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ここ数年で定着しつつあるスペインのハロウィン事情

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日本でもすっかり定着したハロウィンですが、ここスペインではまだ新しい行事のようです。でも、お祭り好きなスペイン人がこのハロウィンと言うネタを放っておくわけがありません。

姿を消していたお菓子がスーパーに登場

暑さもあり、筆者がお気に入りのロシェというチョコレート菓子がクリスマス以来姿を消していましたが、ハロウィンが近づくとロシェだけでは飽き足らず、ありとあらゆるお菓子を一個単位でスーパーで売られるようになりました。最初はクリスマスには早くないかと心配していましたが、ハロウィンのためだったのですね。

「Trick or treat」はない

アメリカでは、近所の家を訪ねて「Trick or Treat」と言って、お菓子をねだるのがハロウィンでしたが、ここスペインでは仮装して出歩く、というのが主流のようです。

多くの子どもたちは顏を真っ白に塗り、化粧して、衣装を来て家族でお出かけしています。仮装もアメリカのように種類豊富ではなく、骸骨、ドラキュラ、トランプのジョーカー、のようなオーソドックスなコスチュームが多いようです。

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中には家族全員で仮装

街を歩いていると、ご両親までしっかり仮装して歩いている家族まで。ディズニーシーみたいな街並みのマラガなので、違和感はありませんが、東京ではなかなか見ない光景です。

ハロウィンはキリスト教のお祭り?

ここスペインはカトリックですが、実際はお祭りの理由としてカトリックが出てくることが多く、教会に毎週通っているのは高齢者層がメインです。そんな宗教背景もあり、無邪気にハロウィンを楽しめるようです。

現在、筆者の娘が通っているカトリックの学校も、学校行事としてはハロウィンは行われないものの、学校はお休み。お祭りのためなら学校もお休みにしてしまうところが、さすがスペインですね。

まとめ

いかがでしたか?ハロウィンと言えばアメリカの文化と思っていた筆者ですが、日本と同様、ここスペインでもハロウィンを子どもの日のように扱って、子ども向けの施設は仮装した子どもたちで大賑わいでした。

貧富の差が激しいスペインでは、お店でハロウィングッズを売っている子どももいれば、それを親に買ってもらって喜んでいる子どもたちもいたりしていますが、どちらも利益はあるようなので、やはりスペインはお祭りで経済を盛り立てているようです。

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