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「你好」は挨拶の王道じゃない?会話のきっかけに使える実用中国語フレーズ集
中国語を学び始めたばかりの方は最初は慣用句を知らなかったり、日本で学習した中国語と現地の会話の違いに戸惑ったりなど、なかなかコミュニケーションが上手くいかないこともあるでしょう。ここでは現地の人との交流のきっかけを作る、実用的な中国語フレーズをご紹介します。
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最初の挨拶は「你好」より「嗨」
大学では一番最初に習う挨拶の「你好(こんにちは)」より、「嗨!(やあ!)」と呼びかけて、相手の名前を呼ぶほうが、ぐっと距離が縮まります。別れの挨拶は、ちょっと堅苦しい「再見(さようなら)」より、「掰掰(バイバイ)」や、「明天見(また明日)」などのほうが友好的です。
ご機嫌伺いに使えるフレーズ
「你好嗎?(お元気ですか?)」はご機嫌伺いの基本形ですが、これだと良いか悪いかだけの問題になり、話題が広がりにくいです。「你最近好嗎?(最近どう?)」や「你最近怎麼樣?(最近どうしてる?)」だと、近況を教えてくれる可能性が上がり、一歩踏み込んだコミュニケーションができます。
お礼をいうときに使えるフレーズ
勝手がわからない外国で現地の人に助けてもらう経験は、留学で必ずあると言っても過言ではないでしょう。そんな時「謝謝(ありがとう)」の一点張りでは、気持ちが伝わり切れなかったりしますよね。「非常感謝你(本当にありがとう)」など強調した語形や、「不好意思(すみません)」、「抱歉讓你這麼麻煩(面倒かけてごめんなさい)」など、迷惑をかけたことを詫びる言葉を組み合わせれば、十分に伝わるでしょう。
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クラスメートとの交流に使える質問フレーズ
講義の終了後、顔見知りのクラスメートともっと交流や会話がしたいと思ったら、まずはこのフレーズです。「你接下來有課嗎?(次授業ある?)」などと授業の後の予定を聞いて、空いていれば「要不要一起去吃飯?」(一緒にご飯でもしない?)と食事に誘ったりできます。空いていなくても、「你要去上什麼課?(次の授業は何?)」と聞いたりして、相手をもっと知ったり、会話の幅を広げるチャンスにもなります。
おすすめを尋ねるフレーズ
おすすめを尋ねられたら、相手もお気に入りの良さを知ってもらおうと張り切り、たくさん喋ってくれるでしょう。「這附近有什麼推薦的書店嗎?(近くにおすすめの本屋はある?)」や、「最近有什麼有趣的活動嗎?(近いうちに何か面白いイベントとかある?)」などと聞いて、情報収集すれば留学生活がより豊かになるでしょう。
丁寧な言い回しについて
以上、学生の間で使えるフレーズを紹介しましたが、もちろん先生など目上の方とももっと話したいですよね。教科書などで敬称として紹介されている「您」は、しゃべり言葉としてはあまり使われていません。
しかし「你」だと、かなりつっけんどんな印象になってしまうので、「請問老師現在有空嗎?(先生、今空いていらっしゃいますか?)」などと相手の身分を使うのが良いでしょう。文法としての敬語はあまりありませんが、「請」をつけたりと、工夫のしようはいろいろとあります。礼儀正しいクラスメートの言葉遣いを観察するといいでしょう。
まとめ
大変基本的なフレーズを紹介しましたが、一番よく使うフレーズこそ、語学力の印象の決め手です。教科書の基本形にとどまらず「本物」らしい言葉を使えば、相手もこちらの語学力や中国語への関心を感じ取って、自然な言葉でたくさん話そうとしてくれるはずです。
上記のフレーズを活用して、どんどん生の会話を楽しみましょう。
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