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海外大学の授業で数百ページのリーディング課題を攻略する4つのコツ
海外と日本の大学(大学院)の大きな違いとして、毎週大量のReadingが出され、それを読んで授業でのディスカッションに臨まないといけないということがよくあります。最初はめげてしまいそうなこのMissionですが、コツさえ掴めば意外と簡単?
来週までに100ページ以上の文献を読んで内容をディスカッション?
「来週までにこの文献の35ページから200ページまでを読んできて。それについてディスカッションします。」
ついに夢見た海外での留学生活!胸に期待を膨らませて足を踏み入れた最初の授業で、こんな驚愕の指示が教授から言い渡されたとき、あなたはどうやって乗り切りますか?筆者なりのコツをお伝えします。
1.計画を立てて少しずつ進める
1週間に200ページ、と聞くと心が途端に折れそうになりますが、それを「1日に30ページ弱」と置き換えてみてください。さらに「毎日、午前・午後・夜にそれぞれ10ページ弱」と。少し気が楽になりませんか?
こういったReadingの課題は一夜漬けはまず無理なので、計画性が求められます。毎日コツコツと進めましょう。
2.文章のポイントを押さえて読む
最初のうちは、全てのセンテンスを隅から隅まで読まないと気が済まないと思います。
でも、実は1段落のうち、鍵になる文章は1文で、段落の最初か最後にあることが多いです。膨大な量を全てしらみつぶしに読むのは非効率なので、各段落の鍵となるセンテンスにマーカーを引くなどしてポイントを押さえましょう。
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3.キーワードを書き出す
始めの学期に、上記の方法で課題を読み終えたのですが、Discussionで何も話せず終わってしまうことがありました。それは「読んだだけで、中身が頭に残っていなかった」からなのです。
これを避けるためには、文献の空きページやノートなどに、いくつかのキーワードや、それに対する自分の考えなどを書き出してみましょう。授業中困ったときなどに読み返したりすることで助けになります。
4.要点や自分の考えを声に出して話してみる
最後に「中身は頭に入っているのに(自分の英語力のせいで)即座に言葉にできない」ということがあると思います。
これは筆者だけの特殊な方法ですが、毎日、大学から自宅に帰る間(約10分)、その日に読んだReadingの内容を要約し、自分の考えを添えて話す(もとい、つぶやく)練習をしていました。
変人だと思われるリスクはありますが(笑)、筆者のいるニューヨークではイヤホンで話している人ばかりなのであまりバレませんでした。
まとめ
いかがだったでしょうか?始めは途方もないフルマラソンに見える課題も、慣れてくれば50メートル走の繰り返しのように感じるはずです。毎日の積み重ねを大事に、頑張ってくださいね!