語学学校はどんな場所か？

語学学校というのは基本、留学生が大学に入る前に語学力を向上させる、またTOEFLのスコアをとるために通う場所です。また1〜2ヶ月の短期留学生の受入れ先という側面もあります。クラス構成は学校により異なりますが、基本小クラス（20人くらい）でレベル別に分けられ、Listening/Speaking、Grammar, Writingの授業で朝の9時から夕方の3〜4時までで構成されています。

ちなみにGrammarは日本人にとってはこんなレベル？っていうくらい優しく感じますが、Listening/Speakingは本当に辛く感じることが多いようです。

語学学校での勉強で満足していないか？

基本的に、語学学校の生活は案外宿題やテストなども出て忙しくなりがちです。真面目に授業を受ける学生にとっては結果が出ることでうまくいっている！と勘違いすることが多いかもしれないですが、それは間違いです。

もちろん、英語力はつきますし、英語が使えるようになれます。ただし「この学習は日本でもできる」ことなのです。基本的に語学学校の学習は日本の英語学校や、英語教室でできることです。きつい言い方になるかもしれませんが、語学学校だけならわざわざ海外に来る必要がないのです。

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語学学校だけのデメリット

実は語学学校だけでは「本当の英語」は勉強できません。なぜか？「ネイティブのアメリカ人がいない」からです。もちろんアメリカ人の講師はいます。ただしアメリカ人の学生は語学学校にいません。（ネイティブのアメリカ人は英語の勉強をする必要がありませんから。）

では誰がいるかというと、外国人留学生がいっぱいいるわけです。しかもみんな英語勉強中で、発音や文法はめちゃくちゃです。もちろん、いろんな国の友人ができるというメリットもありますが、留学している目的である、本当の英語を学ぶことはできません。

語学学校から出てみよう

ではどうすればいいのか？簡単なことです。語学学校から出ればいいのです。語学学校から出れば、アメリカなので、もちろんアメリカ人しかいません。どうしても英語を使うしかなくなりますし、周りはネイティブでいい英語をいっぱい聴けるようになります。学校で教えてくれないスラングだって知れます。

具体的にどこに行けばいいかというと、学校のカフェテリア、フェローセンター、避けがちになるかもしれませんがキリスト教の教会なんて案外良かったりもします。（教会が主催で留学生向けに英語会話教室をやっていたりします。教会で無理にキリスト教に入れられるんじゃないかと思うかもしれませんが、案外そういうことは少ないみたいです。）

また、短期留学だから日本人とつるまない！なんて頑固な意識の高い学生もいるかもしれませんが、むしろ前からいる日本人の学生に頼んで、いろんなところに連れて行ってもらったり、アメリカ人を紹介してもらいましょう。けっして一人になってはいけません。

まとめ

海外の語学学校、短期留学で勉強するのも良いでしょう。ですが、それは意外にも本当の英語を知る遠回りになることだってあるのです。せっかく一歩踏み出して、他国に来ていのですから、現地をもっと感じる。現地の人と仲良くなる。汚い言葉だっていっぱい知ればいい。日本にはないことをいっぱい経験することをお勧めします！

英語を勉強するんじゃない、アメリカを知る！ということをお勧めします！　それこそが本当の英語を知る近道になります。ただでさえ短期留学だと時間はないのです。さあ、一歩踏み出してアメリカを知ろう！