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海外在住歴18年の筆者が語る、海外生活をラクに楽しむコツ

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海外で生活していると大変なこともたくさんあります。特に日本人の場合、極端な行動パターンを取ってしまい、それがきっかけで疲れ果てて帰国してしまう人も。海外生活をラクに楽しむコツとは?

インターナショナルスクールで生徒の人種の割合を制限する理由

筆者はマレーシアに18年住んでいますが、マレーシアは本当に多人種多国籍な環境です。そんなマレーシアのインターナショナルスクールでは、生徒の人種の割合を制限している学校もあります。なので「いい学校なので入学させたいな」と思っても、「今は日本人が多いので入学できません!」と断られることが多々あります。

入学の制限をする理由は、生徒が同じ言語、同じ出身国で固まる傾向があって英語力の向上の妨げになるからです。マレーシアンチャイニーズがインターナショナルスクールに編入することも多く、授業以外の会話がほぼ中国語になってしまっている学校もたくさんあります。

海外では同じ言語圏のグループで固まる傾向に

では「同じ出身国者同士が集まることが悪いことなのか?」と言えば、「そうでもないのでは?」というのが筆者の感想です。

日曜日、家の敷地内にあるクラブハウスのプールで遊んでいると、やはり同じ言語圏のグループで固まっているんですよね。フランス語圏、ドイツ語圏、英語圏、中国語圏、韓国語、日本語と。私にはそれが自然なことだと思います。楽ですから。

海外にいて感じるのが、「もっと自然に生きていけばいいのに」ということです。

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自分が生きやすいように海外で生きていく

海外に住もうとする人の多いパターンとして「やたらローカルと同じように行動しようとしている人」が挙げられます。

「海外に来てまで日本人とは付き合いません!」なんて言う人がいたり、「海外なのに日本人社会にべったり」な人が、日本に帰国する理由が「日本人村社会の人間関係にうんざり」なんて人も。

両極じゃなく、中庸に生きていったほうが海外では楽に過ごせると思います。

海外でツッパって生きて精神的にボロボロになるより、筆者は、日本人だから日本の社会との付き合いも利用して、その国のいいところで自分に合う部分は遠慮なく吸収し、自分が生きやすいように海外で生きていくという方が気楽でいいんじゃないかなと思います。

海外在住の外国人同士の会話

先日も子供のバースデーパーティーにて顔見知りのお父さんたち、ベルギー人とマレーシアンチャイニーズ、フィンランド人と私でぼそぼそ喋っていたとき、こんな会話をしていました。

  1. ベルギー人

    白人だからと言って英語喋れると思われているのが辛い。自分ができるのはドイツ語とフランス語なんだよ。

  1. 明らかに黄色は排除されてるのを感じるときがあって嫌なんだよね。

    マレーシアンチャイニーズ
  1. フィンランド人

    マレーシア、暑すぎ・・・。

  1. 英語がセカンドランゲージの人ばっかりで会話がわかりやすくて助かるわ。

    筆者

インターナショナルに過ごしてそうですが、意外とこんな会話が繰り広げられています。

まとめ

インターネットもあって便利な世の中ですが、海外だからこそ日本のコミュニティーを利用したり、現地の友人やママ友と付き合うのも肩の力が抜けていいですよ。

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