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国際免許は6ヶ月まで!スペインで自動車免許を切り替える方法

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日本で作成した国際運転免許証は、スペインで運転できるのは最初の6ヶ月までです。またレンタカー会社によっては、国際免許では車を貸してくれない場合もあります。そこで、ここではスペインの自動車免許の切り替え方法をご紹介します。

免許の切り替えはDGTで

免許の切り替えは、スペイン内務省の交通局である「Direccion General de Trafico」略してDGTで行います。街にいる警察官や警察署の職員に国際免許を見せて使えるか聞いても、縦割り社会のスペインでは大抵DGTで聞いてくださいという答えしか返ってきません。DGTのウェブサイトで、近所のDGTを探しましょう。

Direccion General de Traficoウェブサイト

免許の切り替えに必要な書類

免許の切り替えに必要な書類は以下のとおりです。

  • 所定の申請書:DGTで取得可能。
  • 日本の運転免許証原本とそのコピー
  • 健康診断書(Informe de Aptitud Psicofísica):運転適性検査センター(Centro de Reconocimiento Para Conductores)で発行します。DGTの近くに客引きが立っていて、何軒かあるので混んでない所を選びましょう。費用は筆者の時は45€でした。
  • 顔写真 1枚(白地のカラー写真・脱帽・32 x 26 mm)
  • 身分証(NIE)
  • 手数料:筆者は行ったときは27.70€でした。

免許の書き換え手続きには予約(シタ)が必須

いきなりDGTに行っても、予約(シタ)がないと対応してもらえません。オンラインで予約しようと試みましたが、国名を選ぶ場所で日本が見つからず、現地の人に聞いても、誰もわからなかったので、結局電話予約しました。

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健康診断書の注意点

日本の普通免許だとスペインではBとC1になりますが、現地の人は日本の免許の情報はわかっていないので、健康診断書にBとしか書いてくれず、C1を追記してもらいに行くという事態になってしまいました。

「Clase de Permiso o Licencia」の項目がBとなっていた場合、大使館で作成してもらった書類を見せて持っている免許の種類に直してもらいましょう。

日本の免許はどうなる?

日本の免許はその場で、DGTに没収されてしまいます。その後大使館経由で手元に戻るとなっていますが、実際は戻ってくる場合と戻ってこない場合があるようです。

免許の発行

予約の時間に行き、必要書類を提出すれば、その場でAutorizacion Temporal Para Conducirという紙を発行してもらえます。これがあれば、運転は当日からできることになり、免許そのものは後日郵送で送られてきます。

一時帰国に備えて、国際免許も一緒に発行してもらうと便利です(写真一枚と手数料10.10€が必要になります)。

まとめ

いかがでしたか?免許があれば行動範囲が広がりますので、スペインに長期滞在される方はチェックしてみましょう。

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