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国際郵便!フランスに荷物を送るときに気をつけたいこと

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どんなに準備して出発しても、やっぱり日本から送ってほしいものがあるかと思います。ここでは日本からフランスに荷物を送ったときの体験と後悔をまとめました。

荷物はなるべくまとめて持っていった方が良い

留学などで海外に出発する際、荷物はできるだけ渡航時にまとめて持ってきたほうが良いです。フランスになくて、それがないと困る日用品は必要な量を計算し、優先して荷物リストに加えましょう。

また、航空券料金に含まれる預け手荷物のサイズや重量、個数は制限がありますが、必要ならば超過分を払い、持って行く選択肢もあります。

同じ重量の荷物を、東京からフランス国内にエールフランスのエコノミークラスで超過料金を支払い預け手荷物にする、日本郵便の航空便で送る、と仮定し比べてみました。

項目 値段 日数(受取まで待つ時間)
預け手荷物(9kgまで) 70ユーロ 当日
航空便(9kg) 16,150円 8日
航空便(4kg) 8,450円 8日

※9kgまで:エールフランスの無料受諾最大重量23kgを超え32kg以内という重量超過手荷物の手引きより。
※日本郵便には他にEMSやSAL便、船便等の方法が選べますが、ここでは飛行機という同じ輸送手段で比較しています。

参考リンク

エールフランスWebサイト「お手荷物の手引き」
日本郵便「国際郵便」

どうでしょうか?もちろん4キロより軽い荷物であれば割高ですが、費用、料金、梱包など諸々の手間を考えれば無料制限を超える、という理由だけで必要な荷物を諦めて減らすより効率がいいかもしれません。

郵便局「小型包装物(国際書留付き)」で送ってみた

筆者は渡航時にあまり詳しく調べずに、必要な荷物をなるべく減らし、小型包装物(国際書留付き)を使って後で送ることにしました。どう送ってもらうか悩んだ末、小型包装物を選んだ理由は2つです。

1.2kgまでの品物なら安く送ることが可能だから。

料金・日数・輸送方法を比べるには 日本郵政のウェブサイト で調べることが可能です。

2.国際書留はラベルがあり、書類作成が比較的わかりやすく、追跡もできるから。

書類は税関告知書と呼ばれるもので、こちらの 日本郵政のウェブサイト にて詳しく解説されています。

 

更に品物数が多い場合は 税関告知書補助用紙をダウンロードできます 。自分で記入し、送り手側にデータを渡すとよりスムーズでしょう。

 

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特に注意したいこと

個人荷物でも、その荷物の価格が45ユーロを超えた場合、受取人に関税が請求される可能性があります。支払いを拒否すれば、荷物は日本に戻されるか破棄されるようです。

また、あらゆる誤解を避けるため、商業取引ではないことは税関告知書に明記したほうがよいでしょう。
(例:ALL is NO COMMERCIAL VALUE, PERSONAL EFFECTS ONLY.)

また、送り状に記載された番号を控えて追跡をしましょう。日本から飛行機が出発するまでは郵便局の、それ以降はフランスの郵便局(LA POSTE)の追跡情報が速かったです。

配達当日は家にいましたが、不在配達通知がポストに入っていました。こういうケースはフランスでは多いようです。そのような場合は再配達を依頼するか、郵便局に取りに行くか選べます。

通知に指定された期日を過ぎると荷物を破棄されるので、不在配達のポストの確認をまめにしたほうがよいです。

まとめ

残念ながらフランスの配達事情は、至れり尽くせりの日本の宅急便サービスとは異なりますし、海外向けの荷物は告知書の作成や郵送禁止品にも注意する必要があります。

慣れない依頼を急に受けて戸惑う送り手側のことも考えつつ、発送、送り状記載方法などを自発的に調べ、なるべく送り手を煩わせずに依頼することも、ひとつのキーになるでしょう。

尚、この内容は個人の体験によるもので、ここに記した料金や規則は変更されることもあるのでご了承ください。送る際は、ご自分で十分に調べてから手配してください。

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