時間に対してとにかく「大らか」

「イタリア人は時間にルーズ」なんてよく言いますが、実際暮らしてみてわかったのは、イタリア人は時間に対して「大らか」だということ。大らかなので、私たち日本人が遅刻をしても怒りません。

年は取れば取るほど美しい

イタリア人は男性も女性も「年は重ねるほど美しい」と考える人がほとんど。ゆえに、芸能界も人気ランキングは40～60代がとにかく多い！逆に10～20代はまだまだ「甘ちゃん」扱いで、魅力的に見られないことが多いです。

「ハタチの頃に戻りたい？」なんて聞くと、ほとんどのイタリア人が「Noooooooooo（ノーーーーー！）」といいます。

日焼けは美と富の象徴

イタリアでは色白はダサい！特に夏は、肌が焼けている人ほど充実した休暇が取れていて、あくせく働かなくとも金銭的に余裕がある、とみなされます。

結婚や家庭にとらわれない

イタリア人は男性も女性も結婚に焦っている人なんて、まず見たことがありません。また、女性はたとえ結婚・出産を経ても自分らしさを追求し続ける人が多く、出産後も「子供は子供、私は私」と考え、新しい資格試験や職業などにチャレンジする人が多いです。

なにより実家・実親が大事

日本には「嫁ぐ」という考えがありますが、イタリア人は実家命。夫婦別姓な上、クリスマス・年末年始も夫婦がそれぞれの自分の実家に帰省することも少なくありません。義両親をないがしろにするわけではありませんが、まずは「実家」のケアを最優先に行う人が多いです。

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家事好き男子が多い

イタリア人男性は家事に協力的、というより「女性だから」「男性だから」と家事の役割分担をする人がほとんどいません。例えば「料理」ひとつとっても「夕食は先に家に帰ってきた方が作る」「得意な方が3食事作る」といった感じ。

ホームパーティなどでも、例えばゲストが男性側の友人や親族だった場合は、男性が料理を作るケースが多いです。

お祝いはいつも「自分から」

誕生日・結婚・出産・入社・退職など、イタリアではお祝いをするときは「自分発信」です。誕生日も「今日誕生日だから私のパーティーに来て」と誘いますし、出産祝いも「私子供生まれたの！ケーキを用意したから食べにきて！」といった感じ。

日本でいう“結婚式”のようなスタイルが、全てのお祝い行事に適用されます。

ファストフード・冷凍食品などお手軽グルメが苦手

イタリア人はファストフードや冷凍食品は「何が入っているかわからないから」と嫌がる人が多いです。特に年齢が上がるほどその考えが強く、電子レンジがない家もたくさん！

マクドナルドやケンタッキーなどの大手ファストフード店も、ヘビーユーザーは少なめです。

猫舌の人がとにかく多い

イタリア人は猫舌の人が多い！特に冬は、スープを頼んでも、紅茶を頼んでもぬるいことが多く、筆者は悩みの種です。一説によると、もともとイタリア料理に鍋などの熱々フードがないため、日本人ほど舌が暑さに慣れていないためだそう。真相やいかに？

意外と？勉強熱心

陽気で明るく悩みなんてなさそうなイタリア人ですが、勉強に関しては別。例えば高校生は学校自体は午後1時～2時頃終わるものの、宿題の量がとにかく多いんです。卒業試験も難しいため、放課後は集まって勉強している学生をよく見かけます。

まとめ

ヨーロッパ滞在中、最初はイタリア人・フランス人・ドイツ人と見分けが付かなかった方も、これらの特徴が見えてくると自然と、どの人がイタリア人か、わかるようになります。是非より仲良くなるためのツールとしてお役立てください。