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秋の味覚!イタリア滞在中に食べたい絶品栗スイーツ4選

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イタリアは世界でも5本の指に入る栗の一大生産地。秋になると美味しい栗が沢山採れて、それらを使ったさまざまな絶品スイーツが登場します。ここではそんなイタリア栗を使った絶品スイーツをご紹介します。

1.マロングラッセ

栗を砂糖漬けにした「マロングラッセ」は、フランス菓子として有名ですが、イタリア人の中には「マロングラッセはイタリア人が考案してフランスに紹介した」という人もいるほど、特に北イタリアを中心に秋のスイーツとして愛されております。

マロングラッセはイタリア語では「Marroni Canditi(マローニ・カンディーティ)」ですが「Marron glacé」というフランス語がそのまま使われることも多いです。

ラム酒が効いているもの、シンプルな味付けで栗の味がガツンと口の中に広がるものなどお店の数だけレシピが存在するマロングラッセ。日本のものより栗が1まわりも2まわりも大きく、1つ食べただけで満足感があります。

2.栗のジャム

「栗のジャム」はイタリア語で「Marmellata di castagne(マルメラータ・ディ・カスターニェ)」といいます。「Confettura(コンフィチュールの意味)」や「Crema(クリームの意味)」と書かれ売られていることもありますが、いずれも瓶に大きな栗の絵が描かれているので、売り場ではすぐに見つけられると思います。

栗のジャムは1年中買うことができますが、秋の日曜市などで売られている手作りジャムは特に蓋をあけた瞬間から栗の香りが溢れだし、パンに塗ってもそのまま食べてもとっても美味しいです。

イタリア人はヨーグルトにも栗のジャムを入れる人もたくさんいます。フルーツ以外のジャムは日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、栗と乳製品の相性は意外にも抜群ですので是非試してみてください!

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3.栗粉のケーキ

日本では「片栗粉」「コーンスターチ」などがありますがイタリアのスーパーには「栗粉(Farina di castagne)」というものもあり、これを使ったケーキも秋の定番です。

「Torta di castagne(トルタ・ディ・カスターニェ)」や松の実やクルミなどがちりばめられた「Castagnaccio (カスタニャッチョー)」が有名ですが、いずれも栗の実が入っていないため、一見栗スイーツだとわからない方も多いかもしれません。

見た目はただのパウンドケーキなのですが、小麦粉の代わりに栗粉を使っており、ナイフを入れるとほのかに栗が香ってとっても上品な味わいです。

マロングラッセや栗のジャムにくらべると栗粉の甘みだけなので、甘―いお菓子が苦手な方にもおすすめです。

4.モンブラン

日本で栗のスイーツといえば「モンブラン」という方も多いのではないでしょうか?イタリアで山のモンブランは「Monte bianco」と呼ばれるため、ケーキも「Monte bianco」という名前で扱われています。

しかし、実はそこまで定番商品ではございません。筆者もモンブラン発祥の地と言われるトリノの街でようやく見つけて「あったあった!」と思わず叫んでしまったほど。

モンブラン付近の街にも行きましたがやはり、1軒もモンブランを扱っているお店はなく、イタリアではそこまで定番ではないようです。

また、売っている場合はホールケーキなことが多く、生クリームで「Monte bianco(白い山の意味)」を表現した特大ケーキなことがほとんどです。

ちょうど日本の東京會舘で売られているモンブラン(マロンシャンテリー)がまさにイタリアのものに近い見た目ですのでぜひ比べてみてください。

まとめ

いかがでしたか?ちなみに「栗」を表すイタリア語は2つあります。イガの中に2つの実が入っているような小さめの栗は「Castagna(カスターニャ)」、それより大きくてふっくらしており、甘みが強い栗は「Marrone(マローネ)」と呼ばれ、デザートにはこちらの栗が多く使われています。

是非イタリア滞在中は両者の違いもチェックしてみてくださいね。

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