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【失敗しないマレーシア移住】マレーシアなら後悔ナシ?マレーシアに移住する11のメリット
今すぐマレーシアに移住して、今の3分の1の生活費で、今よりも楽しい海外生活を手に入れませんか?マレーシアなら、日本人も住みやすい快適な住まいも、便利なショッピングモールまで揃っています!その他にもまだまだあるマレーシア移住のメリット・デメリットとは?どんなビザを取得しないといけないの?移住に失敗した例や、後悔しないための方法は?そして移住&生活費用を大幅に抑える方法とは??
マレーシアに移住して人生が変わる?
マレーシアが今、密かに日本人の移住先として人気を集めていることを知っていますか?
外務省の発表によると、マレーシアに3ヶ月以上長期間滞在する日本人の数(在留邦人数)は、平成28年に23,692人を記録。前年同期比は+4%でした。
この数字は世界で第12位。東南アジアではタイ、シンガポールに次いで第3位と健闘しています。(※ 外務省「海外在留邦人数調査統計 統計表一覧」 参照)
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ペンギンちゃん -
そうだよ!日系企業が多く進出しているマレーシアには、すでに日本人もたくさん住んでいるから、日本人が生活しやすい環境が整っているんだ。
キリン先輩
突然ですが、あなたは今の仕事や生活に満足していますか?
日本でこのまま働いてても、変わらない毎日が続きそう…
今の仕事じゃ給料も上がらないし、成長や刺激が無いままになるかも…
そんな不満をもっているあなたには、失敗ナシ後悔ナシのマレーシア移住がとってもお勧め!
マレーシア移住へのスタートの切り方
まずマレーシアに住むためには、マレーシアで仕事を見つけることが最優先になります。すでに専門的スキルがあり、どこででも働ける”ノマドワーカー” など一部の人を除き、海外で暮らすためには「海外就職」を達成しなければなりません。
幸い、マレーシアにはたくさんの日本人向け求人があります。日本にいながらマレーシアの会社から内定を獲得する効率的な方法として、「海外JOB」への登録がお勧めです。
今のうちに、マレーシアの仕事オファーを受け取るには?
働きたい国、職歴など登録するだけで、海外企業の人事や海外就職エージェントから仕事のオファーが届きます。
この記事で分かること
移住人数が増えているとはいえ、マレーシアに「生活する」イメージはまだまだ掴みにくいと思います。
そこでこの記事では、あなたが今すぐマレーシアに移住すべき10の理由・メリット・デメリット・費用・ビザ・仕事などすべてをご紹介します。
マレーシアってどんな国?
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ペンギンちゃん そもそも、マレーシアってどんな国だっけ?
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マレーシアは主にマレー語・英語・中国語の3言語が飛び交う、活気のある多民族国家だよ!
キリン先輩
マレーシアは東南アジアのほぼ真ん中に位置する、常夏の多民族国家です。
近代的なビルが並ぶ急成長都市クアラルンプールのイメージが強いですが、なんと国土の約60%は熱帯雨林、美しいビーチを楽しめる島も数多くもつ、魅力いっぱいの国です。
他の東南アジアと比較すると治安も悪くないと評価されており、さらに多民族国家であることから多文化を尊重する文化が根付いているので、外国人にとって住みやすい国と言われています。
また、医療制度にも問題が少ないことからシニア層の日本人から高い人気を集めるようになりました。今後もその人気は高まることが予想されるでしょう。
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ペンギンちゃん そうかあ。異文化を受け入れる国民性が、住みやすい国の理由なんだね!
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実は、理由はまだまだたくさんあるんだ。住みやすさの理由の一つには、マレーシアの暖かさがあるよ。
キリン先輩
天候・服装は?
