースもあるよ。

    きりん先生
  3. ぺんぎん

    うーん、なんだか僕には難しそうだな…。

海外勤務とは、まさに多種多様。様々な働き方があります。

海外で働ければ今よりずっと広い世界を楽しめますし、グローバル人材になって市場価値を上げるのも憧れますよね。

でも、先ほどの不安げなぺんぎんさんのように、

「自分が本当に海外勤務できるのか、見当もつかない。。」
「そもそも、具体的にどんな仕事があるのかも分からない。。」

と考える方も多いと思います。

そんな方のために、この記事では「海外勤務できる人になるための方法・必要な英語力・キャリアプランに必要な給与情報・面接対策」まで、すべて解説します!

大切なことなので最初にネタバレしてしまうと、とにかく海外勤務をしたい人は、まず人材エージェントに相談することが一番の近道です。

で、まず間違いありません。

どちらも無料で相談できます。まずはどんな求人があるのか、今の自分にはどんな年収の求人が狙えるのか市場価値を確認しましょう。

では、なぜエージェントに相談すべきなのかの理由も含め、まずは海外勤務のメリットから説明していきましょう。

海外勤務をお勧めする理由・メリット

  1. ぺんぎん

    海外勤務の憧れはあるけど、実際のところ海外勤務すると何がメリットになるの??

  2. 海外勤務をすると、①成長できる、②ワークライフバランスが良い、③キャリアアップできる、④語学を習得できる、というメリットがあるよ。

    きりん先生

①必然的に、大きく成長できる

さまざまなバックグラウンドを持つ人のいる環境で仕事をすることで、異文化に触れ、その土地の文化に合わせていく柔軟性を身に付けられます。

また、日本にはない価値観を発見し、新しい視野をもつことができ考え方の幅が広がります。

②ワークライフバランスが良い

日本では残業時間が多くなりやすく、プライベートな時間をつくるのが難しいのが現状ですよね。しかし、海外の企業では定時で仕事を終えるのが当たり前の文化がよく見られます。

海外で仕事をすることで日本よりもプライベートな時間を大切にし、ワークライフバランス良く仕事ができます。

③キャリアアップに繋がる

海外で働いた経験があることで、専門性がなくても、転職市場で国際感覚をもつグローバル人材として扱われ、転職しやすく・待遇が上がりやすくなります。

さらに、海外で働くことで今までにはない新しい人間関係を築くことができ、その人脈次第では憧れの仕事に就ける可能性も上がります。

④実用的な語学力が磨かれる

仕事・生活において現地の言葉を使わないといけないため、語学力を身つけることができます。

海外勤務のある仕事の例

  1. ぺんぎん

    海外勤務のある仕事って、例えばどんなものがあるの?

  2. ではここから、海外勤務のある仕事をカテゴリー別に紹介するね。

    きりん先生

駐在員の求人が多い仕事

海外駐在とは

海外駐在とは、一定の期間に海外へ派遣されることを指します。雇用主は日本国内の企業になるので、給与も現地水準ではなく日本の給与が基準になります。

海外赴任手当などが付く場合も多く、雇用主が負担するコストが大きくなることから、求人は専門性や特定の経験がある人が対象のものになっていきます。

駐在員候補の求人が多い業種は、金融・証券・IT・コンサル・商社・メーカー・貿易・ゼネコンなどです。

①日系現地法人向け営業

 

日系現地法人との営業が主になるので、営業経験があれば英語力はあまり求められないです。

②人事・総務・労務

社内規定作成や採用計画などの人事や総務の経験があれば、語学力は低くても採用の可能性があります。

 

③工場管理・生産管理・品質管理

工場での品質管理や生産管理などの専門性をする職種の経験があれば、海外工場の駐在員としての求人が多いです。

④調達

メーカーや商社での部材・部品の調達経験と交渉力・多少の語学力が求められます。

⑤海運・航空・ロジスティクス (流通)

