マルチに使える「残念」にまつわるフレーズ

１．Purtroppo

最も一般的な「残念ながら･･･」を表す、イタリア語の副詞が「Purtroppo（プルトロッポ）」です。日常会話でもしょっちゅう登場するもので、発音も聞き取りやすいので、まずはこの言葉から覚えるのがおすすめです。マルチに使うことが出来ますが、一つ例文をご紹介します。

例文

• Purtroppo, è vero.（プルトロッポ エ ヴェーロ/残念だけど、本当だよ）

２．Mi dispiace

Purtroppoとほとんど同じ様に使える「残念ながら･･･」を表すイタリア語が「Mi dispiace（ミ ディスピアーチェ）」です。「Mi dispiace.」と、言い切りの形（単体）で使うことも出来、お悔やみの際に「お気の毒に（このたびは残念です）」と言いたい時にも使います。

例文

• Mi dispiace, ma non posso venire.（ミ ディスピアーチェ マ ノン ポッソ ヴェニーレ/残念だけど私は行くことが出来ないよ）
• Mi dispiace.（このたびはお気の毒です）

「不運」にも残念だった時に使うフレーズ

３．Per disgrazia

「不幸にも･･･」「不運なことに･･･」といったニュアンスの「残念ながら」を表すイタリア語が「Per disgrazia（ペル ディスグラツィア）」です。以下のように使います。

例文

• Per disgrazia, mi sono rotto il braccio.（ペル ディスグラツィア ミ ソノ ロット イル ブラッチォ/不幸な事に、私は腕を折ってしまった。）

４．Sfortunatamente

Per disgraziaとほぼ同じように使える「残念ながら･･･」を表すイタリア語が「Sfortunatamente（スフォルトゥナタメンテ）」です。ちなみにこちらもPer disgraziaのように「Per sfortuna,･･･（ペル スフォルトゥーナ）」といってもOK。そしてPer disgraziaも「Disgraziatamente（ディスグラツィアタメンテ）」という言い方をすることも出来ます。

例文

• Sfortunatamente non posso venire con te.（スフォルトゥナタメンテ ノン ポッソ ヴェニーレ コン テ / 残念だけど私は一緒に行くことが出来ないよ）

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がっかりして残念な時に使うフレーズ

５．Tristemente

「悲しい」という意味の形容詞「Triste（トリステ）」が入ったイタリア語が「Tristemente（トリエステメンテ）」です。文字通り、悲しくて残念な時に「Tristemente･･･」と、使います。

６．Una delusione

「落胆」を意味するイタリア語の「Delusione（デルジオーネ）」が入った言葉が「Una delusione（ウナ デルジオーネ）」です。文字通り、がっかりして残念な時に「Una delusione･･･」と、使います。

かわいそうで残念な時に使うフレーズ

７．Povero

「貧しい」や「みすぼらしい」といった意味のイタリア語「Povero（ポヴェロ）」。転じて、哀れで残念といった時に使います。

なお、日本人の感覚では「哀れ」「貧しい」というと、なんだか上から目線のように感じてしまいますが、イタリア人は友人などに対しても以下のように使います。

例文

• Povero Matteo！（ポヴェロ マッテオ/かわいそうなマッテオさん）
• Povera Giulia！（ポヴェラ ジュリア/かわいそうなジュリアさん）

＊女性の場合は「Povera（ポヴェラ）」になります。

まとめ

「残念」にまつわるイタリア語は日常生活の中で、毎日登場します。それぞれ微妙な言葉のニュアンスの違いがありますので、是非耳で聞いて理解を深めていってくださいね。