海外送金の強い味方!Wiseのメリットと使い方

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留学先の学校へ授業料の支払いをする際、Wiseを利用する方が増えています。最近よく、「海外送金にはWiseが便利」って聞くけど、どんなサービス?本当に簡単に海外送金できるの?この記事では、海外送金に広く利用されているWiseのメリットや利用時の注意点について、ご紹介します。

海外の学校へ授業料を支払うにはいくつかの方法がありますが、ここでは、最近利用する方が多い海外送金方法「Wise」について解説します。

Wiseってなに?仕組みとメリット

Wise

「Wiseは送金手数料が抑えられる」
「Wiseの海外送金はレートが良い」

海外送金方法を調べた時に、Wiseという言葉を見聞きした方は多いと思います。
一言で言うと、Wiseは世界中の個人・企業から利用されている海外送金サービスです。

「海外送金は手数料が高い、大変、時間が掛かる」
というイメージを持っている方は多いと思いますが、銀行から海外送金するとなると、送金先の国と日本の銀行システムの違い、通貨の違いから、実際にたくさんの手数料が発生します。

送金元の日本の銀行で発生する海外送金手数料
送金元の銀行と着金先の銀行を取り次ぐ中継銀行手数料
着金先の銀行で発生する着金手数料
銀行が設定している高めの為替レートでの送金

これらのデメリットを解消したのが、Wiseです。
Wiseが各国に持っている現地の銀行口座を利用することで、手数料を抑える仕組みになっています。

例えば、日本からアメリカへ送金したい人Aと、アメリカから日本に送金したい人Bが居たとします。AにはWiseが持つ日本の銀行口座へ、BにはWiseが持つアメリカの銀行口座に、それぞれ振り込みをしてもらいます。
そして、Wiseのアメリカ口座からAが希望するアメリカの送金先に送金し、Wiseの日本口座からはBが希望する日本の送金先に送金します。

つまり、Wiseが各国に持っている現地銀行の口座に振り込みをしてもらうことで、国内間の送金で完結できるため、従来の高額な海外送金手数料が不要となる仕組みです。

Wise

もっと詳しくWiseの仕組みを知りたい方は、Wiseのウェブサイトをチェックしてみてください。
●外国送金の仕組みを解説!なぜこんなに手数料が高いの?

送金する前に、今送金した場合の為替レートと手数料を確認できるのも安心ポイントの一つです。銀行から海外送金する場合、手続き同日に初めて為替レートと手数料が分かるので、予想していた金額よりも高くてびっくりする、なんていうこともありません。

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Wiseの使い方、注意点

では、実際にWiseを使って海外送金をしてみましょう。

▼Wiseでの送金手順

①Wiseアカウントを開設する(無料)
②送金情報の入力
③本人確認
④Wiseの日本口座へ入金

基本的にはWiseのウェブサイトの指示に沿って手続きを進めていけば口座開設、送金できますが、いくつか注意点があります。

①Wiseアカウントを開設する(無料)

日本でWiseアカウントを開設するには、マイナンバーが必須です。もしまだマイナンバーを持っていない場合は、マイナンバー登録から始める必要があります。 お住まいの市町村にもよりますが、マイナンバー登録から交付までには1ヶ月前後掛かりますので、その時間も見越して、早めに準備を進めましょう。

②送金金額の情報入力

Wiseのアカウント開設ができたら、いよいよ送金が可能になります。
この時に特に注意してほしいのが、金額の入力です。

  • 通貨…カナダの学校に支払う場合はカナダドル、イギリスの学校に支払う場合はポンドなど、支払い金額の通貨に間違いがないか確認してください。フィリピンの学校に支払うけど、支払い通貨はアメリカドルということもあるので、必ず学校の請求書(Invoice)を確認して、正しい通貨で送金しましょう。
  • 受領額…「受取額」欄に、学校が受け取る金額(=支払いが必要な金額=Invoiceに記載されている金額)を正確に入力してください。

※「送金額」欄には記入しないでください!「送金額」欄にInvoice額を入力すると、そこから手数料などが差し引かれ、学校が受け取る金額が不足します。Invoiceに記載された金額と、学校の受取額が一致するよう、必ずご確認の上お手続きください。

  • 受取人の種類…海外の学校へ支払う場合は、受取人は「法人・団体」を選択します。
  • 受取人の口座情報入力…学校の銀行情報はInvoiceに記載されていますので、間違いのないように入力しましょう。

③本人確認

  • マイナンバーカードでの本人確認が一番スムーズです。
  • 初めてWiseを利用する場合は、本人確認完了通知が来て、次のステップに進めるまでに1~3日程掛かります。この時間も考慮しておきましょう。

④Wiseの日本口座へ入金

期日までにWise指定の日本の口座に振り込みをして、手続き完了です。
問題がなければ、1週間以内にはWiseから受取人への送金が完了します。

Wiseの利用手順をもっと詳しく確認したい方は、 こちら をご確認ください。

まとめ

既にマイナンバーカードを持っている方にとっては、Wiseは、手数料と為替レートを抑えて、すぐに利用することができる海外送金サービスです。1度アカウントを開設すれば、何度でも海外送金できるので、複数回海外送金をする予定がある方には特に便利です。

1回しか海外送金をする予定はない
マイナンバーカードを持っていない

という場合は、他の支払い方法の選択肢がないか、学校へ確認してみるのもおススメです。
flywireやTransferMateなど、学校が推奨する送金プラットフォームがある場合は、そちらも利用しやすいです。

Wiseの送金はスピーディとは言え、海外準備にトラブルはつきものです。マイナンバーカードを持っている場合でも、支払い期限まで1ヶ月以上の余裕を持って、送金手続きを進めましょう。

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