海運のフォワーダーや倉庫業者など流通に携わる経験のある人には求人が多いです。しかし、仕事はほぼ英語のため、ビジネスレベルの英語力が求められることが多いです。

外資系企業での求人が多い仕事

外資系企業は海外勤務が多いイメージがありますが、実際は日系企業で駐在員として海外赴任するよりも、海外に行く可能性が限られています。

外資系求人の中でも海外に行きやすい仕事の例としては、コンサルティングメーカーのマーケティングがお勧めです。

コンサルティングではプロジェクトベースで海外に行く機会がありますが、英語力を求められ、ボストンキャリアフォーラムやロンドンキャリアフォーラム経由で採用された人の方が海外に派遣される確率が高いです。

現地採用の求人が多い仕事

現地採用とは

現地採用とは、日本企業の海外子会社や、現地海外法人に採用されることを指します。専門性がない人や、社会人経験が長くない人にもチャンスが多くあるのが、現地採用です。

なぜなら、海外であっても日本人でしかできない仕事(例えば日本人訪問者向けビジネス、日系企業を顧客とするビジネス、日本進出したい海外企業を顧客とするビジネス)として、「日本人であること」が強みになるためです。

現地採用が多い職種には、食品・接客・教育・事務職があります。

①食品 (日本食、すし)

 

調理師免許や料理人としての経験がある人は、日本人が住んでいるような国では求人があります。

②観光 : ツアーコンダクター・ツアーガイド

 

現地のツアー会社に就職し、日本人向けのツアーの企画や添乗を行う仕事です。日本人が観光に行く国なら求人があり、日常会話レベルの言語力があれば働ける可能性があります。一部の国でライセンス取得が必要な場合があります。

③美容師・理容師

 

完全に現地に住む日本人がお客さんのため語学力は求められません。美容師・理容師の資格が必要かは国によって異なります。

④日本語教師

 

日本で働くためや日本人相手のビジネスをするためなど、仕事のために日本語を勉強する人が主な相手です。日本語を現地の人に教えるためには、現地の言語を話せる言語力が求められます。

日本語教師の資格はないですが、下記の条件を提示する求人が多いです。

  • 文化庁指定の日本語教師養成420時間講座を修了している
  • 日本語教育能力検定試験に合格している
  • 大学で日本語教育を主専攻または副専攻
  • 日本語教師歴3年以上
  •  
  • (4年制大学卒業)

⑤保育士・幼稚園教諭

 

日本人の駐在家族の子供向けの保育園や幼稚園の求人で、日本人を相手にしているので語学力が問われないことが多いです。専門職であるので、就労ビザ取得しやすいです。

⑥家庭教師

日本人の駐在員の子供を対象とした家庭教師で、国語を使うことはないです。資格は必要ないですが、日本で家庭教師・塾講師の経験がる人は容易に仕事に就ける可能性が高いです。

⑦事務(コールセンター)

現地のコールセンターで日本語対応をする仕事です。語学や経験が不問であるため仕事につきやすいが、給料や手当があまり良くない場合もあります。

⑧事務(事務職)

商社やメーカ-の駐在員が不在の際に、社内の事務処理や日本人でないとできない仕事をします。場合によっては給料や手当が良くないので、求人情報の見極めが重要です。

海外勤務のある会社の例

海外勤務のある会社としては、商社、メーカー、海運、プラント、外資系企業があります。日系企業で海外勤務者が多いのは、自動車・自動車部品メーカーや電気メーカー、総合商社など。

これらの会社は従業員数が多く、海外勤務者が多くなる傾向にあるので、次に海外勤務者比率で海外勤務のしやすい会社を比較していきます。比率上位に来るのはやはり総合商社、他には海運やプラントがあります。

海外勤務を実現する方法は4つ

  1. ぺんぎん

    たくさん仕事の種類があるのは分かったけれど、どうやって実現すればいいんだろう?