年間を通して南国を味わえる
マレーシアの月別平均気温
赤道に近いマレーシアは、熱帯雨林気候に属し、一年を通して南国らしい暑さが続くのが特徴です。首都のクアラルンプールの最高気温は31℃〜33℃、最低気温は22℃〜23℃で、どの月もあまり変わりない気温が続きます。
マレーシアの月別平均降水量
マレーシアの中でもエリアによっては雨季と乾季の時期が変わります。クアラルンプールで降水量が多いのは10〜5月あたりですが、ペナンでは8〜10月に降水量が増える傾向が見られます。
マレーシアの雨は、日本で見られるような1日中降り続くものとは違い、スコールになるため日常生活に大きく支障をきたす降水量ではないと言えます。中にはスコールの後は一時的に涼しく感じられることから、スコールの多い時期は涼しくなると好意的に感じている人もいるようです。
(※World Meteorological Organization "World Weather Information Service - Malaysia Kuala Lumpur" 参照)
どんな服装をすればいいの?
基本的に半袖、時々上着
南国らしい気候が一年を通して続くマレーシアでは、基本的に半袖で生活を送ることができます。中でも、高い湿度を考慮して通気性の良い衣服を選ぶのがお勧めです。靴は突然のスコールに備えてサンダルなどが活躍するでしょう。
ただ、ショッピングモールやレストランなどの建物内、公共交通機関の乗り物内は、冷房が効きすぎていることも。常に簡単に羽織ることができる薄手の上着を持ち歩くのが良いでしょう。
日焼け対策も忘れずに
さらに、マレーシアは赤道近くに位置する国のため、日中は気温だけでなく日差しもキツく、ちょっと油断をするだけで肌が焼けてしまう、ということも頻発します。
日焼け止めを塗るのはもちろん、帽子やサングラスを携帯して紫外線から肌や目を守ることが大切です。日焼け止めは現地でも購入できますが、効果という意味でも、敏感肌を守る安全性の意味でも、日本から使う慣れたものを持参するのがお勧めです。
ちなみに、マレーシアの国教はイスラム教です。モスクや寺院を訪れる時には、肌の露出が少ない服装にすることを忘れずに!
治安は大丈夫?
マレーシアは東南アジアの中でも比較的治安が安定した国だと言われています。2016年にマレーシア国家警察が公開したデータによると、マレーシアにおける犯罪発生件数は着実に減少していることが分かります。
マレーシアの犯罪届出件数は2016年で112,354件、前年比で3,707件減少しています。その一方で、街頭犯罪と呼ばれるスリや置き引き、ひったくりなどあ昨年よりも 1,299件増加しています。
下のグラフからも分かるように、マレーシアは日本よりも犯罪発生率が高いのも確かです。周りの注意が及びにくい深夜の外出や、意識が1点に集中しやすいイベント会場、観光地への外出を避けるなどの対策が必要になります。
マレーシアの犯罪発生件数の推移(2016年)
犯罪の種類 | 犯罪発生件数 | 前年比(2015年比) | 人口10万人当たりの発生率 |
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殺人 | 456件 | 43件減少 | 日本の約2倍 |
強盗 | 14,453件 | 705件増加 | 日本の約25倍 |
強姦 | 1,886件 | 161件減少 | 日本の約7倍 |
※参照:外務省海外安全ホームページ「 マレーシア 安全対策基礎データ 」
交通事情・交通機関は日本並み?
