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ボストンで開催される留学生向け就活イベント「ボストンキャリアフォーラム」とは?

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大学卒業後の進路について海外での就職を望んでいる留学生は必見!アメリカのボストンで開催されている大規模な大学生向けの就活イベント「Boston Career Forum(ボストンキャリアフォーラム:通称「ボスキャリ」)」についてご紹介します。

Boston Career Forum(ボストンキャリアフォーラム:通称「ボスキャリ」)とは?

Boston Career Forum(ボストンキャリアフォーラム:通称「ボスキャリ」)とは、毎年秋にボストンで開催される就職イベントで、1万人以上の大学生(主に日本人留学生)と200以上の企業が参加し、3日間に渡る(2017年度は11月17日から19日でした)大規模なキャリアフォーラムです。

日英バイリンガルのためのキャリアフォーラムということもあり、アメリカにいる日本人留学生のみならず、ヨーロッパや日本からも英語力を身につけた学生が集まります。

ボスキャリでは、企業説明会だけではなく、採用面接も行われており多くの企業が3日間の間に内定を出しており、なかなか日本には帰りづらい留学生にとって、とても嬉しい就活の場です。

ボスキャリに参加する流れ

まずは事前エントリー

ボスキャリのウェブサイト では、参加企業のリストがあり、自分の応募したい企業に事前エントリーをすることができます。それぞれの企業によって事前エントリーの締切日が違うので、気をつけておきましょう。

ウェブサイトでは日本語、英語両方の履歴書を作成することができ、事前エントリーではその履歴書をそのまま提出することができます。企業によっては志望理由やいくつかの質問を聞かれることがあるので、できるだけ締切日よりも事前エントリーは早く取り組み始めましょう。

事前エントリー後の流れ

事前エントリーで通過した場合は、次のステップとして多くの企業でSkypeでの面接やウェブテストの受験などがあります。それを済ませておくことによって、残りの3次面接や最終面接を3日間という短いキャリアフォーラム本番でスムーズに行うことができます。

当日の流れ

2017年度の会場はBoston Convention & Exhibition Centerという、とても広い場所でした。朝の9時頃から会場が開くのですが、私と一緒に行った友人は特に朝からの面接が予約されていたわけではなかったので、1時間ほど遅れて参加しました(会場前から行くと長蛇の列があります)。

会場に入ると、理系の生徒は理系のタグを、文系の生徒は文系のタグを渡されます。そうすることで、企業側は会場を歩いている生徒がどちらの分野なのかを判断し、自分の欲しい分野の生徒に声をかけたりします。

会場は大きく2つのブースに分かれており、ひとつは200以上の企業がそれぞれのブースを設け、そこで企業説明や履歴書の受付などを行っており、もうひとつの方は面接ブースとして使われており、中は見えないようになっていました。

会場内はエリアごとに番号で分けられているので、会場で渡される地図を見比べながら応募したい企業を探しました。基本的には1日目と2日目でほとんどの企業が内定の結果を出し、最終日は多くの企業が撤収してしまっているため、最初の2日間が気合いの入れどころです。

内定決定後

内定が決定すると、内定決定者はその企業からディナーに誘われることがあります。全ての企業がディナーの機会を設けているわけではありませんが、これもボスキャリならではの経験です。

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ボスキャリに参加する際の注意点

飛行機と滞在先のホテルの予約は早めに

ボスキャリ期間中は、ボストンの街に日本人留学生が溢れるほど参加者が多いため、ホテルと飛行機の予約は早めにしないと、どんどん高くなってしまいますので注意が必要です。ボスキャリに参加することを決めている人は、日程が発表されたらなるべく早くに予約を済ませることをおすすめします。

実際に留学生が情報を交換しあうフェイスブックページでは、ボストンで泊まれるところがないか聞いている留学生もたくさんいました。

大学1、2年生でも参加できる

ボスキャリは基本的には正社員採用の募集がほとんどで、インターンの募集があっても3、4年生のみの募集ということが多く、当時2年生だった私はあまり行く意味がないと思っていました。しかし、たまに全学年向けののインターンを募集している企業もあり、とりあえず行くことにしました。

始めはあまり興味がなかったのですが、いろいろな企業説明会に参加することによって、さまざまな業種や企業について知ることによって自分の興味が広がり、それまでぼんやりと考えていた将来について改めて考えるとてもいい機会になりました。

また、あまり今まで書くことのなかった企業に対する志望理由を書くことで、自己分析をする機会がたくさんあり、将来の就活にとても役立つ経験になったと思います。

早い段階からボスキャリに参加することは決して無駄ではないので、ぜひ1、2年生の皆さんも参加してみてはいかがでしょうか。

まとめ

就活の時期に留学している生徒や、私のように4年間丸々アメリカの大学に通う学部生にとっては、日本の企業説明会に参加しづらいので不利に感じる就活ですが、ボスキャリは裏を返すと、3日間で内定がもらえるというとても有効的な場でもあるので、事前の対策を早めから始めることがとても大事です。

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