Fico d'india

Fico d'india（フィーコ デ ィンディア）はイタリア語で「インドのいちじく」を意味しますが、実際にはウチワサボテンの実のことです。シチリア州ならではのグルメで、見た目も夏モード全開。

スーパーで買えますが、食べたことのない方は一度イタリア人に調理してもらってから買う方が良いかもしれません。手ごわいトゲさえきちんと処理出来れば、そのまま食べたり、サラダに入れたり、さまざまな楽しみ方ができます。

Panino con panelle

panelle（パネッレ）はひよこ豆をすりつぶして揚げたフリット。これをパンにはさんだものがPanino con panelle（パニーノ コン パネッレ）です。パニーノ（パニーニ）料理はイタリア各地で様々なものがありますが、フリットが挟まれたパニーノはシチリアならでは！特に州都のパレルモでよく見かけます。

Arancino

Arancino（アランチーノ）はいわゆるライスコロッケのこと。サイズや色味がオレンジ（イタリア語でArancia/アランチャ）にそっくりな為、この名前になりました。私たちが普段食べているライスコロッケと比べるとその大きさに圧倒されることでしょう。だいたいおにぎりの1.5倍ほどあります。

Anelletti alla siciliana

Anelletti alla siciliana（アネレッティ アッラ シチリアーナ）はパスタ料理です。Anellettiは「小さな指輪」という意味です。いわゆるリング状のパスタなのですが、これをミートソース等と絡めてオーブンで焼くと一気にシチリア風に！Anellettiパスタ自体はスーパーで売っているので、お土産に買って家で楽しむのも良いかもしれません。見た目も華やかなので、パーティ料理にもおすすめです。

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Falsomagro

Falsomagro（ファルソマグロ）はミートローフ料理。真ん中に茹で卵が入っていたり、お肉がひき肉で無かったりと、土地や家ごとにちょっとずつレシピが違う点も魅力です。筆者はシチリア出身の友達に以前作ってもらったことがあるのですが、なんと1日がかりで作ってくれたそう！見るからに手間暇かかる料理なので、こちらは家でつくるのは難儀。シチリアに行ったら是非食べてみてください。

Pasta alla Norma

Pasta alla Norma（パスタ アッラ ノルマ）はいわゆるナスとトマトのスパゲッティ。「Norma」はこのパスタを生んだカターニャ出身の有名人Vincenzo Bellini(ヴィンチェンツォ・ベッリーニ)の代表作から名付けられました。

シチリアらしさを感じられるのはもちろん、日本人の私たちにとっては「これぞまさにイタリア料理！」といった旅情も感じることが出来るでしょう。

Cannolo

Cannolo（カンノーロ）は日本でもじわじわ浸透しつつあるイタリアスイーツのひとつ。パイプのようにくるっと筒状に巻いたカリカリの小麦生地の中に、クリームがぎっしり詰まっています。

Arancinoと同様、とにかく見た目の大きさにもびっくりさせられる一品。あまりに大きいので、少々食べにくい気がしてしまいますが、中のクリームが固めなので、手づかみで食べても中身がこぼれ落ちる心配はありません。

Brioche con gelato

Brioche con gelato（ブリオッシュ コン ジェラト）はお気に入りのジェラートをブリオッシュパンにはさんでいただくデザート。いまや夏のビーチの定番！冬の北イタリアでも、店によっては食べられるほどの人気グルメとなりましたが、シチリアが発祥の地です。

シチリア人はこれを朝ご飯にする人も多数！ホテルの朝食会場に置いてあることもあります。

まとめ

イタリア最南州のシチリアは、イタリア人たちにとっても、夏を満喫できるスポットとして大人気。日本にもシチリア料理を扱うお店はたくさんあるので、是非ヴァカンス気分を味わいたくなったら、食べてみてください。