  2. 海外勤務を実現するには、①日系企業の駐在員として海外勤務する、②外資系企業の社員として海外勤務する、③日本企業の海外支店で「現地採用」として働く、④海外企業で「現地採用」として働く、の4つの方法があります。

    きりん先生

1. 日系企業の駐在員として海外勤務する

日系企業で海外駐在が多いのは商社や投資銀行、貿易、メーカーなどです。日本にいるときよりも給与が良い、福利厚生が整っているなどのメリットがあります。一方で、若手は駐在員に選ばれず、ある程度経験を重ねなくてはいけないデメリットがあります。

2.外資系企業の社員として海外勤務する

日本で外資企業に採用され海外支店で働くケースです。英語力が求められ、10年先輩でもライバルとなりうる成果主義で、結果挙げた分評価されます。しかし、福利厚生が整っていない、成果を出さないといけないというメリットもあります。

3.日本企業の海外支店で「現地採用」として働く

海外進出している会社の海外支社や現地法人に採用されるケースです。日本人であることを活かせるため、英語力を求められない職種もあります。

食品や接客業など幅広い選択肢あるという利点もある一方で、本社採用された駐在員よりも給与や福利厚生が劣るというデメリットがあります。

現地採用から本社採用になれる確率はかなり低いですが、企業選び・努力次第では本社採用のチャンスをつかめるかもしれません。

4.海外企業で「現地採用」として働く

海外企業 (外資系企業) で現地採用されて働くケースです。この場合は日本人がいることが稀で、同僚・上司が外国人であることが多いです。

外資系であるため成果を出す必要がありますが、アジアや欧米のようにワークライフバランスを大切にできるメリットもあります。日系企業との取引など、日本と関わりのあるビジネスを求められる場合には採用されやすいです。

必要な英語力は?

  1. ぺんぎん

    やっぱり不安なのは、英語だな…。海外勤務で必要になる英語力って、どれくらいなの?

  2. ではここからは、海外勤務に必要になる英語力の目安を紹介していくよ。

    きりん先生

業種、職種別の求められる英語力

営業や接客など人と関わる職種は会話に困らない英会話力が求められます。調達の中でも交渉を必要とする職種では英語力が求められます。

一方で、事務や会計などの職種は、書類を読み書きする能力が求められます。プログラマーなど専門性のある職種では英語力が求められない場合が多いです。

仕事で英語を話す機会が多いコンサル・商社・貿易などの業種はTOEIC 700点以上のビジネス英語スキル必要です。IT・メーカーなどの専門性がある業種ではTOEIC600点以上の日常会話レベルの英語スキルが必要です。

英語力ゼロでもできる仕事

英語力がゼロでもできる仕事もあります。主に日本人向けのビジネスが中心の、食品 (寿司屋、日本食レストラン) や家庭教師などの仕事です。また、日系企業の事務も英語が話せなくてもできます。

必要な経験、学歴、職歴は?

  1. ぺんぎん

    英語力の他に、必要になる経験スキルってどんなものがあるの?

  2. 日系企業か海外の企業か、また職種によって必要な経験や学歴が変わってくるんだ。

    きりん先生

日系企業の海外駐在員として働きたい場合には、資格よりもキャリアが重要視され大卒で社会人経験があるほうが有利です。外資系企業で働くには、英語力は必須で社会人経験があるほうが有利に働きます。

美容師やプログラマー、エンジニアなどは、専門性をもっているため採用されやすい傾向にあります。家庭教師・コールセンターなど職種によっては社会人経験がなくてもできる仕事もあります。

新卒でも正社員として海外で働ける仕事はあるのか

新卒でも正社員として海外で働ける仕事はあります!海外で働くパターンは2つ。①海外進出している日系企業で働くか、②海外にある海外の企業で働くかです。

後者の方が語学力を求められ難易度が高いです。前者の場合でも留学をして語学力を高めておくと武器になります。

さらに、地域によっても難易度が変わり、アメリカやヨーロッパなどの先進国は専門的なスキルを求められ難易度が高いです。一方で東南アジアなど発展途上国では、社会人経験がなくても難易度はそこまで高くないです。

国によっては社会人経験なしで就労ビザを取得できるハードルが異なるので、労働条件を事前に確認することをお勧めします。

ただ、新卒だと社会人経験がないため➀のパターンでも駐在員としてではなく、現地採用で採用されることが多く、給与が低いです。しかし、駐在員に比べると自由度が高く、自分の意思でいかようにもキャリア形成が可能なのが魅力です。

