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出てきた料理はすぐに食べる!日常生活で覚えておくと便利なイタリアの慣習7選

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郷にいれば郷に従え。ここではイタリアで生活する上で頭の片隅に入れておくとお役立ちなイタリアの慣習をご紹介します。

1.行列は前から順番とは限らない!

例えば、レジやバス停、美術館などで列に並んでいたら急に隣のレジ・カウンターが開いたり、バスが2台同時に来たりすることがあります。そんなとき、日本だったら、それまで待っていた順番が長い人から順に「お次の方どうぞ」などと言われて案内されることが多いですが、イタリアではそれまでどうだったかはお構いなし!早い者勝ちになります。

ゆえに、列の一番後ろにいた人がスグに新しい列に並べてラッキーだったり、逆に真ん中あたりの人が一番どっちつかずでいつまでも待ちぼうけ、なんてことがよくあります。

なんとも理不尽ですが、そんなときは「今日はツイてなかったな!」と、甘んじて受け入れましょう。

2.エスカレーターは右側に立つ

そもそも「真ん中に立って急がない」という人も多いですが、どちらかというとイタリアではエスカレーターは右側に立ち、左側を空けることが多いです。

「国際的にはエスカレーターは右側に立って左を空ける国が多いからイタリアもそうしよう!」と提案している新聞記事のコラムも以前みかけました。イタリアに限らず世界的には右側に立って左側を空ける国が多いようです。

3.レストランでは気長に待つべし

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日本ではレストランで注文が決まったら「すいませーん」と店員を呼んでオーダーする方法が一般的ですが、イタリアでは店員が来てくれるまで気長に待つスタイルの方が一般的です。

さすがにいつまで経ってもメニューすら持ってきてもらえないときは「Scusi!(すいません!)」と言って店員を呼んでも良いですが、基本的には気長に待ちましょう。

イタリアのレストランの店員は、その店のオーナー一族だったり、正社員として雇われている人であることがほとんど。高い知識とスキルを持ったスペシャリスト集団なので、メニューを持っている人へは絶妙なタイミングでオーダーを取りに来たり、デザートやコーヒーを勧めてきたりします。

なので、そわそわせずに、ぜひ店員に身をゆだねて穏やかに食事を楽しみましょう。

4.レジでのお会計も気長に待つべし

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イタリアでは日本のように、レジ前に客が来ても大急ぎで店員が会計をするために走ってくるなんてことはありません。

例えば、棚卸しや値引きシール貼りなど別のことをしていたら、それが終わるまではレジには来ません。お客様ファーストでなく「自分ファースト」。なので、レストラン同様、カリカリせず気長に待ってあげてください。

なお、行列ができていても知り合いの客が来たら会計が終わった後も長々と世間話、なんてことも日常茶飯事。年末年始、バカンス明けなどは特に長々と話し込んでいて、なかなか会計の列が進まないのですが、これも風物詩だと思って温かい目で見守っていてあげてください。

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5.男性はとにかく「レディファースト」を体に染み込ませましょう!

電車に乗るときやお店に入るとき、イタリアでは「Prima le signore(レディファースト)」がお約束です。

さすがに道やドアを開けた後、女性全員が入るのを見届ける必要はありませんが、同じタイミングで待っていた女性がいたら、男性は「Prego(お先にどうぞ)」と言って、スマートに譲りましょう。

その際はドアを開けてあげたり、トランクなどの大きな荷物を持ってあげることもお忘れなく。電車や飛行機で、近くの女性がトランクを持ってやってきた際なども、サッと立ち上がって荷物の上げ下ろしを手伝ってあげましょう。

6.出てきた料理はすぐに食べる!他の人の料理が出揃うのを待つ必要なし

電車やお店ではレディファーストですが、料理は連れの女性より先に出されたらお先に食べ始めてOK。イタリアでは料理が出された瞬間が一番おいしい瞬間とされているため、皆の皿が出揃うのを待っていると逆にシェフに対して失礼になってしまいます。

また、そもそもイタリアのレストランでは一斉に料理を出すことにそこまで神経を注いでいないため、皆の皿を待っていてはいつまでも食べられない可能性も。自分の皿が来たら遠慮せずに食べ始めましょう。

7.お店に入ったらまずは挨拶を

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個人的だけでなく、チェーン系スーパーなどでも入店したらまずは「Buongiorno!」「Ciao!」と挨拶しましょう。

防犯の意味も込めて、イタリアではお店にはいると店員が積極的に挨拶をしてきます。無言で入っていくと逆に不審者扱いされるので、笑顔で大きな声で挨拶した方が吉。その後も気持ちよく店内で過ごすことができます。

まとめ

いかがでしたか?レディファーストや挨拶の文化はアメリカで以前暮らしていたときにも当たり前に皆がやっていました。海外に浸透する素敵な文化。是非、取り入れてみてくださいね!

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