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イタリア人が日本の学校給食でびっくりする10つのこと
日本の学校給食は世界からも高い評価をされています。美食大国イタリアでも一緒。ここではイタリア人がいったい日本の給食のどのような点に驚くのか、小学校の給食を例にご紹介します。
給食袋って何?
ランドセルの横にぶらさがっている可愛い巾着袋(Sacchetto:サケット)にイタリア人は興味津々。「何が入ってるの?」とよく聞かれるので「お箸とスプーンとフォークだよ。ご飯の匂いが付いちゃうから外にぶら下げてるの」と言うとびっくり!イタリアでは給食のときのカトラリーは家から持参しないため、とても驚かれます。
給食当番って何?
イタリアのニュースなどでも特集されることの多い日本の給食当番制度。イタリア人からすると最も興味深いものの1つだそうです。というのも、イタリアでは昼食は用務員さん(Bidelli:ビデッリ)が、よそってくれるものだから。1年生ですら割烹着を着て給食当番を立派にこなす姿に、いつも大変感心しております。
食べるときもちゃんと御礼を言って素晴らしい!
日本人の礼儀正しい点はイタリア人が都度感心するところですが、給食においても一緒。給食当番に食事をよそってもらった際や食べる前に「給食当番の皆さん、ありがとうございました」「いただきます」食べ終わった後に全員揃って「ごちそうさまでした」としっかり御礼を言っている点に、大変感心しております。
教室で食べるの?
イタリアでは給食を教室で食べる場合もありますが、小学生以上は食堂に行って食べるケースが多いです。1度に全員が入りきらない場合は、交代制にして順番に使います。それゆえ教室の机の上で「いただきます」をしている日本人に、イタリア人は大変驚きます。
全員一緒に食べるの?
実はイタリアの給食は日本のような強制力はありません。いわば大学生の学食やビジネスマンの社食のようなイメージ。給食を食べさせたい家庭の親が事前に給食費を払ったり、食券を買ったりしておいて、その子たちだけ給食の時間になったら食堂に行って食べ、あとの子たちは家に帰って食べたり、お弁当を持ってきたりなど、本当にさまざま。
故に、日本の小学生が「全員」揃って給食を食べている姿にイタリア人は大変驚きます。
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先生も一緒に食べるの?
イタリアでは先生も小学生と同じ空間で机や教団の上で給食を食べることはまずないため、先生が小学生と同じものを食べている姿や、先生が給食をよそってもらう列に並んで生徒から給食をよそってもらっている姿に大変驚きます。
いろんな国の料理が出るんだね!
イタリアの給食もバランスがとれていてとても美味しそう!地方色も豊かで、大変魅力的なのですが、全部イタリア料理!です。それゆえ、月曜日は焼き魚、火曜日はカレー、水曜日はスパゲッティといった、日本の給食の国際色豊かな様子に驚いています。
好き嫌いはいけないんだね?
イタリアの給食には「学び」や「食育」といった意味合いはありません。ゆえに、食べるも自由、残すも自由です。それゆえ、先生の「残さず食べましょうね!」という一言にびっくり。驚かれつつも「素敵なことだね」と、感動されることが多いです。
三角食べって何?
イタリアの給食は(いっぺんに取に行ったり、出されたりするケースもありますが)1つめの料理、2つめの料理、と順番に出されることが多いです。それゆえ、日本人がお盆の中のものを順番に食べるいわゆる「三角食べ」にびっくり!これは大人も一緒で、イタリア人は日本の旅館に行くと、同時にたくさんの料理が出てくるお膳料理や定食料理に、いつも四苦八苦するそうです。
給食の時間短っ!
日本の小学生は給食の際、準備から食事、片づけや掃除までを45分程度でやっていることに驚かれます。というのも、イタリアの食事は大変のんびりとしたものだからです。これは大人になってからも一緒で、イタリア人は会社のランチの時間も1.5時間~2時間近くかけて食べるケースも少なくありません。
筆者も、日本にいるときからのクセで、昼食時に慌ただしくささっと済ませては、いつもイタリア人に笑われています。
まとめ
以上、日本の給食についてイタリア人が驚くことをご紹介しました。学生時代の話は共通の話題として鉄板で盛り上がる話題のひとつ。是非みなさんもイタリア滞在時はイタリア人に、とっておきの給食ネタを提供してあげてくださいね!
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