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【実録】海外で友人がスリ被害に!実際にスリにあった場所と被害にあった日本人の特徴とは?

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スペイン・マラガ在住の筆者を訪ねてくれた日本人の友人が2日連続でスリにあってしまいました。そんな彼女が実際にスリにあった場所と、彼女の特徴についてご紹介します。

スリにあった場所とは?

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有名な観光地の敷地内

グラナダにあるアルハンブラ宮殿内へ行ったときのことです。アルハンブラ宮殿は予約しないと中に入れないので、油断していたのか、いつのまにかヒモをつけてカバンに入れていた財布がなくなっていました。

ヒモを付けておけば盗まれないと友人は思っていたようですが、ヒモの先に財布があると宣伝しているも同じです。観光地ほど、観光客を狙ったスリは多いのです。

信号待ちの道路

筆者とルーマニア人男性、日本人の友人2人と白い村で有名なミハスに出かけた日のことです。ミハス行きのバスが出ているフエンヒローラの駅で信号待ちをしていたら、後ろで男性が怒鳴り合う声が。二人ともスペイン語ではなく、ルーマニア語を話しています。

見ると、同行していたルーマニア人男性が見知らぬカップルと怒鳴り合っています。ケンカが収まって事情を聴くと、昨日スリに合ったばかりの友人のカバンに、カップルの男性が手を伸ばしていた、つまりスリをしようとしていたそうです。

「邪魔するなよ!お前に関係ないだろ?」と犯人は止めに入ったルーマニア人に言ったそうです。どうやら電車の中から友人は狙われていたようで、信号待ちのタイミングで犯行に及んだ様子。未遂で終わったのが不幸中の幸いですが、ケンカの仲裁に入った筆者が転倒してしばらく歩行不能になってしまいました(笑)

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被害者の日本人の友人の特徴とは?

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今回のメンバーは「絶対に日本人に見られない筆者」「中国人に見える友人」「日本人に見える友人」の3人で、狙われたのは最も日本人らしい容貌の友人でした。パスポートは専用のケースに入れて首からぶら下げるほど、注意を怠らない彼女がどうしてターゲットに合ってしまったのでしょう。

大きめのカバンを体の後ろにかけていた

小さめのものを前で持つのは、比較的安全ですが、大きめのカバンでさらにタオルをカバンにかけていました。大きめだと、知らずにカバンが体の横や後ろに行ってしまい、さらにタオルがスリをする手を隠してくれたようです。

写真を撮りまくっていた

気持ちはわかりますが、地元の人にとってどうでもいいような景色でも、無防備に写真を撮っていたので、観光客なのは明らかですね。さらに写真を撮っている間は注意力が散漫になります。写真を撮るときは場所を選びましょう。

危機感がなかった

滞在先のマラガがあまりに治安がいいので、緊張感を失っていたそうです。ツアーに組み込まれるような観光地は、必ず観光客相手のスリがいるので、より注意が必要です。

まとめ

筆者の住むスペインには多くの人々が貧しい暮らしをしています。アメリカのように、貧しいエリアや怖そうな人が明らかな感じではないので、いい人と悪い人の見分けがつきません。観光地ほど警察官は多いのですが、経由地だったフエンヒローラや、目的地のアルハンブラ宮殿内は警備が手薄です。

予防も大事ですが、多額の現金は持たない、バスのチケットやカードは分けて持つなど、スリに合った時のバックアッププランも用意しておきましょう。

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