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タイの大学ってどんなところ?タイの大学生の日常
ここ数年アジアの留学先として協定大学も増えているタイですが、バンコクにあるチュラロンコン大学にて現在留学中の筆者が、実際に送っている学校生活についてご紹介します。
大学生活1日のスケジュール
学部や学校によって授業開始時間が違うこともありますが、授業はだいたい9時からスタートします。BTSやMRTを使ってくる学生もいれば、リッチにベンツやBMWで登校する学生もいます。そのあとは、以下のようになります。
チュラロンコン大学の学生の例
- 9:00:1時間目スタート
- 12:00:食堂でお昼ごはん
- 13:00:2時間目スタート
- 16:00:2時間目終了
- 放課後:友達と夕食、映画など
日本との一番の違いは、ひとつの授業が3時間なところです。授業の間に休憩があるか、その長さも先生次第です。また、大体16時頃に授業は終わりますが、補講が16時以降に入ることもあります。
名称 | จุฬาลงกรณ์มหาวิทยาลัย (จุฬาฯ)(チュラーロンコーン大学) |
---|---|
国・都市 | タイ / バンコク |
学校形態 | 大学 大学院 |
住所 | อาคาร 2 คณะวิศวกรรมศาสตร์ จุฬาลงกรณ์มหาวิทยาลัย ถนนพญาไท แขวงวังใหม่ เขต ปทุมวัน กรุงเทพมหานคร 10330 タイ |
電話番号 | +66 2 215 3555 |
公式サイト | http://www.chula.ac.th/cuen/index.htm |
口コミサイト | https://ablogg.jp/school/8730/ |
勉強は大変?
日本の大学の授業では、楽に単位が取れる授業、通称「楽単」がありますが、タイにも楽単とよばれるものはあります。でも、それはタイ人にとっての話。過去問情報がなかったり、知識に関するバックグラウンドが異なる日本人は真面目に勉強しましょう。実際、楽単だと思って痛い目を見た日本人も何人かいます。
また、英語留学でタイに来た場合、課題が多いことは覚悟しましょう。リーディング、レポート、プレゼン。さまざまな形態で課題が出されます。
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タイの大学生の放課後の過ごし方
日本の大学生の放課後といえばサークルかバイトなどのイメージが大きいですが、タイの大学生は放課後にどのようなことをしているのでしょうか。タイ人の友人たちに聞いてみたところ、以下のようなことをしているみたいです。
- チューターのバイト
- 卒論の作成(4年生)
- 友達と街へ繰り出す
- ナイトライフを満喫する
日本と違い、バイトといっても勉強を教えるバイトが多数です。また、中には親のビジネスを手伝っている人なんかもいました。ちなみに、飲食店などは学歴のない人がやっており、賃金もずっと低いそうです。
また、みんな表立っては言いませんが、図書館に行って勉強している人もたくさんいます。
タイの大学で日本と違う3つのこと
1.時間の感覚が日本と全く違う
こちらの写真は授業開始5分前、教室後ろからの景色です。これが授業開始から10分くらい続くこともあります。
日本でも、たまに遅刻をしてくる人はいますが、タイでは日本では考えられない遅れ具合です。5分遅れで来た人が1番乗り、20〜30分後にぞろぞろやってきてみんな揃う、なんてことが普通に起こります。
そして、それを知ってか知らずか、遅れてくる先生までいます。でも、それが当たり前なんですね。授業は何事もなく進んでいきます。
2.授業中にお菓子を食べてもOK
授業中にお菓子を食べることは、日本では教授や先生に失礼だと言われています。しかし、タイの授業ではフルーツやジュース片手に授業、たまにお菓子が回ってくることもあります。
教授が注意するのは、学生がうるさくして授業の邪魔になるときだけです。そんな学生たちでも、ノートを見るとびっしり文字が書いてあったりするのが不思議なところでもあります。
3.大学内でマーケットが開かれる
タイの街ではナイトマーケットなど、安い商品をマーケットで売っている光景をよく見ます。実はこれ、大学内でも行われております。
例えば、チュラロンコン大学では毎週火、金曜日に、シーナカリンウィロート大学(SWU)では毎週火、木曜日に行われています。ご飯から洋服、生活雑貨までさまざまな商品があります。この日は、学生も食堂ではなくマーケットでご飯を買っています。
大学内のマーケットで売っているもの一例
- ムーピン(豚の串焼き)
- ソムタム(パパイヤサラダ)
- パッタイ(米麺を使ったタイ料理)
道端のマーケットも日本人には新鮮なのに、学校でもあるとは。タイの大学の雰囲気を感じながら、お買い物するのもいいですね。
まとめ
いかがでしたか?少しでも留学のイメージがわいて、タイ留学に興味を持っていただけてでしょうか。タイ留学という選択をする手助けになれば幸いです。