海外勤務のデメリット〈解決方法も紹介〉

  1. ぺんぎん

    海外勤務をして、後悔するポイントとかはないのかなあ?なんとなく不安。

  2. もちろん、日本から海外に飛び出して働くとなると、大変なことも多いよ。でも考え方次第で解決は簡単になるんだ。

    きりん先生

デメリット①仕事において、日本では生じないストレスを抱える可能性がある

日本から駐在として海外で勤務する場合、海外現地支社と、日本本社との間に立つことが多くなります。その結果、意見や方針の食い違いで板挟みになるケースがあるのです。また、日本から求められる成果、期待に応えるために、プレッシャーを感じる場面もあるでしょう。

◎解決方法

しかし、このプレッシャーは、仕事を充実感あるものにする材料のひとつでもあります。無理のしすぎはいけませんが、せっかく海外で貴重な経験ができるチャンスを手にしたのであれば、思いっきり活かしきりましょう。成功のコツは、日本のスタッフはもちろん、現地スタッフとの英語や現地語でのコミュニケーションを大切にすることです。

デメリット②海外生活に慣れるまでが大変

生活文化も食事もマナーも異なる海外では、ちょっとした環境の違いがトラブルのもとになってしまいます。例えば、食事の待ち合わせでの時間の価値観。これは国によって少しずつ認識にズレが生まれやすく、人間関係を築く上で注意が必要になります。

このような小さな違いを学び、適切な行動ができるようになるまでが大変なのです。

◎解決方法

失敗をしても誠意をもって謝るなど、謙虚な姿勢を忘れずに行動することが大切です。そうすれば、次第に周りも助けてくれたり、そこから友人を作ることもできるでしょう。

日本から逃げたいなら海外就職すれば良い?

  1. ぺんぎん

    日本での生活に嫌気が差したから、海外生活をしたいって声も最近も多いよね?

  2. そうだね。今の会社が辛い、って思った時に、海外就職も選択肢に入れると人生きっと大きく変わるはずだよね。

    きりん先生

「今働いている会社がブラックだ」「満員電車で毎朝通勤するのが辛い」と感じている人の中には、日本を脱出して海外で働きたいと思う方も少なくないと思います。 企業によって異なりますが、日本の典型的な大企業では、上下関係・人間関係が苦痛になったり、サービス残業が普通であることも。

しかし、海外ならば人間関係はよりフラット。プライベートな時間を尊重する風潮もあるため、自分の時間や家族との時間を大切にしながら生活している人が多くいます。 今の職場がストレスで、それが古くからの悪しき慣習が原因であるのであれば、環境を自分から買えることをためらうよりも、行動に起こしてみることをお勧めします。

給料はどれくらいになる?

  1. ぺんぎん

    海外勤務をして、給料は上がるのかな??

  2. ではここからは、海外勤務をした場合の給与例を紹介するね。

    きりん先生

海外駐在の場合

海外駐在をした場合の給料は、日本の手取りの約1.5〜2倍だと言われています。 具体的な給与例を、業種別に見てみましょう。

例)30歳、マネージャー職の場合

           
大手メーカー年収800〜1000万円月収60〜80万円
総合商社年収1300〜1600万円月収100〜130万円
金融年収1200〜1300万円月収100〜110万円

※駐在先の物価などによって変動があります

ここに

  • 海外勤務手当
  • 危険手当/メイド手当(主に途上国への駐在のみ)
  • 家族手当
  • 住宅手当
  • 語学習得手当

などの福利厚生がプラスされるので、海外駐在をすると、日本で働くよりも高い給料が手に入ります。

現地採用の場合

日系企業や現地企業の現地採用の場合、駐在に比べて給与水準は低くなる傾向があります。 具体的な給与例を見てみましょう。

                               
国名 業種 職種 年収 月収
アメリカ日本語教師(大学)派遣300〜420万円25〜35万円
オーストラリア観光-430〜500万円35〜40万円
中国製造業営業300〜400万円25〜30万円
タイ接客美容師170〜190万円14〜15万円