日本からマレーシアへの行き方
日本からマレーシアへは、直行便で約6時間半から8時間ほどで行くことができます。日系の航空会社を入れて、いくつかの航空会社が毎日マレーシアと日本と繋いで就航しています。
中には中国、香港、シンガポール、ベトナム、タイなどの国を経由するフライトもありますが、これらのフライトは乗り継ぎ待ちの時間が5時間を超える場合もあったりと、デメリットもあるので注意が必要です。日本からクアラルンプールへの直行便は、札幌、東京の羽田・成田、そして大阪から就航しています。
航空券を購入する際は、価格だけでなく、到着時間や所要時間に注意することをお勧めします。クアラルンプールの場合、空港タクシーがあるため市内に向かう道のりや方法は心配の必要はありません。
空港タクシーは運賃を前払いできるシステムになっており、クーポン制をとっています。ぼったくりされる心配もないので安心です。
マレーシア、特にクアラルンプールは東南アジア随一の大都市でもあるため、公共の交通機関も充実しています。
電車
KLモノレール
KL(クアラルンプール)セントラル駅からティティワングサ駅を結ぶモノレールで、市内中心地を走っているため市内移動に大変便利です。初乗りは1.2リンギット(約30円)から。運行時間は朝6時〜23時50分です。
市内でも夕方の渋滞が深刻なエリア、ブキビンタン駅エリアなどは、ショッピングの中心地であり、レストランも多いため世界各国から観光客が集まる場所のため、自動車ではひどい渋滞にはまってしまいます。そういったエリアをモノレールで移動ができると良いでしょう。
とはいえ、モノレール車内もラッシュの時間、週末の午後はとても混んでいるので、貴重品の管理には気を付ける必要があります。
LRT(Light Rail Transit System=高架鉄道)
クアラルンプール市内の主要なエリアを繋いでいる電車がLRTです。通勤時間帯には約4分間隔、その他の時間帯でも約6〜8分間隔で運行しているほどの利便性を誇っています。
アンパンライン・スリペタリングラインと、ケラナジャヤラインの2つの路線編成で、モノレールほどではないですが、ラッシュの時間には混雑が見られます。初乗りは80リンギット(約20円)から。運行時間は6時から深夜までとなっています。
KTMコミューター
マレー国鉄が運営している近距離路線が KTMコミューター です。KLセントラル駅を基点とし、イポーやポートクラン、バトーケイブ、クアラ・クブ・バル(フレイザーズヒルへの玄関口)といった郊外に向かう電車を運行しています。
こちらは約10〜15分間隔で運行していて、初乗りは1リンギット(約25円)から。運行時間は5時半から深夜までです。
バス
Rapit KL
市内から郊外までクアラルンプールを幅広く網羅しているバス路線です。ただ、バス停の場所が分かりにくかったり、時刻表がなかったり、車内アナウンスがなかったりするため、初心者にはレベルの高い交通機関になります。
初乗りは1リンギット(約25円)から。運行時間は6時から23時(日曜祝日は24時まで)。
GOKL
クアラルンプール市内の無料循環バスです。オフィス街やホテル、駅、ショッピングモール、ツインタワーで有名なKLCC、KLタワー、ブキビンタン駅、モスクに停まるバスなので、観光にぴったりです。
朝や夕方には5分間隔で運行され、その他の時間でも10分間隔に走っているためとても便利です。
Touch’nGoとは?
マレーシア版交通系ICカードが Touch’nGo です。このカードをまず購入することで、電車やバス、高速道路も利用することができます。
Touch’nGoが購入できる場所は、KLセントラル駅構内のTouch’nGoセンターです。
タクシー
マレーシアには、エグゼクティブタクシー(ブルータクシー)と、通常のタクシーの2種類存在します。エグゼクティブタクシーの場合、初乗りは6リンギット(約50円)ほど。通常のタクシーはその半分ほどです。
ぼったくりをするタクシーを避けるためにも、タクシーを使う際には大きい駅やショッピングモールからはカウンターでタクシークーポンを購入するようにしましょう。また、近くに大きいホテルがある場合には、ホテルでタクシーを手配してもらうようにしましょう。
もし道端でタクシーを拾う場合には、メーター制か値段交渉制かを必ずチェックしてから乗ることが大切です。ちなみに市内のタクシーは、ビークの時間帯になるとメーター制から価格交渉制に変わることが多いようです。
医療費・医療レベルはどうなの?
日本と変わらない医療レベル
クアラルンプールやペナンといった、日本人が多く生活している地域には、日本語を話せるスタッフが常駐している病院がたくさんあります。大半の病院ではマレーシア人も日本人も平等に受診をすることができるので、医療体制も日本とそこまで変わりないと言われています。
大きく異なる点を挙げるとすると、国立病院と市立病院の待ち時間でしょう。国立病院は、診察料が低い分、多くの人が受診を求めて集まってくるため、待ち時間がそれだけ長くなってしまいます。
一方、設備が綺麗な市立病院の治療費は割高になってしまいます。具体的な料金に関しては、病院ごとに変わりますし、思わぬ高額請求が発生してしまうことも考えられるので、日本を出る前に海外旅行傷害保険などに加入することを検討してみて下さい。
水道水の飲用はダメ
また、マレーシアは衛生状態の良い国として知られており、重篤な伝染病や風土病もほとんど懸念されていません。ただ注意すべきなのは、水道水の飲用です。
水道水を口にすることは避けて、必ず購入した飲料水を利用するようにしましょう。移住をしている日本人の多くは浄水器を備えるなどの対応をとっているようです。
また、衛生状態が良いとは言え、高温多湿の気候には変わりありません。食品の管理や、蚊を媒体とする感染症には注意を払うようにしましょう。虫除けスプレーを活用するなどの対策が必要になるでしょう。
移住に必要な費用はどれくらい?
