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スペインは喫煙者天国?スペインのタバコ事情
東京都内ではタバコを吸ってはいけない区域すらある日本ですが、スペインでは喫煙率がとても高く、歩きタバコをしている若い女性すら目につくほど喫煙率は高いようです。先日は病院の受付の中年女性が、ドアの外でタバコを吸っていました。そんなスペインでのタバコ事情をご紹介いたします。
タバコ屋さんが街のあちこちにある
街のあちこちにタバコ専門店があり、ありとあらゆるタバコが売っています。水タバコやタバコの葉のみ、たばこを巻く紙、巻くための機械とタバコにまつわるものはなんでも手に入り、さらにライター類や携帯用ウイスキー入れ、お土産屋も販売しています。ノンスモーカーもぜひ覗いてみましょう。
自動販売機はバーの中
一方、タバコの自動販売機はバーの中にあり、店員に言ってロックを解除してもらわないと勝手に買うことができません。どのバーにも自動販売機があるわけではないので、タバコを買おうとした友人はどこのバーにいけば買えるか聞いて、違うバーに買いに走っていました。
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夜10時過ぎのタバコの買い方
タバコ屋さんは22時に閉まってしまうので、22時以降は上記のバーで買う方法か、チーノと呼ばれる中国雑貨店で買う必要があります。チーノはお店によって、持っているライセンスが違うので、ライセンスがないチーノではタバコは販売できないようです。筆者の家の近所には4軒チーノがありますが、売っているのは1軒のみです。
公共施設内では禁煙化に成功
スペインもかつては公共施設内でタバコが吸えたそうですが、現在では禁煙化が成功し屋内ではタバコは吸えません。また病院によっては敷地内では外でも禁煙になっています。
レストランはテラス席では吸えますが、店内では吸えないので、冬はテラス席に暖炉風の暖房が設置され、賑わいます。暖房が設置されているような場所ではレストラン内部よりテラス席の方が圧倒的に人が多いのも特徴的です。
まとめ
日本では肩身がせまくなったスモーカーですが、スペインでは「タバコ吸わない」と言うと驚かれこともしばしば。タバコの平均金額は4ユーロ前後ですが、平均月収が1000ユーロと言われているのに比べると、とても高額です。
それでも、喫煙者は多いので、街中でタバコくださいと言われることもしょっちゅうです。スモーカーにとってはスペインは住みやすい場所かもしれません。