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イタリアのMarocchinoって何?イタリアで定番のカフェメニュー4選
日本で「コーヒー」と一括りにして売っているものも、イタリアでは非常に細かく種類分けされています。今回は、日本ではまだ浸透していない、イタリアで定番のコーヒーメニューをご紹介したいと思います。
1. Marocchino(マロッキーノ)
ミルク・エスプレッソ・チョコシロップから成るホットドリンクで、エスプレッソカップに入れられて出てくる、いわば小さなカフェモカです。イタリアでは、カフェモカ(イタリアではMocaccinoと呼ばれ、カプチーノにチョコシロップと生クリームを入れて、マグカップで提供されます)はほとんど見かけません。しかし、マロッキーノはどの店にもあって、イタリア人は勉強や仕事の合間に「頭使って疲れた!」なんて言いながら一気飲みしています。チョコシロップは、ダークチョコの時もあれば、イタリア人の大好きなNutella(ヘーゼルナッツチョコ)の時もあり、店によって様々。シロップが何かによって、マロッキーノの味が大きく変わるので、色々な店で試してみてください。
2. Caffe d'orzo(大麦コーヒー)
大麦からできたノンカフェインコーヒーで、どの店にもあるポピュラーなドリンクです。苦味が少なめで少し麦のコクやとろみがあるので牛乳との相性も抜群!イタリアでは普通のノンカフェインコーヒー(デカフェ)よりも人気が高く、インスタントバージョンもスーパーにあるので、気軽に試すことが出来ます。
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3. Caffè al ginseng(高麗人参コーヒー)
高麗人参エキスが入ったカフェインレスコーヒー(Caffè decaffeinato)で、健康志向の人を中心に人気に火が付き、すっかり定番メニューになってしまいました。大麦コーヒー同様、普通のコーヒーとの見た目・味の違いはほとんどありません。 余談ですが、イタリア人の中には高麗人参が入っているからか、日本発祥のコーヒーだと思っている人もいるようです。私は初めてこのコーヒーを知った時「ジンセンて何?ジンジャー?」と聞いたら「ジンセンはジンセンだよ、なんで君が知らないのさ」と笑われてしまいました。
4. Caffe corretto(カフェ・コレット)
エスプレッソにお酒が入ったホットドリンクです。お酒の種類や入れる量に決まりがないため、注文すると店員さんから「何のお酒にする?どのくらい入れる」と聞かれ、自分好みのカフェ・コレットを作ることができます。 肌寒い日に強いアルコールの入ったカフェ・コレットをグイッと飲むと体温が一気に急上昇するのでおすすめです。コーヒーにまでお酒を入れる発想がなんもイタリアらしい飲み物だなぁと感じます。
最後に
いかがでしたか?チョコを入れたり、お酒を入れたり、様々な飲み方がある点からも、イタリア人がいかにコーヒー好きなのか分かりますよね。他にもご当地メニューや季節限定メニューなど、とにかく沢山のコーヒーメニューがあるので、是非イタリアのカフェに行ったら探してみてください!