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フィンランドはコーヒー消費量が世界一?フィンランド国民から愛されるコーヒー事情

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フィンランドといえばコーヒー。暗くて寒い冬にはコーヒーを飲んで目覚めないと…!そんな声をよく聞きます。今回はフィンランド留学中の筆者が、フィンランドのコーヒー事情についてまとめてみました。

フィンランドとコーヒー

コーヒーの消費量が世界一と言われるフィンランド。北欧全般に共通することかもしれませんが、暗くて長い冬にはコーヒーが欠かせないという声をよく聞きます。

もちろん私の周りにはコーヒー嫌いなフィンランド人もいます。しかしその友人も、周囲から度々「本当にフィンランド人か?」と聞かれると言っていました。コーヒーとフィンランドは、切っても切り離せない関係のようです。

ではここから、私がフィンランドとコーヒーの関係を強く感じた理由を3つ紹介していきます。

1.老若男女問わず愛される、こじんまりしたカフェ

ヘルシンキではいたるところにカフェがあり、皆がそれぞれにコーヒーを楽しんでいます。平日でも朝から夕方までにぎわっているカフェが多いです。私の友人は「カフェでゆっくりおしゃべりするのは、フィンランドの良い文化だよ」と言っていましたが、その通りのようです。若者であっても女の子の割合が高いわけではなく、男女問わず幅広い年齢層がカフェでゆったりと過ごす時間を楽しんでいます。

また、チェーンのカフェだけでなく、こじんまりとしたカフェが多いのも印象的です。特に日本では大人気のスターバックスは、フィンランドでは数が少なく、それでも大混雑はしていない印象を受けました。もちろんチェーン店もありますが、いろいろなカフェで楽しむのがフィンランド流なのかもしれません。

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2.学校・職場でも気軽に楽しむ本格的なコーヒー

私の在学しているヘルシンキ大学では、昼食を学食で買う際に、「コーヒーは飲む?」と聞かれることも多いです。昼食とセットでコーヒーを買うと、少し安くなるので、先にお金を払っておいて、食後に店員にレシートを見せてコーヒーを飲む人が多いようです。日本の学食では食事の後コーヒーを飲む学生は少ないので、新鮮な光景ですね。

また、学生の休憩室に自分で淹れられるコーヒーマシーンが置いてあり、無料で飲むこともできます。小学校を訪問した際にも、職員室では常に温かいコーヒーが常備されていました。日本でも職場でコーヒーを飲むことは多いと思いますが、フィンランドではインスタントではなく粉とフィルターを使っているのが印象的でした。

3.夜のパーティーでもコーヒー!?

パーティーと言えばお酒!と言うイメージが強いですが、学生パーティーで料理を作ってくれる会では、コーヒーがあることも多いです。ドリンクのところに行くとポットがあって、お酒かジュースかコーヒーか、という選択肢があって私も驚きました。

日本だと夜にコーヒーを飲む習慣がないので、夜に行われるパーティーでコーヒーがあるのは不思議ですよね。それほどコーヒーがフィンランド文化に深く根付いている、という証拠なのかもしれません。

まとめ

いかがでしたか?さすがコーヒー大国のフィンランド、と言ったところでしょうか。毎日いたるところでコーヒーを見かけます。暗くて長い冬を経験すると、苦くて目が覚めるコーヒーを飲みたくなる気持ちがすごくよく分かります。

フィルターと粉を使う本格的なフィンランドのコーヒーは、インスタントとはまた違った良さがあります。フィンランドで生活する際、旅行する際には、ぜひコーヒーをお供にしたいですね。

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