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海外で活躍する日本企業の社長に聞いた「外国語を使って仕事をする上で重要なこと」
日本でも国際化の流れから公用語が英語の会社があったり、大学も国際化を目指し、文部科学省が積極的に働きかけていたりしますが、時にそんな国際化に対して疑問を持つことがあります。今回は海外で活躍することや、外国語を使って仕事をするということはどういうことなのか、海外で活躍する日本企業の社長のお話しを踏まえて考えていきます。
海外で活躍する日本企業社長
以前、とある海外進出を行っている日本企業の社長に英語や国際人について話をしたことがあります。
彼は、今はもうかなり年配の方ですが、海外留学経験ゼロで大学卒業後に日本の大企業に入社後、海外営業担当になったため英語の勉強を開始。主に南米、アジア、アメリカなどを出張で訪問し、英語を使って仕事をこなしていました。
その後、アメリカに赴任し、5年間アメリカで過ごしました。滞在中、ほぼ毎日日本食レストランに通い日本食を食べて過ごし、赴任前も赴任後も全く変わらない、ひと昔前の日本企業の駐在員というイメージの方でした。彼の英語を聞いたことがありますが、ジャパニーズイングリッシュを話します。
その後、彼は会社を変わり社長になり、今でも中国、台湾などアジアの国を筆頭に、ヨーロッパ、アメリカと毎年出張をして、海外の大手企業とやりとりをしています。
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外国語を使った仕事をする上で重要なこと
彼曰く、外国語を使って仕事をする際に重要なこととは「自分が日本人であるということを自覚し、日本文化を理解していること」だと言います。
例えば、英語だけできる人を探しているなら英語ネイテイブの人や通訳を雇えば良いわけで「英語ができる日本人」が必要な場面では、相手の文化を尊重しつつ、日本人として、日本の文化や生活を理解した上で、仕事を進める能力が求められます。
また、基本的なことではありますが、外国語のレベル以前に、まずは仕事ができることが大事だと言います。外国語はできるけれど仕事ができないと、海外出張にも行けませんし、海外出張しても商談ができないということになってしまいます。
同じだけ仕事ができて、なおかつ英語ができればなお良いということになります。
まとめ
以上、海外進出を行っている日本企業の社長のお話を元に、外国語を使った仕事をする上で重要なことをお伝えしました。
語学を学んでいると、つい語学のスキル的な部分に目が行ってしまいがちですが、あくまで外国語=コミュニケーションツールのひとつということを忘れずに、まずは仕事の能力、そして、日本人として日本の文化や生活を正しく理解する必要があります。これから就活をされる方は忘れないようにしましょう。
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