以上が相場になりますが、業種や職種・個人の持つスキルなどによっても給料は変わります。

現地の物価水準に注意

同じ給与でも、勤務先の生活水準によって価値は変わってきます。

オーストラリアなどは給与が高く、余裕を持って生活ができるように感じられますが、物価は日本の約2〜3倍することも。

反対に、タイなどは給与が低く感じられますが、物価は日本の3分の1ほどです。

日本円での給与だけを見るのではなく、各国の物価を比較しましょう。場合によっては、給与水準が高くても、予め貯蓄を要する場合もあります。

帰国後の給与はどうなる?

海外駐在の場合

駐在員として海外勤務していた場合、基本的にその前後で給与は変わりません。 駐在中の業務功績によっては上下がある場合もあります。

現地採用の場合

現地採用で海外勤務をしていた場合、帰国後に新たに転職活動をする必要があります。

帰国後の転職活動で成功し高収入を得るためには、転職先と関連性のある企業に勤めていた、海外勤務中に成果を上げたなど、アピールポイントとなる経験が重要です。

帰国して転職することを考えている方は、現地だけでなく帰国後の業種や職種も具体的に決めておきましょう。

海外勤務のビザサポート事情

地域や国によって、就労ビザの取得難易度や条件は異なります。しかし、大抵の場合は大卒程度の学歴とそれなりの社会人経験が求められます。これは、日本で働く外国人労働者に対しても同様です。

就労ビザの取得(地域ごと)

ヨーロッパ

就労ビザの取得難易度は全体的に非常に高い。職種も専門性のあるものでないと厳しい。しかし、東ヨーロッパやオランダは、そこまでの取得難易度は無いので狙い目。

北米

近年、移民の受け入れは厳しくなっているが、難易度はまずまず。情報は多いため、エージェントを活用すればビザサポートに整った企業に出会える可能性は高い。

オセアニア

ワーホリで人気のオセアニア。就労ビザの難易度に関しては北米と同程度である。ワーホリで多いサービス業を通じた就労ビザの取得は難しく、理系や専門性の高い仕事の方が取得できる可能性は高い。

アジア

近年、就労ビザの取得が厳しくなってきている。特に、経済が発展している香港・シンガポールでの取得が難しい。

東南アジア

上記の地域に比べると、まだ取得しやすいと言える。就労ビザの他にワークパーミットの取得が必要等、手続きが複雑なため行先のシステムについては事前に詳しく調べておくべき。年収は、発展途上国の場合日本円にするとかなり低くなる可能性もある。

ビザサポートのある仕事を探す

海外で勤務するうえで必要不可欠な「就労ビザ」を取得するサポートをビザサポートといいます。簡単に説明すると、企業による外国人労働者へのスポンサー制度のことです。

企業にとっては、手間がかかる制度ではありますが、優秀な人材を確保するためには必須の制度です。

ビザサポートのある仕事につくと、就労ビザに関する手続きは基本的に企業が行ってくれるため、非常に楽です。また、取得に関する費用なども企業が負担してくれるため、節約することができます。

ビザサポートが整っている仕事の例

  • 専門性がある仕事…エンジニアや研究員
  • 個人のスキルやアイディアが強く求められる…デザイナーやビジネスマン
  • 海外からの労働者が有利な仕事…本場のシェフが腕を振るうレストラン

海外勤務から永住権を獲得する方法

やっとのことで現地採用され、海外移住を成功させても多くの人は、最終的に帰国を余儀なくされます。

それだけ、どの国でも永住権の取得は厳しいのです。

永住権を手にする一番確実な方法は、現地人と結婚すること。実際、ほとんどの人はこの方法で永住権を取得しています。

仕事を通じて永住権を取得する場合は、かなりの年月を現地で生活していける安定した生活基盤が必須です。また、個人の才能や能力も取得に大きく影響してきます。

例えば、アメリカで仕事を通じて永住権を申請する場合は「EB-1-2, EB-1-3, EB-3」のいずれかに該当します。これらの審査基準は非常に厳しく、圧倒的才能がある芸術家か、企業の重役クラスでもないと、審査に落ちてしまいます。

