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硬水の汚れ対策も!イタリア生活で本当に使える掃除グッズ4選

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イタリアには「Pulizie di Pasqua(イースターの大掃除)」というならわしがあり、Pasqua(イースター)が心を清めて再生・復活を願うお祭りである点や、この時期に家族が一堂に会する点から、イースターに向けて大掃除をする人が沢山います。そこで今日は、筆者が実際現地で生活している中で、便利だと感じているお掃除グッズをご紹介します。

1.重曹(Bicarbonato di sodia)

日本同様、イタリアでも重曹は500gパック1ユーロ前後で、どこででも手に入ります。筆者はスーパーの製菓コーナーで買った重曹を、料理の他にもコンロの油汚れになどにも使っています。

重曹を使った掃除の方法は万国共通なので、日本の動画サイトなどで使用方法を確認できる点も魅力です。勝手が分かるまで少々面倒かもしれませんが、イタリアの洗剤は1つ1つが大容量なので、あれこれ買って場所を取ってしまったり、1人暮らしでなかなか使い切りそうにない方は是非お試しください。

ちなみにマフィンなどを作る際に買ったベーキングパウダーでも試してみましたが、そちらでもソコソコ油汚れを落とすことはできました。また、水垢対策、消臭対策にもお酢やクエン酸には劣るものの効果的でした。

2.カルキ(水垢)取り洗剤(Anticalcare)

日本では水垢に対してそこまで深刻に考えていなかったため、ときどきクエン酸やお酢で掃除する程度だったのですが、イタリアの硬水は本当に手強く、放っておくと、1週間でシャワーカーテンやガラス、蛇口が真っ白になります。最悪、シャワーや排水溝自体が壊れたりするほど深刻な事態に発展するケースもあるとのことでした。

筆者は最初、日本にいたときと同様にお酢やクエン酸で掃除していたのですが、1週間に2回3回と洗っているうちに、部屋中がすっぱい臭いになってしまい、外にいてもなんとなく自分からお酢の臭いがするような感覚になってしまったので、思い切ってカルキ取り洗剤を購入しました。

こちらはイタリアの洗剤にしては珍しく750ml程度の小さめサイズのものも沢山あるのでトライしやすいと思います。

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3.塩素系漂白剤(Candeggina)

名前は漂白剤ですが、洗濯物の消臭(硬水で洗剤が溶けにくいことが原因でした)や室内のカビとり、キッチタオルやスポンジの殺菌消臭、排水溝のぬめりとりなどマルチに使えて便利です。日本の塩素系漂白剤とほぼ同じ効果が期待できます。

もちろん漂白剤なので茶渋汚れなどにも効果てき面。大容量のものが中心にラインナップされていますが、1本持っておくと便利です。

4.洗濯物色移り防止シート「L'Acchiappacolore」

日本にいた頃、色移りで失敗したことがなく、渡伊後もしばらくは大丈夫だったので最初は全く関心が無かったのですが、ある日、白シャツが見事にグレーに染め上がってしまい絶叫!急いで買いに行きました。

1〜2人暮らしだと色別に分けて何回も洗濯するのは不経済ですし、ハラハラドキドキしながら毎回洗濯機を開けるのも嫌なので、1枚40円前後しますが、これを投入して洗濯するようになりました。

最後に

イタリアは各メーカーからありとあらゆる洗剤が出ています。「コンロ用」「流し用」「シャワー用」と買い揃えていっても良いと思いますが、使い切りそうにない方は、まずは「重曹」「お酢」などからスタートし、どうしても困ったときは今回紹介したものを参考にしてみてください!

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