Rimini（リミニ）ってどこにあるの？

Rimini（リミニ）は美食の州として名高いエミリア・ロマーナ州（Emilia-Romagna）の南東にある都市で、ちょうどイタリア半島の付け根の辺りにあります。

Rimini（リミニ）まではどうやっていくの？

リミニに行くには北イタリア周辺都市（ミラノ・トリノ・ボローニャなど）から電車で行くのが簡単で、ここからリミニ中央駅（Stazione di Rimini Centrale）に向けて1日に何本もの電車が走っております。

近郊にはかつてサッカーの長友選手がいた都市Cesena（チェゼーナ）や、F1のアイルトン・セナ選手の銅像のあるImola（イーモラ）、など、見逃せないスポットも多くありますので、セットで訪れるのも良いでしょう。

また、リミニには空港（Aeroporto di Rimini-Miramare）もあります。暖かい日差しを求め、ロシアや中欧からも多くの観光客が訪れる為、飛行機もたくさん飛んでおり、空港からもシャトルバスが出ていて簡単に街中までアクセスできます。

Rimini（リミニ）ってどんなところ？

ひとたび足を踏み入れるとそこは、いい意味で「イタリアらしくない」独特な雰囲気があります。例えるなら日本でいう「沖縄」のような存在で、同じイタリアでありながら、リミニには他の都市とまるで違う別世界が広がっています。

広がる青い海、白い砂浜、カラフルなビーチパラソル。「ヨーロッパらしさ」を求めてイタリア旅行にやってきた方には少々物足りないかもしれませんが、日頃から宮殿や城にたくさん触れているイタリア人にとってリミニはとても新鮮で刺激的な観光地だそうです。

スポンサーリンク

おすすめの過ごし方

他のイタリアの都市と同様に歴史探訪を楽しむのももちろんおすすめですが、イタリア人のように「ビーチでただただのんびり過ごす」のもおすすめです。

リミニはイタリアでは珍しく、白い砂浜が約15キロも続いており、全てのエリアでマリンレジャーを満喫できるように整備されています。有料ではありますが手ぶらで簡単に海水浴を楽しむことができます。

また、埠頭には大きな観覧車（La Ruota Panoramica）があり、乗ればビーチが一望できます。

夜は、テラス席で海の幸に舌鼓を打つのも良いですし、立ち飲みバーでカクテルなどを飲みながら流行のイタリアンポップに耳を傾け過ごすのもおすすめです。

Rimini（リミニ）でおすすめのグルメ３選

Piada（ピアーダ）

リミニといったら「Piada（ピアーダ）」です（イタリアの他の都市ではPiadinaということもあります）。これはトルティーヤのような薄い丸生地に具を挟んで2つ折りにしたものです。

ビーチサイドにはお酒のグラスとピアーダを持ってバカンスを楽しむ人がとにかくたくさんいます。

具は何十通りと選べることが多いですが、地元産チーズSquacquerone（スクアックェローネ）入りのものは、あまり他の州では見ないので、是非お試しください！

Porchetta（ポルケッタ）

道を歩いていると右に左に現れる可愛いブタやウサギのキャラクターと「Porchetta」の文字。ポルケッタは豚の丸焼きのことですが、リミニではウサギの丸焼きも特産のため、これらの看板が街中にたくさん出ています。

ただの丸焼きもありますが、多くは中に詰め物をして凧糸でくくって焼いたチャーシューのようなものなので、パニーニの具などにもよく使われます。ピアーダ同様気軽に試せますので是非チェックしてみてください！

Gelato（ジェラート）

ジェラテリア（ジェラート店）はイタリア中にありますが、リミニ発のジェラートは「沖縄発かき氷」のようなちょっと特別な存在です。

ジェラートの世界大会の1つもリミニで決勝戦が行われますし、いまイタリアで最も勢いがあるジェラテリアのひとつ「Gelateria la romana（ジェラテリア・ラ・ロマーナ）」もリミニ発です。

どの店も多くの人で賑わっていますが一風変わった味が多く、量もたっぷり盛り付けてもらえるのがリミニのジェラートの魅力。是非その目で舌で味わってみてください！

まとめ

イタリアで人気のビーチリゾート「Rimini（リミニ）」についてご紹介しました。

リミニは、北イタリアでは貴重なビーチリゾートであるがゆえに一年中、周辺から多くの観光客が足を運びます。隣接する都市リッチョーネ（Riccione）には大きな温泉もあるためセットで行く方も多いです。四季折々の楽しみ方できますので是非チェックしてみてください。

イタリアの離島でバカンスを過ごす際に知っておきたいポイントとは? では、イタリアでバカンスを過ごす際のポイントをご紹介しています。合わせてチェックしてみてください。