英語圏で働く方法

海外の中でも、欧米やオーストラリアなどの英語圏の国で働きたいと憧れている方は多いと思います。

これを実現させる方法としては、 海外進出をしている日系企業の駐在員として働く方法、外資系企業や日系企業の現地採用で働く方法などがあります。

その際、「高い英語力・コミュニケーション能力やビジネスマナー・海外勤務経験」が求められます。また英語圏には非公開求人も多くあるので、広い人脈もひとつの武器になります。

アジアで働く方法・メリット

英語圏も良いですが、就職のハードルが高くなる欧米だけでなく、アジアの国で働くこともぜひ視野に入れてみてください。

経済成長もめまぐるしいアジアで働くメリットとしては

  • 数多くの日系企業が進出している
  • 未経験でも就職できる
  • 就労ビザが取りやすい
  • 英語力が欧米ほど求められない
  • 物価が安い

などがあります。仕事を見つけやすく、生活もしやすいのがアジアの特徴です。

またアジアで勤務経験を積めば、それを生かした英語圏への就労へのチャレンジもしやすくなります。

夫・妻が海外勤務!子供の教育はどうする?

パートナーのどちらかが海外勤務になった場合、海外に付いていくか、それとも日本に残るべきかは悩むポイントかと思います。 特に子供がいる場合は、どのような教育を受けさせたいかによって判断が大きく異なります。

英語力の向上を求めるのであれば、現地のインターナショナルスクールに通わせることも良い選択肢です。実際に、筆者の友人も娘に高校3年間インターナショナルスクールに通わせることで、大学受験では日本の有名大学の帰国子女枠での合格を実現させていました。

子供にとって、幼い頃に海外生活ができることはかなり貴重なはず。もちろん、海外滞在が1年未満の場合など、子供に大きなストレスをかけることを避けるために、日本人学校を選択することも可能です。どちらにしても、帰国後にどのような道に進める可能性があるかを考え、現地の教育機関を調べるようにしましょう。

お勧めのエージェント

とても重要なことなのでもう一度言いますが、

海外勤務のある仕事に転職するためには、海外案件に強い転職エージェントを利用するのが最も効率良いです。

数々の実績をもつ人材エージェントのキャリアコンサルタントに相談することで、今の自分の職歴・英語力でも転職できる企業を紹介してくれます。

ここからは、海外にかかわりのある仕事への転職に強い人材エージェントを5つに厳選して紹介します。

【1】リクルートエージェント

日系企業から海外へのキャリアアップを目指すならリクルート

リクルートエージェント は日本国内最大の人材エージェントであることから、海外で展開している日系企業とのコネクションが豊富です。一般公開している求人の他、10万件以上の非公開求人を取り揃えています。

各業界・各業種での知識が深いアドバイザーによる求人紹介や、「面接力向上セミナー」にも定評があります。

アジアを中心に展開するグローバルブランド【RGF】海外拠点

インド、インドネシア、シンガポール、タイ、ベトナム、香港、中国、台湾、フィリピン、マレーシア(他の国の案件あり)

リクルートエージェントに登録する(無料)

もし現在の年収が600万円以上で、IT・コンサル・メーカーを志望している場合は、同じくリクルートが運営するハイクラス向け転職サービスの リクルートダイレクトスカウト への登録がお勧めです!高収入、経営ボードが前提の非公開求人を豊富に扱っています。

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【2】ランスタッド

世界39カ国で活動するランスタッド

ランスタッド は、30代で年収800万円以上のハイクラスを狙いたい!という人にお勧めです。世界最大級のエージェントだからこそ持つネットワークから、非常に外資系企業に強い人材エージェントです。

英語や中国語に対応できるバイリンガルコンサルタントが多いことも特徴の一つ。エージェントによっては外資系に強いことを売りにしつつ担当コンサルタントが英語が話せない、なんてことも少なくありません。その点、ランスタッドであれば安心です。

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