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台湾留学での住宅事情とは?学生寮とマンションに住んでみた感想とメリット・デメリット
台湾留学においての住宅事情について紹介します。学生寮とマンション、それぞれ住んでみた感想や、それぞれのメリットとデメリットをお伝えします。
台湾の住宅事情
台北など都会では人口が密集しており、土地の値段も高く、一軒家は殆どありません。田舎に行けば行くほど一軒家も増えてきますが、殆どがアパートかマンションになります。
筆者の友人も、台北出身の人たちの実家はマンションが多く、反対に台中や台南出身の子の実家は一軒家が多いです。
一般的なアパートは昔ながらのタイプで、4階〜5階建てでエレベーターなし、守衛さんがいない所が殆どです。外観は古いところが多いですが、中を綺麗にリフォームしている場合もあります。
マンションは色々ありますが、10階建てほどで、キッチンとバスタブなし物件が一般的です。台湾は外食文化なので、家で食事を作ることが殆どありません。安くて美味しいものが手に入るので、キッチンがなくてもあまり困らないでしょう。
近年台北では、タワーマンションと呼ばれる、コンシェルジュ付きのホテルのような外観の高層マンションが増えてきています。このような物件は高級なので、芸能人やお金持ちが住んでいる場合が多いです。
台湾の学生寮事情
大学生や留学生は大学内の寮に住む人が多いです。筆者も1年生のとき1年間住みました。一般的な学生寮は4人〜6人部屋で、女子と男子で階または、棟が分かれています。
学生寮のメリット
メリットは家賃が安いことです。筆者の大学では電気水道代込みで、年間33000台湾ドル(約12万円)でした。また大学内にあるので、寝坊してもすぐ授業に行くことができるメリットもあります。
学生寮のデメリット
デメリットは、複数の人と一緒に住むので、ストレスを感じやすいです。筆者のルームメイトは他学科の先輩たちでしたが、あまり仲良くなれませんでした。
理由は、動画を見る際もイヤホンをせず、勉強に集中できない。電気を消して寝ていても、深夜に帰ってきて電気を点けられることもあり、快適な睡眠ができませんでした。
何度か注意しましたが改善されず、次第に寮に帰るのが嫌になり、友人の家で過ごすこともありました。他の日本人のルームメイトには特に問題がなく、ストレスもあまり感じなかったようなので、筆者の運が悪かったようです。
また、寮は古い建物が多く、シャワーとトイレが各階で共同なので、潔癖症の人は大変だと思います。点呼と門限もあったので、門限以降に帰宅する場合は、事前に報告が必要でした。外泊する場合も同様に、外泊届の提出が義務付けられていました。
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台湾のマンション事情
上記のような理由から筆者は現在、学校から徒歩5分圏内のマンションで、友人とルームシェアしています。
マンションのメリット
メリットは、全てが清潔感に溢れており、守衛さんが常に3人以上いて、セキュリティがきちんとしています。そして、住人が無料で利用できるキッチンとジム、ビリヤード、学習室が完備してあります。
台湾の物件は日本のウィークリーマンションのように、基本的な家具が備え付けられているので、新たに揃える必要がありません。留学生もスーツケースひとつで新生活を始めることができます。
マンションのデメリット
デメリットは、寮に比べて家賃が少し高いところです。筆者の住むマンションは、2人部屋が年間34000台湾ドルで寮と殆ど変わりませんが、1人部屋は年間65000台湾ドル(約24万円)で倍以上します。また電気水道代は別料金です。
日本円に換算すると、凄く安く感じますが、台湾の物価で考えると中間程度です。
まとめ
いかがでしたか?筆者は桃園に住んでいるので、安くて綺麗な物件を見つけることができましたが、台北の大学に通っている友人は、マンションは家賃が高すぎる、アパートはセキュリティ面が心配という理由で、今も寮に住んでいます。