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ムスリム系シンガポール人のお祝い「ハリ・ラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)」とは?
「ラマダーン」という言葉が聞こえてくるこの季節になると「あぁ、もうすぐハリ・ラヤ・プアサが来るな」と思うもの。そう、シンガポール人を構成するひとつの民族、マレー人や一部のムスリム系の民族にとっては1年に数回お祝いする行事のひとつ、ハリ・ラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)があります。イスラム教における最大の祭日である、ハリ・ラヤ・プアサとは一体どのようなお祭なのでしょうか?
ハリ・ラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)とは?
「ハリ・ラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa)」とは、イスラム教における最大の祭日であり、断食(ラマダーン)を終えてことを盛大に祝う祭日となっています。
イスラム暦を基準にしているので毎年その日程は変わりますが、その1ヶ月前から日の出から日没までの間、人々は断食を行います。そしてハリ・ラヤ・プアサの日には、男性は黒い帽子に白い民族衣装、女性はテーラーメードで色鮮やかな民族衣装(バジュ・クロン)をまとい、家族や親戚で集まり、たくさんのご馳走で盛大に祝うのです。
断食の間、皆は仕事ができるの?
断食期間は、朝(日の出前)に食事を済ませて仕事に向かいます。
「小さな頃から行う毎年行事だけど、断食を始めて、最初の一週間は本当に辛くて、正直仕事にも力が入らない」というムスリム系シンガポール人も多くいるようです。
またシンガポールは常夏なので、水分補給が大事なのですが、この水分補給でさえ行わない方もいます。
中には体調を崩し、敢え無く断食を行えず、自分のペースを守りながらやっている方もいるようですが、ほぼ多くの人は、敬虔に断食を行っているのです。
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祝日当日に現れる巨大バザール
日没後になると、方々のムスリム系ホーカー(屋台)や街の空き地などに大きなテントを張った臨時特設屋台で、多くのムスリム系シンガポール人が集まり食事を行います。皆さんの顔が本当にうれしそうに食事をしているのが見られます。
また、シンガポールの東にあるPaya Lebar駅から少し歩いた所にあるSims AvenueChangi road沿い2.5kmにわたって、ハリ・ラヤのディスプレイと共に9万個のLEDライトがセッティングされます。
そこでは大きなバザールが出て、屋台やマレー人のファッション(バジュ・クロン)、雑貨、マレー人特有のお菓子などが売られ、大勢の人々で賑わいます。
この辺りには、マレー人の生活用品などが販売しているマーケット(代表的なマーケットだとGaylang Serai market)も多いので、覗いてみてはいかがでしょうか。
まとめ
以上、シンガポールにおけるイスラム教における最大の祭日である、ハリ・ラヤ・プアサについてご紹介しました。もし、この時期にシンガポールに滞在されている方は、バザールに足を運んでみてはいかがでしょうか?
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