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ロンドナーは新聞を持ち歩く?新聞に埋もれながら通勤するロンドナー

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朝と夕方のラッシュの時間になると、ロンドナーたちは一斉に新聞を手に取って読み始めます。日本ではあまり見かけない、不思議な光景を紹介します。

ロンドンでは朝と夕方にフリーの新聞が配られる

ロンドンでは、毎日朝と夕方に地下鉄の駅でフリーの新聞が配られます。一番よく目にするのは、朝のMETRO、夕方のEvening Standardという新聞で、駅の改札口や駅周辺に大量の新聞が積まれ、夕方には「フリーペーパ、フリースタンダード!」と言いながら威勢よく配り始める人も出てきます。

行きかう人々が次々と新聞を手に取っていくので、街にいるほぼすべての人が一斉に新聞を持ち歩き始めます。

MWTRO Web
Evening Standard Web

地下鉄内は新聞に埋もれる!

地下鉄内は、大半の人が新聞を黙々と読み、最後のページのクロスワードや数独に没頭している人もいます。そして、読み終わった新聞を持ち帰るかと思いきや、ロンドナーたちはその場に新聞を置いて行ってしまいます。

プラットフォームのベンチや車内の座席に置いて行くので、地下鉄内はこのように新聞だらけになります。

大きな駅で大量に乗客が降りた後、新聞に埋もれるようにして座っている人を見ることもあります。

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みんなで新聞のまわし読み

でも、この置き去りにされた新聞たちは、決してゴミで終わりません。次に乗ってきた人が、座席に置かれた新聞を読み始めます。そしてその場に置いて行き、また次の人が読み始める。なんと公共の場で新聞のまわし読みが成立しているのです!

はじめはその場に置いて行くという行為に違和感を感じていた筆者ですが、今では気づけばこのまわし読みサイクルに参加しています。

ちゃんと新聞用のゴミ箱が設置されている

毎日大量に消費される新聞はを見ると、少し環境が心配になりますが、使用後はちゃんとリサイクルされていますので安心してください。

イギリスでは、あまりゴミを分別する習慣がなく、たいていの家庭では可燃ゴミも不可燃ゴミも一緒にまとめて出されていますが、最近は大きなカテゴリーに分けられたゴミ箱が設置されるようになり、その中に新聞用のポストのような形をしたゴミ箱が置かれています。

不要になったあとは、ちゃんと新聞用のゴミ箱に入れてあげてくださいね♪

まとめ

いかがでしたか?慣れないうちは新聞の英語は少し難しく感じるかもしれませんが、毎日少しずつ読んでいると自然と抵抗がなくなっていきます。留学生の皆様もリーディング力アップも兼ねて、新聞を持ち歩くロンドナーになりきってみましょう!

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