マレーシアで生活することを考えると、最初に気になるのが費用面だと思います。
成長を続けるマレーシアの物価は、実は年々2〜3%ほど上昇を見せています。とは言っても、日本と比べたらマレーシアの物価が安いことには変わりありません。
マレーシアの物価は日本の約1/3だと言われることが多いようです。
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ペンギンちゃん 3分の1だって?それならすっごく節約できそうだね!
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でも、ほとんどの日本人はそのまま生活費を1/3にするのは難しいと感じてるみたい。
キリン先輩
マレーシアの物価が約1/3だからと言って、その安さで生活を謳歌できるかとなると、それは少し別の話になってしまうようです。
当たり前ですが、マレーシアに移り住む日本人の多くは、治安が良くて買い物も便利にできるエリアを選んで生活します。
安全かつ便利な地域では、家賃や食費も高くなりがち。マレーシアの物価の安さを完全に享受したいのであれば、日本人の基準ではなくローカル基準で住環境を選択する必要があるでしょう。
家賃・物件探し
家を探す際には、2ヶ月分の敷金(デポジット)と、3万円弱の光熱費保証金(ユーティリティーデポジット)、そして1ヶ月分の家賃が最初に必要になります。
デポジットとユーティリティーデポジットは、退去時に返ってきます。
マレーシアに住む日本人の多くは、賃貸のコンドミニアム(アパート)に住むのが鉄板のようです。マレーシアのコンドミニアムはプール付きなのが標準仕様で、3〜5万円台で2LDK、3LDKという物件も多くあります。
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ペンギンちゃん コンドミニアムってどんな家のことなの?
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コンドミニアムはアパートみたいなものだけど、日本のマンションとは違って、ジムやプールといった共用の施設が充実しているのが特徴だよ。
キリン先輩
マレーシアのコンドミニアムは日本のマンションとは異なります。
各階にゴミ捨て場があるのも便利ですし、がっちりとした塀で囲まれている敷地は入り口も基本一箇所しかなく、ある程度のレベルになると棟ごとに警備員が常駐するため、セキュリティ面でも安心です。
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マレーシアでは、下手に一軒家に住むよりも、セキュリティがしっかりしているコンドミニアムの方が安心だと言われているんだ。
キリン先輩
日本だったら豪邸と言えるような部屋に、格安の家賃で住むことができるのもマレーシアの魅力です。少しグレードを上げれば、テニスコートやサウナ、レストランなどの施設付きのコンドミニアムも。
また、家族でコンドミニアムに住むことになっても、家賃は約5〜9万円です。
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ペンギンちゃん 将来を考えても、マレーシアの住まいはかなりリーズナブルだと言えそうだね。
光熱費
マレーシアでの光熱費も、日本と比較すると非常に格安で、電気・ガス・水道代を合わせても月に1万円以下で収まってしまいます。
常夏のマレーシアでは、エアコンの節約が光熱費を抑えるのに最も効果的です。
食費
マレーシアの食材での自炊もレストランでの外食も日本と比べて安くなることがほとんどですが、日本食材や日本食レストランは日本の倍の値段になります。
ローカルフード中心であれば1食300円程度にまで抑えることも可能です。自炊と外食を半々で組み合わせた一人暮らしの場合、1ヶ月約3〜4万円と考えて良いでしょう。
税金はどれくらいかかる?
