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マレーシアで「日本人」が理由でケンカを売られた?実際に起きたトラブルと対処法
筆者は18年間マレーシア・クアラルンプールに住んでおりますが、過去に現地の人から人種が原因で差別的な因縁をつけられたことがあります。今回はそのエピソードと、そういったときの対処法をお伝えします。
いきなり中年女性に日本人が理由で罵倒された
以前、マレーシア・クアラルンプールにある日系スーパーのレジで並んでいると、マレーシアンチャイニーズの50代くらいの女性から「あなたたち日本人?昔、第二次世界大戦で日本がマレーシアを侵略したこと知ってる?どんなひどいことしたか知ってるの?今度は経済で私たちを侵略しようとしてんだよ!」と、突然一方的にまくしたてられたことがありました。
あまりに突然のことで、筆者と妻はキョトンとしていると、続けざまにその女性が「聞いてるの?あなたたちは一体何を信じて行動してるの?」と言ってきたので、すたこらさっさと逃げるようにその場を後にしました。
人種が原因で攻撃を受けたときは逃げるが一番
このように、海外では人種や出身国が原因で因縁をつけられることがありますが、そのような場合はなるべく相手と関わらないようにするのが得策です。
もちろん落ち着いた場面やディスカッションの授業などであれば、議論を交わすことも良いとは思いますが、今回のパターンのように、いきなり知らない人間が感情的に言い寄ってきたときは特に注意してください。
ときには侮辱をされて悔しい思いをするかもしれませんが、下手に相手を刺激したら何をされるか分からないですし、何よりあなたがいる場所は海外でアウェーです。揉め事に発展したときは不利な状況になりやすいので、逃げるが勝ちです。命拾いしたと自分自身で納得させましょう。
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親日派は多いが歴史教育の中で日本は侵略者で悪者
親日派の多いマレーシアですが、学校の教育や国の歴史の中では第二次世界大戦時は日本は侵略者で悪者です。お年寄りの方はあまりいい印象を持ってない方もいますので、そのあたりは気に留めておいたほうが良いでしょう。
銀行でも過去に日本軍に接収された経験のある某銀行は日本人、日系企業に対してはめちゃくちゃ冷たいことで有名です。
まとめ
いかがでしたか?ちなみに筆者は18年マレーシアに住んでいて、今回のような人種が原因で因縁をつけられたのはこの一回だけですが、嫌な思い出として残っております。留学生の皆様が、このような思いをされないよう願っております。