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日本でも資格を取得できる!英国発の国際的な会計士資格ACCAとは?
英国の会計士資格は主にICAEW(Institute of Chartered Accountants in England and Wales)とACCA(Association of Chartered Certified Accountants)の2つの団体が提供しています。今回はACCA(英国勅許公認会計士)の資格についてご紹介いたします。
ACCAとは?
ACCA(Association of Chartered Certified Accountants:英国勅許公認会計士)とは、1904年に設立された国際会計基準に基づく会計士資格で「国際的に持ち運び可能な資格」を掲げ、世界180ヶ国に学生数約43万名以上を抱える、会員規模が大きいグローバルな団体です。
1880年に設立されたイギリスの会計士資格であるICAEW(Association of Chartered Certified Accountants)よりも国際的な認識度が高いのが特徴です。
ACCAウェブサイト
ACCAの試験内容とは?(計14科目)
ACCAの試験では、主に2つのレベル、Fundamentals(基礎編)とProfessional(専門分野)で構成されています。試験時間は1科目につき2〜3時間。試験は3月、6月、12月の年3回受験が可能です。
Fundamentals(基礎編)
- Knowledge(知識):3科目
- Skill(スキル):6科目
Professional(専門分野)
- Essentials(必修):3科目
- Options(選択):4科目から2科目選択
また、筆記とは別に会計に関する3年間の実務経験が求められます。筆記試験と並行して実務経験の記録を行うか、筆記試験合格後に実務経験を積んで資格を得ることも可能です。
ちなみに、全科目を合格するまでに、早い人で2年、平均で3〜4年かかると言われております。
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ACCA取得にかかるコスト
登録、筆記にかかるコストは約500ポンド。ただし、通常は講義を受講をして受験に臨むため、実際のコストは講義の受講数によります。講義の料金は1科目につき400〜600ポンド。オンラインの場合、300〜500ポンド程度です。
ACCAのメリット
ACCAのメリットは以下の点が挙げられます。
- 国際的な会計・監査基準への対応が可能な資格
- 認知度が高く、グローバルな就職で有利
- 資格取得に柔軟なアクセスを認めているため、オンラインでの学習や日本での受験が可能
ちなみに、日本ではブリティッシュカウンシル(東京)や、IIC国際コミュニケーションインスティテュート(大阪)などで試験を受けることができます。
また、英国内の高等教育機関との提携により、学士号・修士を取得できるルートも設定されています。ACCAの学生として、英語力の証明と、基礎課程の指定科目受験前に登録を行うと、Oxford Brookes BSC(Hons)での会計学の資格を追加で取得することもできます。
まとめ
いかがでしたか?これから国際的な会計士資格を取得することを検討している方の参考になれば幸いです。
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