はじめに「ローマの休日」とは？

王宮の暮らしやご公務に疲れたアン王女（オードリー・ヘプバーン）と、ローマで暮らす新聞記者のジョーとのたった1日の恋物語。1953年に上映され、偶然出会った2人がローマのあらゆる観光スポットを巡る映像は、当時の日本人のローマへの想いをより一層強いものとしました。

必見観光スポット６選

１．Foro romano（フォロ・ロマーノ）

Foro romano（フォロ・ロマーノ）はアン王女とジョーが初めて出会った場所です。実際のフォロ・ロマーノは古代ローマ時代の遺跡がごろごろしたやや殺風景な場所で、実際行ってみると、ロマンチックなムードは少なめですが、その分ゲームのような世界観が魅力的で、お姫さまテイストの建物の並ぶローマの中で、特に男性からの支持が高いスポットです。

二人の語らう「セプティミウス・セウェルスの凱旋門（Arco di Settimio Severo）」エリアは現在、修復作業を経てその姿をすっかり変えてしまいましたが（一部立ち入り禁止）、是非近くまで足を運んでみてください。

２．Via Margutta51（ヴィア・マルグッタ・チンクァントゥーノ）

Via Margutta51（ヴィア・マルグッタ・チンクァントゥーノ）は、ジョーの家のモデルとなった番地。目の前まで行っても特に何かあるわけではないのですが、スペイン広場（後述）のすぐにそばにあるので、ご興味があれば是非。番地を入れて記念に一枚お写真をお忘れなく。

３．Piazza di Spagna（スペイン広場）

お忍びで街に繰り出したアン王女がジョーと再会した場所がポスターなどでも有名なスペイン広場です。

上の写真のように広場にある大きな階段の下方、右寄りに軽く腰かけて、上の教会を入れて1枚撮るのがおすすめ。現在は階段での飲食は禁止ですが、周辺には美味しいジェラテリアもたくさん控えていますのでお見逃しなく。

４．Bocca della Verità（真実の口）

ポスターなどでもよく見かける名シーン。2人がスペイン広場で再会した後、1日限りのスペシャル―デートで訪れたのがBocca della Verità（真実の口）です。ここは、ディズニーランドのミッキーように、写真撮影用の列に並べば誰でもなりきり写真を撮影することができますよ！

専用カメラマンなどはいないので、後ろに並んでいる人にシャッターを押してもらいましょう。事前に「ローマの休日 真実の口」と画像検索をして、ポージングを覚えておくのが成功の秘訣です。

５．Castel Sant'Angelo（サンタンジェロ城）

1日限りのデートも終盤。二人が夜のローマを楽しむシーンにバッグで大きく映るのがCastel Sant'Angelo（サンタンジェロ城）です。

今でも宵の口の景色は大人気。映画では王女を追いかける部隊から逃れるべく2人は城の前にあるテヴェレ川に飛び込んでしまいますが、さすがにそれはできませんので、是非お城をバックに記念写真をどうぞ。

６．Palazzo Colonna（コロンナ宮殿）

ロマンチックな1日を終え、現実世界へと戻るアン王女。王女へと戻ったアンがジョーとの最後の別れを迎える舞台となるのがここ、Palazzo Colonna（コロンナ宮殿）。あまたあるローマの観光名所の中では、ローマの休日ファン以外足を運ぶ方は少なめ。というのも、現在宮殿は、土曜日の午前中しか一般公開されていないからです。

少々行くのに難易度は高いものの、ファンにとっては見逃せないクライマックスのスポットですので、興味のある方は是非土曜日にローマ旅行を計画しましょう。

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おまけ〜おすすめファッション〜

ローマの休日はアカデミー賞で「衣装デザイン賞」を受賞したことでも有名です。作品は1953年のものですが、ローマの街を楽しむアン王女の恰好は、現在でも十分魅力で溢れています！ということで、せっかくたくさん写真を撮るのであれば「白のフレンチスリーブのブラウス×水色のロングスカート×編み上げサンダル」がおすすめ。

サンダルはヒールが低めの物をチョイスし、フレンチスリーブの腕をちょこっとまくるとよりアン王女らしくなります。

まとめ

親御さん世代やおじいちゃんおばあちゃん世代は「イタリアといったらローマの休日！」という人も多いでしょう。ご家族がイタリアに遊びに来たときは、是非ご案内の際にお役立てください＆是非とっておきのポーズで写真を撮ってあげてください！

真実の口はイタリア語で何という？イタリア・ローマ観光スポットのイタリア語名２５選 ではローマの観光スポットのイタリア語名をご紹介しています。合わせてチェックしてみてください。