所得税
外国人が就労ビザを取得する条件である月額給与5,000リンギットから計算すると、年間の所得額は60,000リンギット(約156万円)以上になると言えます。この金額は個人所得税を支払う義務が発生します。
年間所得学が60,000〜1,000,000リンギット(約260万円)の場合、税率は26%。それ以上だと最高税率の28%が課せられるということになります。
これは、日本における所得税率と比較すると、年間所得額195万円以下で5%、195〜330万円で10%なので、個人所得税だけを見るとマレーシアは日本よりも高税率です。
マレーシアでは給与にかかる所得税の税率が居住者と非居住者で大きく変わります。
マレーシアに6ヶ月以上滞在した履歴があると「居住者」となり、マレーシア人と同じ税率が適用されます。 非居住者の場合は最高税率の28%がかかるため、移住して半年間は手取り金額が少ないということになります。
ロードタックス(道路税)
日本の自動車税が、マレーシアではロードタックスと呼ばれる道路税に当たります。これは車の排気量や車種、登録地域、所有が個人なのか会社なのかによって金額設定が異なります。
金額はロードタックス・カリキュレーターで計算することも可能なので、ぜひチェックしてみて下さい。
このロードタックスは毎年支払う必要があり、納めると車のフロントガラスに貼り付けるステッカーを受け取ることができます。このステッカーがあることで、マレーシアの道路を走っている時に遭遇する検問もパスできるのです。
小型乗用車に対しては、ロードタックスの税率が低いのが特徴。排気量1,000cc以下の一般車両だと、1年間に支払う金額は20リンギット(約520円)という安さ。
消費税
最も気になる税金の一つとして「消費税」があると思います。マレーシアでは長らく消費税は導入されておらず、サービス税として課税されていました。
2015年からは、新たに「物品・サービス税(GST)」として税率6%がマレーシア国内の物品やサービスに対して課せられるようになりました。これが日本の消費税に該当します。
そして、2018年6月1日から、この消費税に相当するGSTが再び廃止されることが発表されました!
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ペンギンちゃん 元の物価の安さに加えて、消費税率0%なんて、夢のようだね!!
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そうだね。ただ一方で、国の重要な収入源だったGSTの廃止は、マレーシアの財政赤字を深刻化させるのではないかという懸念の声もあがっているみたいだよ。また税率が上がる可能性を考えると、移住するなら今がチャンスかもしれないね!
キリン先輩
TRSで払い戻し
下記の条件を満たせば、マレーシア国内で支払ったGSTを空港の払い戻しカウンターで返金してもらうことができます。これを外国人観光客免税精度(Tourist Refund Scheme、TRS)と言います。
①TRS登録販売店でGST対象商品を含む300リンギットの商品を購入し、Tax Invoice原本(または領収書)とTRS申請用紙を受け取っている。(この時パスポートも必要)
② ワインやビールなど一部酒類や、タバコ、宝石・貴金属を購入した後にマレーシア国内で消費した物品やサービスは対象外。
③ マレーシア国籍や永住権保持者、購入から過去3ヶ月にさかのぼってマレーシアで雇用されている人、国際空港以外から出国する人、マレーシアを出国する航空会社職員は対象外。
④ 出国より3ヶ月以内に購入した商品に限る。
ただ、この払い戻しはマレーシア国内の国際空港(クアラルンプール国際空港、スバンン国際空港、ペナン国際空港、ランカウイ国際空港、クチン国際空港、セナイ国際空港、マラッカ国際空港)から出国する人のみ受けられる制度です。
陸路などその他の方法で出国する人は、この制度は受けられないので注意しましょう。
マレーシアの税金制度の特徴
マレーシアは年金所得が課税対象にならないことから、シニア世代に人気の移住先となっています。また相続税や贈与税もないため、親の遺産や不動産を相続する時に支払う税金に労力を使う必要もありません。
日本と比較すると固定資産税も安く、定期預金の金利も高く、その利子は課税対象にならないのも魅力的に感じられるポイントです。また、株主投資をした場合の株主配当も非課税です。そのため若いうちから気軽に資産運用にチャレンジできる環境であると言えます。
働く世代にとって、個人所得税の税率が高いのはでメリットかもしれません。ただ、長期滞在を考えている人や自分でビジネスを始めたい人にとっては、不動産購入や副業での法人設立などでお得な面がたくさんあると言えるでしょう。
必要なビザと、その条件
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ペンギンちゃん マレーシアに長期滞在するなら、ビザが必要になるよね?
