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NYで国際結婚!するも妊活&不妊治療で苦労した話Vol.1

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ある日突然、30代前半という若さで、ニューヨークで不妊治療を開始することになり、日々絶望の淵に立たされながらも、決して希望を捨てずに、妊活に励んだ筆者の妊娠に至るまでの体験談です。ここでは、不妊治療を開始することになったきっかけについてお伝えします。

避妊をやめれば、すぐに妊娠できると思っていた

筆者がNYで国際結婚したのは2015年の夏でした。結婚当初、筆者はまだ20代後半でアメリカ人男性の旦那も30代半ばだったので、当時は妊活を焦るにはまだまだ早すぎる年齢だと思っていました。そのため、すぐに子供は作らず、最初の2年は2人だけの時間を楽しもうということで、毎日避妊ピルを服用していました。

それから月日はあっという間に流れ、2017年の秋になった時点で「そろそろ子供がほしい!」と2人で思うようになりました。年齢的にもまだその時点で、筆者は30歳になったばかりだったため、避妊ピルを飲むのをやめたら、翌月、もしくは数ヶ月以内にはすぐに妊娠するだろうと信じて疑っていませんでした。

また、妊活に関する知識がゼロだったため、ネット上の情報を参考にしつつ、NYの紀伊国屋書店にも出向き「妊活たまごクラブ」の雑誌を旦那と一緒に買いに行きました。あの日雑誌をゲットした時のワクワク感を今でも鮮明に覚えています。

まさかその1年後には、夫婦でNYの不妊クリニックに重い足取りで訪れることになるなんて。当時は全くもって想像だにしていませんでした。

なかなか妊娠しない自分への焦り

2017年の秋に妊活をスタートさせてから、一向に妊娠する気配がないまま、気づけば既に半年もの時間が経過していました。その間、周りで同じように妊活していたであろう友人、知人たちが次々とSNSのサイトで妊娠報告をしていき、彼女らのそんな幸せそうな投稿を見るたびに、ものすごくやるせない気持ちになっていました。

「どうして私たちのもとには、コウノトリがやってきてくれないのだろう?」「子供が欲しいと望むのは当然のことなのに、それを叶えるのがどうしてこんなにも難しいのだろう?」不妊治療者であれば誰もが一度は必ず胸に抱く疑問を、筆者もトイレで毎月生理が来るたびに、涙を流しながら、何度天に向かって、神に問いただしたことでしょう。

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自身の不妊を認め不妊治療へ

今まで生理も毎月順調に来ていて、これといった婦人系の病気に見舞われたことがない健康体の持ち主であった筆者ですが、ここまで来ても全く妊娠する気配がないことにおかしさを感じ、妊活を開始してから実に8ヶ月が過ぎたところで、ついに不妊治療へ進もうと夫婦で決意しました。

どうしてこの若さで妊娠できないのか。その原因を今すぐにでも知りたい!その一心で、藁にもすがる思いで、早速NYでの不妊クリニック探しを始めている自分たちの姿がそこにはありました。

まとめ

「人生、一寸先は闇」このことわざを聞くたびに、不妊治療を開始した当初の自分たちのことを思い出し、胸が締め付けられる思いになります。2015年の夏に幸せな花嫁としてバージンロードを歩いていたときは、まさかその数年後に「不妊治療」をすることになるとは、筆者も旦那も1ミリも想像していませんでした。

次回の記事ではNYでの不妊クリニック探しの様子をお伝えします。

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