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そうだね。移住するためにオススメのビザは、リタイアメントビザと学生ビザと就労ビザの3つだよ。
キリン先輩
マレーシアでは、滞在が90日を超える場合や、現地で収入を得たい場合には、適正なビザの取得が必須となります。
一般的に、移住目的で日本人が取得できるビザは3種類あります。
- リタイアメントビア(MM2H:マレーシアマイセカンドホームプログラム)
- 学生ビザ(Student Pass)
- 就労ビザ(Employment Passなど)
このいずれかを取得すれば、マレーシア移住を始めることができます。
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ペンギンちゃん マレーシアで働いて収入を得ながら生活したい場合は、就労ビザじゃないとダメなのかな?
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学生ビザでもアルバイトはできるけど、就労ビザがオススメだよ。
キリン先輩
学生ビザでも働ける?
マレーシアの学生ビザを取得した人は、現在週20時間までの就労は認められています。
しかし、レストランでのアルバイトだとしても、日本人にとってはなかなか難しいと言われています。なぜならマレーシアでは英語だけでなくマレー語・中国語も飛び交うため、それらの語学力を有していないと、簡単には働くことができないからです。
マレーシアで働きたいのであれば、勉学にお金をかけながら片手間で仕事を探すよりも、就労ビザの取得を目指して自分の語学力やキャリアに合った求人をしっかり探す方が賢明です。
就労ビザを取得するには
就労ビザは、雇用主が雇用者のスポンサーになることでマレーシア政府移民局に申請ができます。就労ビザの中でも、期間や仕事によってさまざまな種類があります。
雇用パス
一般的に、2年間以上マレーシアに滞在する駐在員が取得します。
一時就労パス
非熟練・半熟練労働者が対象の、1年間以内の短期間で就労する人が取得します。
プロフェッショナル・パス
籍はマレーシア国外(日本)の企業に残したまま、マレーシア国内でプロジェクトの技術顧問や機械据付といった仕事をする人が対象。1年間以内の滞在する日程がほとんど決まっている人が取得できます。
MM2Hとは
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ペンギンちゃん ちなみにリタイアメントビザ、MM2Hって何なの?
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マレーシアで仕事をしない人であれば、最長10年間マレーシアに滞在できるビザだよ。シニア世代に人気のビザがこれだね。
キリン先輩
MM2Hとは、マレーシアマイセカンドホームプログラムの頭文字を取ったもので、経済的に余裕のある退職後の日本人から人気であることから、リタイアメントビザとも呼ばれています。
MM2Hの取得には、流動資産とひと月26万円以上の国外での収入の証明書が必要です。
リタイアメントビザと言っても年齢制限はないので、若い人でも取得ができます。このビザがあれば最長10年の間、自由にマレーシアを出入国できますが、永住はできません。
大使館・領事館
在マレーシア日本国大使館
- 住所:No.11, Persiaran Stonor, Off Jalan Tun Razak, 50450 Kuala Lumpur, Malaysia.
- 執務時間:月~金 8:30~12:30/13:30~17:15
(※旅券・証明等の申請や受領を行う「領事部・広報文化センター窓口」は、8:30~12:00/14:00~16:00) - 電話:03-2177-2751 (領事部)
- メール:ryo@kl.mofa.go.jp (領事部、パスポート・ビザ・邦人保護等)
- URL: https://www.myrapid.com.my/
在ペナン日本国総領事館
- 住所:Level 28, Menara BHL, No. 51 Jalan Sultan Ahmad Shah, 10050 Penang, Malaysia.
- 執務時間:月~金 8:30〜12:00/14:00〜16:00
- 電話:(604) 226-3030
- メール:cgjp@pe.mofa.go.jp
- URL: http://www.penang.my.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html
ってことは、マレーシアって私みたいな日本人でも住みやすい国なの??